カザルスはこんな人   

2月3日(金)開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリアにて、カタルーニャから生まれた名歌曲の数々をご紹介する。

言わずと知れたチェロの巨匠パウ・カザルス。平和を祈り、理想を掲げ、強く真っ直ぐに生きた信念の人。あのあまりにも有名な国連でのコンサートをご記憶の方は多いと思う。明日1月20日はアメリカ大統領就任式。もしもカザルスが生きていたら、今の世界に、何を語るのだろう。。。
RTVE制作ドキュメント「Pau Casals y la paz - 2011 (Imprescindibles)」

カザルスは偉大なチェロ奏者であるとともに、指揮者、作曲家でもあった。ピアノの腕前もなかなかだったらしく、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの伴奏をしたライブ録音が残されている。



歌曲作品の中から「Adios…!」を昨年の第25回リサイタルで演奏した。日本初演!嬉しいことに大好評をいただいた。作品に触れると、強靱な精神の持ち主カザルスが、実は、極めてナイーブな、超のつくロマンティストだったことが分かる。強いから弱くもなれる、弱さを知るから強さの意味も分かるのだ、きっと。合唱曲では、モンセラート修道院の聖歌隊に贈られた作品が美しい。
テルトゥーリアをお楽しみにemoticon-0159-music.gif
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日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア 2月3日(金)18時30分開演
会場、お申し込み方法など、詳細はこちら ⇒ 『カタルーニャから生まれた名歌曲』


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# by Megumi_Tani | 2017-01-19 23:32 | スペイン歌曲 | Trackback | Comments(0)

『地中海~Mediterráneo』   

ジョアン・マヌエル・セラの名曲『地中海~Mediterráneo』(1971)。いつかどこかで聴いて以来、ずっと大好きな曲です。

僕は地中海で生まれ、地中海の砂で遊んで育った…
ワインが好き、ギャンブルが好き、船乗りの心をもつ…
死んだら地中海の見える場所で眠りたい…
なぜなら、僕は地中海で生まれたのだから…




FBお友達Mさんからの情報。『地中海』をbvocalがカバーしています。ソフトなア・カペラお見事!


ジョアン・マヌエル・セラって誰?と思われた方、実は彼には、日本でもよく知られた大ヒット曲?があります。『Penélope』
『地中海~Mediterráneo』デュエット版「ジュアン・マヌエル・セラ&ロリータ・フローレス」
これはまた珍しい。ちょっと不思議な音?「ジュアン・マヌエル・セラ&パコ・デ・ルシア」

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でも今、地中海で命を落とす多くの難民たち…。
地中海は昔の地中海ではなくなってしまった…。




2017年1月14日、30人のアーティストとの共演による新バージョンが公開されました。


インタビュー&メイキング・ビデオ


ラララララ……ラララララ……耳の奥でずっと鳴っています。
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# by Megumi_Tani | 2017-01-17 12:04 | スペイン音楽 | Trackback | Comments(0)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレス没後12年   

今日1月15日、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの12回目の命日を迎えた。もう12年?まだ12年?そのどちらでもない。懐かしい思い出は遠い日の記憶のような気がするけれど、彼女の歌はいつも共に在り、力を与えてくれる。生きることは歌うこと。そんなメッセージを、さりげなく、でも力強く、伝えてくれる。 『ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの想い出』
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2月3日開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア『カタルーニャから生まれた名歌曲』 でも、彼女の歌をお楽しみいただきたい。 

69歳のコンサート@サン・クガット修道院


貴重!モンポウを讃えるコンサート
アリシア・デ・ラローチャとともに。二人は同じ年生まれの仲良しでした。


最後の演奏会@リセウ劇場

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# by Megumi_Tani | 2017-01-15 22:33 | スペイン歌曲 | Trackback | Comments(0)

トルドラはこんな人   

2月3日(金)開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリアにて、カタルーニャから生まれた名歌曲の数々をご紹介する。あえて「カタルーニャ」にフォーカスすれば、最も重要な音楽家のひとりがエドアルド・トルドラだろう。バルセロナのリセウ音楽院で学び、バイオリニストとして活躍した後、バルセロナで教鞭をとり、カザルス・オーケストラのコンサートマスターも務めた。作曲家として、バイオリン、オーケストラ等の作品のほか、沢山の歌曲も残している。ファリャの未完の遺作『アトランティダ』を弟子ハルフテルが完成させ、1961年にバルセロナで初演した際、リセウ劇場で指揮したのもトルドラだった。

トルドラの作品は日本ではほとんど知られていない。原因は、おそらく大半の歌詞がカタルーニャ語だからだろう。カスティリャーノ(スペイン語)の作品も多少あるが、トルドラ独特の柔らかく優美な音楽には、私見ながら、カタルーニャ語の方がよく合う。パステル画のような淡い色彩、伸びやかなメロディー、軽やかなリズム…。トルドラの音楽には、地中海の街バルセロナの薫りがする。

ホセ・カレラスが歌う名曲『5月』


こんな小粋な曲も。歌は、グラナドスの愛弟子だったコンチータ・バディア


こちらは、カスティリャーノ(スペイン語)の歌詞による作品


日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア 2月3日(金)18時30分開演
会場、お申し込み方法など、詳細はこちら ⇒ 『カタルーニャから生まれた名歌曲』

バイオリンのための作品

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# by Megumi_Tani | 2017-01-14 23:41 | スペイン歌曲 | Trackback | Comments(0)

モンポウはこんな人   

2月3日(金)開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリアにて、カタルーニャから生まれた名歌曲の数々をご紹介する。カタルーニャ語の歌詞による、という部分も含めて、最も重要で、最も忘れがたい作品は、モンポウ作曲『夢のたたかい』だろうか。どこまでも素直で透明な悲しみ、あたかも空気にとけ込むようなメロディーは、一度耳にすれば忘れられない。音楽は、人、だ。内気で繊細、見えないものをじっと視つめるマエストロ・モンポウの横顔が垣間見える気がする。
『モンポウの歌曲』  『君の上にはただ花ばかり』   『夢のたたかい』

さて、その『夢のたたかい』の珍しい動画を発見しました。プライベート・ビデオとのことで、画質、音質とも悪いですが、歌/ホセ・カレラス、ピアノ/ アリシア・デ・ラローチャ、演奏終了後、舞台袖からなんと!モンポウ本人が登場し、ピアノを演奏しています。小柄なラローチャと並ぶと、モンポウの背の高さがよく分かりますね。それにしても、こんな貴重な録画をアップしてくださる方がよくいらっしゃったものです。 (画面上部の白い文字をクリックして、ご覧になることをお薦めします)



日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア 2月3日(金)18時30分開演
会場、お申し込み方法など、詳細はこちら ⇒ 『カタルーニャから生まれた名歌曲』

モンポウはこんな人

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# by Megumi_Tani | 2017-01-11 00:06 | スペイン歌曲 | Trackback | Comments(0)