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あちらを立てればこちらが立たず…   

先日開店したラーメン店、「オープン記念!一杯100円」の三日間が過ぎると、路上の長い列は無くなった。それでも、夜、仕事帰りにガラス張りの店内をのぞいてみると、カウンターは満員、後ろに数人が並んで待っている。黒っぽい内装がちょっとお洒落な感じ。一度食べに行った、という近所のお兄ちゃんに聞くと、味は「まぁ普通」だそうな。

それより気になることがある。その店の三軒ほど先に、昔からの地元のラーメン屋さんがあるのだ。私が夜に通る時はいつももう営業終了しているので、その存在を忘れていた(ゴメンなさい)。いかにも“食堂”という店構えが、ほのぼのと懐かしい。

土曜日午後6時頃。新顔さんの方はカウンター満席、5人待ち。そして老舗さんの方は…客がいない。白いテーブルクロスが妙に目だって見えた。ウ~ン。

この展開、あまり見たくなくなってきた。美味しければ行きます!なんて、気軽に言えない、というか、言いたくない、というか…。あの場所、どうしてラーメン屋が入ったのかなぁ。
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by Megumi_Tani | 2010-03-29 08:55 | エトセトラ | Comments(0)

ラーメン、素麺、フィデワ   

仕事帰りの夜道、駅前商店街の一角に行列が出来ていた。暗闇に黒く長々と浮かぶ人のシルエット、その先にあるのは、本日開店のラーメン屋だ。「オープン記念!三日間限定!一杯100円!」2時間待ちらしいが、寒空の下、皆さん、根気よく並んでいる。向かいの病院の看護婦さんが「今日は朝からずっと、患者さんに、病状の説明ではなく、あの列の説明をしていました」と笑っていた。

この場所、駅からの距離が中途半端なのか、店が長続きしない。うどん屋、タイ料理屋、雑貨屋、ベトナム料理屋…今まで、何軒変わっただろう。新しいラーメン屋は、通にはよく知られた店だそうな。今度は大丈夫か…。

子どもの頃はラーメンをよく食べた。京都へ行ってからは、素麺が主流。暑い夏、青シソやミョウガを添えてあっさりといただくのが美味。スペイン、カタルーニャ地方には「フィデワ」がある。極細のパスタを魚貝のスープで煮込んだこの料理、まさに、スペイン風煮麺(にゅうめん)の趣きである。お米のパエリャよりも喉ごしがよく、つい食べ過ぎてしまう。

しかるべき店で食べると、本当に美味しい。麺&スープ&具材の絶妙のバランス!私は赤ワインを飲みながら食べるのが好きだ。しかし、メニューにないお店が多い。某日某所、世にも不味い代物に遭遇したこともある。「フィデワは当店自慢のメニューです。ウチのシェフはバルセロナ出身ですから」なんて、いかにもアルバイト風のお兄ちゃんが威張っているのには、呆れた。

飲食店は味が命 V(^o^)V 美味しければ、行きます!
ちょっと不安な場所だけど、新顔ラーメン屋さん、頑張って!
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by Megumi_Tani | 2010-03-21 08:54 | エトセトラ | Comments(0)

ブログ衣替え   

ようやく春の気配。憎いスギ花粉も飛んでいる。世の衣替えに先立ち、ブログのデザインを一新した。このデザインに落ち着く前に、ひと晩だけ、真っ赤なチューリップの花束が画面にあふれていた。ご覧になった方はいらっしゃるだろうか?

思うところあっての衣替えである。この、思うところ、という言葉はいい。含蓄に富む。心弾むことも、怒り心頭に達することも、思うところ、である。そういえば、近くのファッションビルも、仕事先の駅ビルも、近日リニューアルオープンだ。装いも新たに、始まりの春を期して…。
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by Megumi_Tani | 2010-03-15 10:51 | エトセトラ | Comments(2)

生誕◆◆年 没後△△年   

2009年は、スペインの作曲家アルベニス(1860~1909)の没後百周年だった。幼少の頃からピアノの才能を発揮した彼は、なんと!4歳で初リサイタルを開催。その後も、名ピアニストとして、スペインのみならずラテンアメリカ諸国、ヨーロッパ各地で名をはせた。ご当人がピアノの名手なのだから当然といえば当然だが、アルベニスが残した作品は圧倒的にピアノ曲が多い。オペラ、歌曲作品もあるものの、その数はわずか。日本でよく知られている「グラナダ」はオリジナルのピアノ曲に後年歌詞が付けられたものだ。

2010年はショパン(1810~1849)生誕二百周年である。ショパンといえば、言わずと知れた「ピアノの詩人」。ピアノを習う者は、いつの日か彼の曲を華麗に奏でるのが夢だろう。ショパンが残した作品は、ほとんどがピアノ曲である。その傾向はアルベニスより著しい。やはりピアノのスーパースターは、己が知り尽くした楽器、己を最も光り輝かせてくれる楽器「ピアノ」の曲を書きたくなる、いや、書いてしまうのか。

6月29日、ショパン生誕二百年にまつわる一日講座が開かれる。
会場はNHK文化センター八王子教室。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_547543.html

当日歌うショパンの歌曲、あの詩的でロマンチックなピアノ曲からは想像もつかない素朴な味わいである。愛と別れ、悦びと哀しみ…ピアノの世界で情念の昇華に疲れた彼が、ふと息抜きに鼻歌まじりで書いたのかな、と思わず想像してしまう。上記「グラナダ」同様、ピアノ曲に歌詞が付けられた「別れの曲」は切なく美しい。ほかに、グノー、カッチーニの「アヴェ・マリア」、ヘンデル「私を泣かせてください」、シューベルト「セレナーデ」etc。締めは、もちろんスペイン!「わが心のアランフェス」そして「ラ・パロマ」。ショパンにあやかり、身近なクラシックをお楽しみいただこう、という企画だ。

ところで、昨年は「ラ・パロマ」の作曲者イラディエール(1809~1865)の生誕二百周年でもあった。この生誕◆◆年、没後△△年というのは苦手だ。誰かのお姉さんの旦那さんの従兄弟の娘が働いている会社の上司の奥さんが実は隣りのご主人の同級生で…みたいな感じで、頭がゴチャゴチャになる。が、気を取り直して、今日の三人をよ~く見ると、イラディエールが生まれた次の年にショパンが生まれ、アルベニスが5歳の時にイラディエールが天に召されたことになる。なるほど…。
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by Megumi_Tani | 2010-03-11 08:09 | リサイタル | Comments(2)

ピアノ(も)楽しい♪   

生徒さんのミニ・コンサートでは12組、24曲の伴奏をした。楽譜通りでは歌いにくい曲、そもそも伴奏譜など存在しないラテンの曲等々を、適当にアレンジして弾く。ひたすら工夫、練習である。

ピアノを弾くのは嫌いではない。大学時代、素敵なおばあちゃま教授先生がピアノの楽しさを教えてくれた。スペイン音楽に出逢ってからは、アルベニスの「タンゴ」「アストゥリアス」、グラナドスの「アンダルーサ」「オリエンタル」etcを、いい気分で弾くようになった。

しかし伴奏は、いい気分だけではすまない。伴奏次第で歌の出来は良くも悪くもなる。自分が歌う時にそれを痛感しているから、伴奏をする時は、生徒さんが出来るだけ歌いやすように弾いてあげたいと思う。練習しても練習しても、悲しいかな、本番では必ず音をはずす場面がある(ゴメン)。それでも中には、レッスン通り、あるいはそれ以上に、演奏が上手くいくことがある。やったね!と、皆で思わずニンマリ。ガッツポーズをしたくなる。

本番翌日はドッと疲れて寝込んだ。やっぱり大変。
結論:歌は楽しい♪ ピアノ(も)楽しい♪
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by Megumi_Tani | 2010-03-04 09:15 | エトセトラ | Comments(0)