鳥の歌@カサマイヤ
2015年 03月 03日
シェフのインタビューにお応えして、スペイン歌曲との出会い、バルセロナでの生活等々をお話した後、バルセロナ市庁舎にある由緒ある百人会議の間で開かれた『日本民謡集出版記念演奏会』での「さくら」の演奏録音をお聴きいただきました。三十年前!の歌声、留学時代のかけがえのない思い出です。
ちなみに、世にも稀なる?私の留学生活にご興味がおありの方は、こちらをどうぞ。
『歌修業日記¡Hola!バルセロナ』
つづいて、「鳥の歌」をア・カペラで。シンプル・イズ・ベスト、と言いますが、「シンプルこそ最も深い」ことを、この歌は教えてくれます。カタルーニャ愛あふれる場で歌う「鳥の歌」は、また格別。この歌にめぐり会えた喜び、バルセロナとご縁があった喜びを、あらためて、しみじみと実感しました。
音楽コーナーの後は、お客様とご一緒して、カタルーニャのワインとシェフが腕をふるったカタルーニャ料理の数々を堪能しました。幸せ!
たった二曲のカタルーニャ民謡、それも伴奏無しでの演奏でしたが、皆様、カタルーニャの歌の世界に驚き、大いなる興味を示してくださったのは嬉しいことでした。これを機に、カタルーニャ音楽独自の魅力にどんどん触れていただければ、、、と思います。
宴の後、帰り道は雨も上がり、心地よい夜がいっぱいに広がっていました。
とあるファンの方が、ずい分遠方から、お友達と一緒に来てくださいました。帰り際にそっと渡されたメッセージを見ると、、、。
こちらこそ、ありがとうございます。いい歌を歌いたいと、心から願う一瞬です。