カテゴリ:思い&想い( 41 )   

渋谷駅とスーツケース   

午後のJR渋谷駅。ホームへの階段を三段ぐらい上ったところで、外国人旅行者と思しき女性が途方に暮れている。スーツケースが重くて、持って階段を上がれないのだ。いわゆる爆買いオーラは感じられない。いかにも素朴に困り果てている様子。エスカレーターもエレベーターも近くには無い。とにかくその階段を上るしかないのだ。思わず、助っ人を買って出た。私も大きなトートバッグを抱えていたが、それでも片手は空いている。一人より二人の方がマシだろう、と。ところが、このスーツケースが予想以上に重い。お腹にグッと力を入れて、二人で持ち上げる。ちょっと頭クラクラ。それでも何とか三、四段上ったところへ、横からサッと誰かが現れた。見ると、スーツ姿のダンディな外国人のおじ様だ。重いスーツケースをあっという間に一人で持ち上げ、階段を上り、ホームまで運んでくれた。「○△×~○△×~」何語かさっぱり分からないけれど、たぶん「ありがとう」らしき言葉を彼女が繰り返すうちに、ダンディおじ様は、もうさっさとホームの先へ向かっている。Thank you~~!! 遠ざかる背中に慌てて叫ぶと、ふり向き、ニッコリ笑って手を振った。


「渋谷駅とスーツケース」には、忘れられない思い出がある。スペイン留学を終えて帰国した時のことだ。まず、成田に着くと、私のスーツケースが消え失せていた(後日、モスクワの空港に放られていたことが判明)。一週間後、運よく、誠に運よく成田に届いた、今日の彼女に負けず劣らず重いスーツケースを引きずり、渋谷にたどり着いた。渋谷駅での移動、階段である。重い、とにかく重い。中には大切な楽譜が入っているのだ。一段持ち上げてはふぅ~、また一段持ち上げてはふぅ~という具合。それにしても…。まぁ見事なほど誰も助けてくれない。チラッと一瞥して通り過ぎる人は何人もいたが、皆、見なかったことにして?通り過ぎてしまう。スペインでは考えられないことだった。イヤ味な外国かぶれになる気は毛頭ないが、それでも、あぁここは日本よ…と、ちょっぴり情けない気がしたものだ。


今日の渋谷駅。広い階段には、もちろん大勢の人、人、人…。元気そうな、少なくとも私より力がありそうな若者も沢山、沢山いた。しかし、あの困り果てている外国人女性に手を貸そうとする人はいなかったし、必死な彼女と私を助けてくれたのは、外国人のおじ様だった。なんだかなぁ。。。


東京オリンピックに向けて、ボランティアをしましょう、とか、外国語を学びましょう、とか、声高らかに色々呼びかけられているけれど、日常の、ごく普通の場での相手への共感、気働きこそ、コミュニケーションの基本のキでは?

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by Megumi_Tani | 2017-05-16 22:19 | 思い&想い | Comments(0)

六年目の3・11   

昨年の3月11日は何をしていたか?一昨年の3月11日は何をしていたか?ちっとも思い出せないのに、六年前の3月11日、出先で何が起き、どこを彷徨い、どうやって家にたどり着いたか、克明に覚えている。忘れてはいけない、風化させてはいけない、と、さかんに呼びかけられているが、私個人の気持ちを言えば、とても忘れることなどできない。東京に住む者でさえこの有様だ。まして被災地の方々は…と思うと、言葉が見つからない。時間の経過とともに諸課題が複雑化し、あれこれ語ることが難しくなっているような気がする。復興を、ただただ祈りたい。

Yahoo! JAPANが、こんなサイトを立ち上げています。
クリックが支援になります。3月11日23時59分まで。
3.11 応援企画『3.11、検索は応援になる。』
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東日本大震災復興支援『いい音楽、届けようプロジェクト』
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2011年4月、外国人演奏家の来日キャンセルが相次ぐなか、ドミンゴが約束通りやって来てくれた。彼の温かいメッセージと、アンコールの「ふるさと」、忘れられない。
このブログで何度もご紹介しましたが、六年目の今日再び。


そして、もう一人。4月に来日してくれたフェリシティー・ロット。静かな祈りです。

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by Megumi_Tani | 2017-03-11 19:51 | 思い&想い | Comments(0)

熊本地震から一週間   

熊本で大きな地震が起きて、今日でちょうど一週間が過ぎた。東に、南に、震源が移動し、震度7を筆頭に、震度1以上の地震が700回を越えている。想像を絶する状況に言葉が見つからない。

東京では、私を含めて、東日本大震災の記憶が蘇った人が多い。あの時に学んだ様々な教訓を胸に、静かに黙って祈りたい。
【随時更新】熊本支援、私たちにできることは
熊本地震で、善意が「第二の災害」を引き起こさないために

これがきっかけで東北に目が向けられなくなることを懸念している。ささやかでも変わらぬ継続が
大切だと思う。『復興デパートメント

時を同じくして、エクアドルでも大地震が起きた。『エクアドル地震、死者272人に

世界中の平穏を祈らずにいられない。
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by Megumi_Tani | 2016-04-21 21:35 | 思い&想い | Comments(0)

3月11日金曜日   

3月11日。5年前の今日も金曜日だった。乗っていた電車が突然大きな衝撃を受け、ゴンドラのように揺れた。寒風吹きすさむタクシー乗り場での長い列、諦めて乗ったバスは行き先も定かではない。やがて大渋滞に巻き込まれ、バスは見知らぬ街の見知らぬ道で立ち往生した。為すすべもなく窓の外を見ると、両側の歩道を、おびただしい数の人が、あたかも隊列を組んだかのように、整然と、黙々と歩いている。街灯のオレンジ色の光に照らし出されたあの異様な光景は忘れられない。人に尋ねてバスを乗り継ぎ、乗り継ぎ、最後は隣町から歩き、夜9時30分頃、やっと住む町にたどり着いた。自宅近くのコンビニに寄ると、食べ物が無い…奇異。自宅でテレビをつけて、はじめて大震災と知った。

その後に起きた様々なこと。繰り返す余震の恐怖、悪夢の計画停電、消えた食料、乾電池、トイレット・ペーパー…。町の水から放射能が検出され自販機の前にできた長蛇の列、僅かに入荷したお米や懐中電灯に群がる人々…。「皆さん、物資は明日も届く予定です。今必要なのは、懐中電灯でも乾電池でもなく、お一人お一人の落ち着いた行動です!」ホームセンターのおじさんが声を枯らして叫んでいた。恐怖、悲しみ、怒り、不安、不信、デマ、無関心…。目に見えるもの、見えないもの、両方の大いなる何かがガラガラと音を立てて崩れていく感覚を覚えた。初めての経験だった。そして、更にその後に起きたこと、起きていることに、どうしようもないやり切れなさを感じ続けている。東京在住の私でさえこうだ。ましてや…。

風化など、ありえない。5年目の今日、ささやかな祈りを、あらためて、心から、捧げたい。


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by Megumi_Tani | 2016-03-11 01:42 | 思い&想い | Comments(0)

哀悼   

とある方とのお別れに寄せて


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by Megumi_Tani | 2015-09-20 00:39 | 思い&想い | Comments(0)

1985年、夏   

今年の夏は本当に暑い。今月初め、東京の最高気温が37.7℃だった日は参った。普段はありえないほど汗をかき、喉が渇くので、出先で水やお茶を飲み続け、夜にはお腹が水疲れ?して、何も食べる気がしない。わたしゃ道産子よ~(^^;;

話は飛躍するが、こうなると、どうにも2020年の東京オリンピックが気にかかる。気温35℃で、アスファルトの路面温度は55~60℃にもなるという。そんな場所を42.195キロも走ったり、競歩のようにひたすら道に貼りつくように歩いたりして、大丈夫なのだろうか?沿道で応援する人達はどうなる?舗装技術を工夫し、各所でミストを施しても、天然のお日様には敵わないだろう。自然のパワーを忘れていないか??炎天下、もしも何かあったらどうするのだろう…。

炎天下、といえば、今度は話が30年前に遡る。1985年7月7日、東京はカンカン照りの晴天だった。何故そんなことを覚えているか、というと、私がスペインから帰って来たのがこの日、つまり30年前の7月7日だったからだ。それだけなら別にどうということもないのだが、成田に着いてみると、バルセロナで出発時に預けたスーツケースが無くなっていた。まだベルリンの壁が崩壊する前の話だ。「モスクワ空港に荷物が残っていれば届くかもしれませんが、保証はできません。もしも東欧圏に行ってしまっていたら諦めてください」と、カウンターで冷たく言われ、呆然とした。

演奏家にとって楽譜は宝物だ。スペインで手に入れた楽譜すべてを抱えて帰りたかったけれど、まさか全部手荷物というわけにはいかず、絶対に無くなってほしくない楽譜だけをスーツケースに詰め、他は祈るような気持ちで船便で送った。その「絶対に無くなってほしくない楽譜」を入れたスーツケースが無くなっている。しかも出て来るかどうかも分からない。マエストロ・モンポウにサインしてもらった『夢のたたかい』、グラナドスの末娘、ナタリアさんにサインしてもらった『昔風の粋な歌曲集』、ガルシア・モランテ先生が感謝のメッセージを書き込んでくれた『カタルーニャ民謡集』etc。あの掛け替えのない楽譜が出て来なかったら…。

Tシャツにジーンズ。機内持ち込みのショルダーバッグひとつで炎天下の東京に放り出された私は、右も左もよく分からずヨロヨロ、ウロウロ。ショックで頭がボーっとしていた。真っ青な夏空、太陽がジリジリと照りつけ、とにかく暑かった。(それでも今より気温は低かったに違いない)

ビジネスホテルで待機すること一週間。空港から連絡が入った。スーツケースが出て来たという。即、成田まで受け取りに行った。案の定、中は開けられていたが、中身は無事だった。(まぁ音楽家以外の人にとって楽譜は何の価値もない)。私を含めて20人分の荷物がモスクワ空港の隅っこに放られていたそうだ。

やっと帰って来たスーツケースを大事に抱えて北海道の実家に帰った。お盆明けには東京へ、と、準備をしているさなかの8月12日夕方、日航ジャンボ機墜落事故が起きた。速報で流れたカタカナの乗客名簿の中に大阪の知人と同じ名前を見つけ、背筋に冷たいものが走った。

以来、7月7日と8月12日は、夏の忘れられない日付になった。今年の7月7日は鈍い曇り空。催涙雨~織姫と彦星が流す涙の雨~が降りしきっていた。そして今日、8月12日。御巣鷹山のニュースに、あらためて30年の年月を思う。

谷めぐみ30周年記念リサイタル《スペイン わが心の歌》
2015年10月17日(土)午後2時開演@Hakuju Hall
プログラム詳細、チケットご購入はこちら ⇒ 《谷めぐみの部屋》

ご来聴をお待ちしています060.gif

1985年の聖家族教会
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by Megumi_Tani | 2015-08-12 21:46 | 思い&想い | Comments(0)

あの日あの時   

4年前の3月11日。
あの日も寒かった。仕事から帰る電車が大きく揺れ、知らない町のバスを乗り継ぎ、乗り継ぎ、最後は歩いてやっと家にたどり着いた。吹きすさぶ寒風、大渋滞でまったく動かないバス、オレンジ色の街灯の下、道の両側を黙々と歩く長い長い人の列、駅から締め出された人でごった返すロータリー、何か食べるものを、と、寄った近くのコンビニのからっぽの棚…。帰宅してテレビをつけて、初めて、東北で何が起きたかを知った。

その後は、大混乱だった。スーパーから生鮮食品が消え、やがてヨーグルトもカップ麺も消えた。乾電池もトイレットペーパーも無くなった。水から放射能が検出された時には、自販機の前に長い列が出来た。止まぬ余震、そして、計画停電。日が過ぎるうちに、テレビの映像を見られなくなった。そして、遠く離れた地に住む人のちょっとしたひと言にひどく傷ついた。小さいけれど深いその傷は、今でも胸の奥に刺さっている。

東京に住む者でさえ、こうなのだ。ましてや、被災地の方々は…。年月とともに複雑化する問題、特に、心の問題が気にかかる。

出来ることはあまりにも小さい。でも、どこまでも心を寄せて、黙って祈り続けたい。
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by Megumi_Tani | 2015-03-11 23:21 | 思い&想い | Comments(0)

祈りつづける   

今日の午後2時40分過ぎ、私は地下鉄・大江戸線に乗っていた。「午後2時46分から地下鉄全線で訓練を行います」というアナウンスが何度も繰り返されている。電車が止まる…?三年前の記憶が心をよぎった。あの時、私は郊外の町の電車に乗っていたのだ…。そろそろ2時46分という頃、駅についた。誰もがそそくさと電車を降り、足早にエスカレーターに向かう。大江戸線は深い。いくら「安全です」と言われても、この暗い穴の底で揺れたら、さぞかし気味が悪いだろう。

三年目の3・11。昨年よりも、一昨年よりも、心にずっしりと重いものを感じているのは、私だけだろうか?被災地の現状に関する様々な報道に触れると、その困難さに、言葉が見つからない。忘れる?忘れられるはずがない。祈ろう。祈りつづけよう。あらためて、心に誓う。

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東日本大震災の後、世界各地で祈りが捧げられました。
スペイン南部の町、コリア・デル・リオの「ハポンさん」


ハポンとはJapón、つまり日本、のことです。
ハポンさん…?誰?何?と思われた方、歴史は400年前に遡ります。『日西交流400周年
日西交流400周年ブームのずっと前に、慶長遣欧使節団ととコリア・デル・リオの人々との歴史を、現地に乗り込んで調べた女性がいました。
『Japónさんと支倉さん~日本とスペイン400年の時と海を越えた出会い』

「私の苗字はハポン!」「私のおじいちゃんも、おばあちゃんもハポンよ!」


1613年9月15日、慶長遣欧使節団を乗せた船、サン・フアン・バウティスタ号が、月の浦(現在の宮城県石巻市)を出港しました。 『宮城県慶長使節船ミュージアム サン・フアン館』には、サン・フアン・バウティスタ号の復元船が係留展示されています。東日本大震災の影響で休館していましたが、2013年秋、再開館にこぎつけました。祝!
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by Megumi_Tani | 2014-03-11 22:08 | 思い&想い | Comments(0)

サムライ・ブルー   

海外で活躍するサッカー日本代表の三人、川島永嗣、長谷部誠、内田篤人が、Eテレミュージック・ポートレイトで想いを語っていた。大震災後の試合で、川島選手がスタンドから飛ばされた野次「カワシマフクシマ」に抗議したこと、長谷部選手が監督との軋轢から長い間試合出場が叶わず苦しんだこと、本番直前に日本代表から外された時に流行っていた曲を「今でも聞きたくない」と憮然とした表情で呟く内田選手…。いずれ劣らぬ人気、実力を兼ね備えた彼らだが、海外のチームに飛び込み、孤独の中で、自らと戦い、周囲と戦い、ひたすらサッカーを追求し続ける。真摯な姿が素晴らしい。望まない孤独はつらいものだが、海外で感じる孤独は、また格別だ。彼らの言葉の端々に深い深い実感がにじむ。それでも逃げない。それでも止めない。それでも諦めない。それでも、それでも、と、自分と向き合い、模索し、前へ進み続ける。

ちょうど同じ日、イチロー選手が日米通算4000本安打を達成した。彼が、どんな想いで、どんなことに耐え、どんなことを積み上げて来たか、誰にも分からない。いや彼は、分かってもらおうなどと思っていないだろう。いつだって戦う相手は自分。ただ真っ直ぐに前を見据え、緻密に、ひたすらに、前進し続けるのだ。

番組出演の三人のほかにも、ヨーロッパで活躍する日本人サッカー選手がいる。誰かの誕生日には集まってカラオケへ行くそうな。こうなるとヨーロッパに国境はない。「日本人だ!と感じる曲はなんですか?」の問いに「川の流れのように」と来た。ふむふむ、というか、意外というか…。「外国にいると、自分=日本人、と判断されるので、責任を感じる」「あ、それ、俺も同じ」などという会話もあった。同感。

「人々の記憶に残る選手になりたい」と語るサムライ・ブルーの若武者たち。さわやかだ。
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by Megumi_Tani | 2013-08-24 01:02 | 思い&想い | Comments(0)

見えないシナリオ   

今年がパウ・カザルス没後40年記念の年であることは、先日のリサイタルでも、このブログでも、何度もご紹介してきた。ところが、不覚にも、もう一人スペインに同じ没後40年を迎えた巨匠がいることに気付かなかった。あの!パブロ・ピカソだ。

多様な作品と、その膨大な作品の数に負けない風聞・醜聞に彩られた画家、ピカソ。マラガの生まれだが、十代後半の一時期をバルセロナで過ごした。ゴシック地区にはピカソ美術館がある。渋谷パルコでは、ただ今『ピカソ愛と芸術の版画展』開催中。東京は8月19日まで。その後、仙台、名古屋、札幌も回る。

北海道の思いがけない場所にもピカソの作品がある。荒井記念美術館。以前、夏休みに帰省した折に立ち寄った。道の看板を頼りにうっそうとした山道を車でたどっていくと、突然、お洒落な建物が現れる。とても素敵な空間だ。

カザルスは1973年4月8日満91歳で、ピカソは同じ1973年10月22日満97歳を目前にして亡くなっている。まったく違う世界を違う形で生きた二人だけれど、己の芸術をそのまま己の人生とし、どこまでも女性を愛し、長寿をまっとうした点は共通している。この世を生きるとは?生をまっとうするとは?二人に、ふと、シンボリックな共時性、を感じる。

色鮮やかな記憶がある。ずい分前、マリア・カラスのビデオを自宅で見ていたときのこと。私は元々はカラスの声が苦手だったが、ある時たまたま買ったLPレコード(!)でトゥーランドットのリュウのアリアを聴いて、目から鱗が落ちた。凄いものは凄い、そう思うようになったのだ。その日見ていたビデオは古いモノクロの映像だったが、カラスの美しさとエキセントリックな声は圧倒的だった。そして同時に、どこか破滅的な痛々しさがあった。あぁ、こういう人は長くは生きられないのだなぁ…。強く美しく咲いて、次の瞬間、パッとこの世から消えてしまうのだなぁ…。ビデオが終わると、思わず深いため息が出た。気がつかないうちに部屋が真っ暗になっている。何気なくテレビのスイッチを入れた。ちょうど夜7時の時報。そして、いきなり、ダイアナ妃事故死のニュースが飛び込んで来た。体が震えた。ここにも、強く美しく咲いて、次の瞬間、パッと消えた人がいる。どこかよく似たシナリオを生きた二人…。『大輪の華』 

なにも巨匠やDivaやお妃様ばかりじゃない。私たち一人一人が、上演時間も、終幕も知らされないまま、懸命に各々の舞台を生きている。

見えないシナリオ…。書いているのは、誰?
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荒井記念美術館で買ったスカーフです。かなり古ぼけましたが、広げると色彩が楽しい。
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by Megumi_Tani | 2013-08-03 01:10 | 思い&想い | Comments(0)