『マッサン』   

NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』が、高視聴率をキープしているらしい。嬉しい、というより、どこかホッとした気分になるのは、やはり地元意識があるからだろうか?!?マッサンとエリーは、今はまだ関西で奮闘中。年明けから、舞台は余市に移る。
『NIKKA Whisky Yoichi Distilleries ~ニッカウィスキー北海道・余市蒸溜所~』
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それにしても、エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスさんの日本語には、ただただ驚嘆させられる。この役のために初めて日本に来て、意味の解らない日本語で台詞を覚え、ヒロインとして芝居をする。これは、もうただごとではない。どんなに、どんなに大変で、どんなに、どんなに努力しているか…。

私自身、「こんにちは・さようなら・ありがとう」程度のスペイン語しか出来ないままバルセロナへ渡り、あちらで悪戦苦闘した経験がある。ハ~イ!と賑やかに通り過ぎる観光客のレベルではなく、何かを為すために外国語をものにすることが、どれほど困難なことか!先日行われた日本外国特派員協会での記者会見で、ご本人がそのあたりの実感を語っていた。「人生は冒険です」ドラマの中で折にふれ、エリーが口にするこの言葉を、シャーロットさん自身が実践中。
『シャーロットさんの記者会見』

中島みゆきの堂々たる歌唱による主題歌『麦の唄』。当初は、さていかがなものか、と思っていた。ところが、テレビで流れているテンポよりも少しゆったりしたバラード調で弾き歌うと、オ~!これはまさに、あの名曲〈時代〉の世界そのもの。エリーの心情を歌っている歌詞が、より普遍性を以って感じられる。

懐かしい人々、懐かしい風景…♪ふと、メキシコの歌『La golondrina~つばめ』が心に浮かぶ。
「空を行くつばめよ、遥かなる故郷に私の想いを届けておくれ」と語りかける、望郷の曲だ。マッサンとの冒険に賭け、それをまっとうしたエリーの人生。でも、きっと、人知れず涙したこともあったに違いない…。

正孝とリタの人生をたどる『ウイスキー浪漫 竹鶴の夢 第二話』
嬉しい偶然!ここにも「浪漫」の文字が!実は私、今年リサイタルの『スペイン浪漫』というタイトルがすっかり気に入っているのです。


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by Megumi_Tani | 2014-11-08 20:10 | 故郷 | Comments(0)

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