ピアニスト浦壁信二さんご紹介   

9月19日(祝)開催、第25回リサイタル『スペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ』共演ピアニストは、浦壁信二さん。早いもので、浦壁さんとのコンビも5回目になる。

確固たるテクニック、深く柔らかい音色、繊細なタッチ等々、ピアニストとして一流の腕前はもちろん、共演者としての感性~作曲者の意図、ソリストの意思をキャッチし、共に音楽を創る~が素晴らしい。これだけ弾ける人なのに、どうだ!的な感性がない。いつも自然体。飄々としている。それでいて、ソリストを察し、しっかり支えてくれる。共演した多くの音楽家から信頼を集めていることも、なるほど、だ。『浦壁信二インタビュー』

オペラ研究家、岸純信先生が、2013年開催第22回リサイタル『愛しのバルセロナ』への批評の中で、彼のピアノに触れてくださった。

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第22回谷めぐみソプラノリサイタル≪愛しのバルセロナ≫評                              『音楽の友』2013年8月号より抜粋
極上の歌声に浸った一日。前半での〈五月〉(トルドラ)の透明感ある響き、歌曲集《夢のたたかい》(モンポウ)での言葉の繊細な扱い、カザルスの〈鳥の歌〉(コール・シャンティーとの共演)での抑えた憂色の美学、ガルシア・モランテ編のカタルーニャ民謡で醸し出された哀感ある抒情性などどれも特筆すべきもの。グラナドス〈内気なマホ〉でのコケティッシュな表現力、〈ゴンドラの舟歌〉(アルベニス)の優美さ、モンサルバージェ〈黒人の子守歌〉での声の精妙な絞り方など傑出。浦壁信二のピアノも粒揃いのタッチが光り、〈パーニョ・ムルシアーノ〉(ニン)の飄々とした感など印象に深い。 (6月1日 Hakuju Hall)
                                      岸 純信
                           (『音楽の友』編集部の了解を得て掲載)

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本番の成否の鍵は、ある意味、共演者が握っている。歌い手は、乗せられれば、百万倍上手に歌います(笑)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレスと師マヌエル・ガルシア・モランテのコンビが無言のうちに教えてくれた、伴奏、ではなく、共演の心、共演の舞台。今年も静かにチャレンジしてみたい。

第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
ご来聴をお待ちしています060.gif

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by Megumi_Tani | 2016-08-03 12:37 | リサイタル | Comments(0)

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