蒼いパンフレット
2013年 02月 23日
その道の方が仰るには、これほど深くて鮮やかなブルーを出すのは難しいのだそうだ。
このブルー、「青」ではどこかもの足りない気がする。
漢字は豊かだ。「蒼」もあれば「碧」もある。
青青、蒼蒼、碧碧、いずれも「いかにも青いさま」だそうな。
いかにも青い、とは、言い得て妙。
碧海、碧空、碧雲、碧玉…美しい。でも碧は緑が入ったコバルトブルーの感じ?
蒼海、蒼渓、蒼空、蒼天…こちらだ。
凛とした、それでいてどこか儚い地中海のブルー。
わずかに霞んだ都心の青空。春の訪れが待ち遠しい。