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健さん、最後のCM   

このブログでもお馴染み、『今日は栗の日?カボチャの日?』   『美味しいコンサート Vol.2』
吉祥寺ドス・ガトスの高森シェフが「ソパ・デ・アホ」のレシピを公開してくれました。 スペイン語で「アホ」はニンニク、「ソパ」はスープ。つまり、ソパ・デ・アホは、「ニンニクのスープ」です。これからの季節、身も心もほっこり温まります。お料理上手の方、ぜひ!お試しください。
レシピは、こちら ⇒ 『ドス・ガトスのブログ』 

急な訃報に、日本中が驚いた高倉健さん。最後になったお仕事は健康食品ニンニクのCMだったそうです。 『健康家族ニンニク物語』

「不器用でも信頼の置ける会社」という会社の企業理念に共感した健さんが出演を快諾。BGMには、健さんがフアンでもある同郷の井上陽水「少年時代」を採用s、夢のコラボが実現した、とのこと。 『「不器用」に共感した高倉健さん』

このCMの撮影中も体調が悪い様子は一切見せなかったけれど、その後、腰痛が限界に達して入院…という記事を、どこかで読みました。本当に最後の最後まで、男気あふれるカッコいい健さんでした。粋ないなせな etc..スペインのマホを形容する言葉が心をよぎります。

今日23日夜9時からNHKで特番があり。『NHKスペシャル~高倉健という生き方』

こちらは、あの伝説の映画です。ラストシーンはあまりにも有名なので、予告編をどうぞ。
懐かしい渥美清さんも登場します。
『幸せの黄色いハンカチ予告編1』 左上の白文字クリック ⇒ フル画面

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by Megumi_Tani | 2014-11-23 12:43 | エトセトラ | Comments(0)

教養講座『スペインの民主化を振り返る』   

日西翻訳通訳研究塾で開講されている教養講座『スペインの民主化を振り返る』の第3回講義に出席しました。9月から講座は始まっていましたが、リサイタル前後はまったく身動きが取れず、第3回目の昨日、やっと出席が叶いました。ご講義くださるのは、塾頭・碇順治先生。多数のご著書を出されている、この分野のエキスパートです。

2014年は、スペインが歩んできた民主化の道のりにおける大きな節目の年でした。3月に民主化の立役者、アドルフォ・スアレスが死去、そして6月には、ホアン・カルロス一世が突然、退位を発表しました。在位39年目という中途半端な区切りが、なぜ今?の疑問を誘い、サプライズ度をさらにアップしていました。『abdicación~退位 』

スペインを「王国」とし、ホアン・カルロス一世を自らの後継者「国王」に決めたのは、「国家元首」のフランコでした。結果的に、この決定があったおかげで、フランコの死後、スペインは稀有なる民主化の道を歩むことが出来たのです。しかしこれは、よく考えてみると、解らないことだらけです。なぜフランコは、そのような決定をしたのでしょう?そもそもフランコとは何者だったのでしょう?その支配の時代に至る過程と終焉、続くフアン・カルロス一世、スアレス率いるドラマチックかつスリリングな民主化の時代、そして現在…。歴史を遡り、民主化の過程を詳細にたどり、「不思議な国」スペインを理解しよう!そんな講座です。

堅苦しい講座ではありません。塾頭先生がユーモアたっぷりに語ってくださいます。途中からの受講、在宅での受講も可能です。ご興味がおありの方、ぜひお問い合わせください。
教養講座『スペインの民主化を振り返る』

ホアン・カルロス一世を後継者に指名


節目の年といえば、今年2月には、パコ・デ・ルシアも風のように消えてしまいました。
『魂の絵を描く~パコ・デ・ルシア』
そして今日は、高倉健さんの訃報が…。合掌。
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by Megumi_Tani | 2014-11-19 00:55 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

『マッサン』   

NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』が、高視聴率をキープしているらしい。嬉しい、というより、どこかホッとした気分になるのは、やはり地元意識があるからだろうか?!?マッサンとエリーは、今はまだ関西で奮闘中。年明けから、舞台は余市に移る。
NHK『余市での出演者会見』
『NIKKA Whisky Yoichi Distilleries ~ニッカウィスキー北海道・余市蒸溜所~』
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それにしても、エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスさんの「日本語」には、ただただ驚嘆させられる。この役のために初めて日本に来て、意味の解らない日本語で台詞を覚え、芝居をする。これは、もうただごとではない。どんなに、どんなに大変で、どんなに、どんなに努力しているか…。
私自身、「こんにちは・さようなら・ありがとう」程度のスペイン語しか出来ないままバルセロナへ渡り、あちらで悪戦苦闘した経験がある。ハ~イ!と賑やかに通り過ぎる観光客のレベルではなく、何かを為すために外国語をものにすることが、どれほど困難なことか!先日行われた日本外国特派員協会での記者会見で、ご本人がそのあたりの実感を語っていた。「人生は冒険です」ドラマの中で折にふれ、エリーが口にするこの言葉を、シャーロットさん自身が実践中。
『シャーロットさんの記者会見』

中島みゆきの堂々たる歌唱による主題歌『麦の唄』…。当初は、さて、いかがなものか、と思っていた。ところが、テレビで流れているテンポよりも少しゆったりしたバラード調で弾き歌うと、オ~~!これはまさに、あの名曲「時代」の世界そのもの。エリーの心情を歌っている歌詞が、より普遍性を以って感じられる。と、思っていたら、こんなコラムを書かれている方がいた。
『天才・中島みゆきから最強の主題歌を得た朝ドラ『マッサン』はどこまで支持を伸ばすのか』

懐かしい人々、懐かしい風景…♪ふと、メキシコの歌『La golondrina~つばめ』が心に浮かぶ。
「空を行くつばめよ、遥かなる故郷に私の想いを届けておくれ」と語りかける、望郷の曲だ。マッサンとの冒険に賭け、それをまっとうしたエリーの人生。でも、きっと、人知れず涙したこともあったに違いない…。


正孝とリタの人生をたどる『ウイスキー浪漫 竹鶴の夢 第二話【ニッカウヰスキー】』
ぜひ、画面左上の白文字をクリックして、フル画面でご覧ください。
ところで嬉しい偶然!ここにも「浪漫」を発見しました。実は私、今年リサイタルの『スペイン浪漫』というタイトルがすっかり気に入ってしまっています。

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by Megumi_Tani | 2014-11-08 20:10 | 故郷 | Comments(0)

スペイン語の日本の本 (2)   

吉川英治著「新平家物語」のスペイン語版『El Cantar de Heike』が出版になった。
出版元は、悟出版~Satori Edición。日本の作品のみを手がけるスペインの貴重な出版社だ。
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この長大な物語を翻訳したのは、日西翻訳通訳研究塾でお友達になった佐藤るみさん。
るみさんのご紹介 ↓↓
『スペイン語の日本の本』   スペイン語版『原発禍を生きる』

どういうわけか、初めてお会いした時から親しい気がして、話に花が咲いた。マドリード在住のるみさん。彼女にとってスペインはもう「外国」ではないけれど、それでも、母国ではない国で意志を貫いて生きる、その苦労と涙と、とびきりの喜び!に、私の心はいたく共鳴する。

こちらも、るみさんの翻訳です。
よしもとばなな『人生の旅をゆく~Un viaje llamado vida』

音楽好き、なかでもピアノ!が大好きな、るみさん。
翻訳のお仕事の合間に、素敵な音色で楽しんでくださいね060.gif
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by Megumi_Tani | 2014-11-05 14:01 | 本の窓 | Comments(0)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレス×パコ・デ・ルシア   

昨日11月1日はビクトリア・デ・ロス・アンへレスの誕生日だった。1923年生まれだから、もしもご存命なら91歳。おばあちゃまになったビクトリアも素敵だったと思う。でも素敵、なだけではない。実際にお目にかかった彼女は、黒い瞳の奥にゆるがぬ誇りと厳かな品格を漂わせる、まさに世界のDivaだった。来日の際、中華料理店でお昼をご一緒させていただきながら、「ロス・アンへレスもチャーハンを食べるんだなぁ」と、妙な感慨にふけった思い出がある。
『ビクトリア・デ・ロス・アンへレスが教えてくれたこと』
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お宝の映像に遭遇した!パコ・デ・ルシアへのインタビュー番組らしい。質問に答えて、若きパコが語っている。「貴方にとって重要な演奏家は誰ですか?」「ヴァイオリンはオイストラフ、ピアノはルービンシュタイン、クラシックギターはセゴビア、そして歌はビクトリア・デ・ロス・アンへレス」
(画面左の白文字クリック ⇒ フル画面)


パコが語るビクトリアの思い出。


黒い瞳を大きく見開いて歌うビクトリア。ちょっぴり甘えた口調のパコ。二人とも若い。でも、やはり二人とも、すでに異次元の風格が漂っている。今は各々、天上で音の翼を広げているのだろうか。

ビクトリアが歌うフォーレ『レクイエム』Pie Jesu

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by Megumi_Tani | 2014-11-02 13:37 | スペイン音楽 | Comments(0)