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サン・ジョルディの日   

一昨日4月23日は、カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディの日でした。悪しき凶暴な竜から王女を救った、勇敢な騎士サン・ジョルディ。彼が殉教した4月23日はカタルーニャの重要な祭日です。昔から、恋人同士がこの日に赤いバラを贈りあう習慣がありました。そしていつの頃からか、本を贈る習慣も加わりました。「バラと本の日」として愛されるサン・ジョルディの日。街中に色とりどりの花と本が溢れ、にぎわいます。

おばあちゃんが孫に語るサン・ジョルディの伝説
「おばあちゃん、どうしてサン・ジョルディの日にバラと本をプレゼントするの?」
「おやまぁ!サン・ジョルディのお話を知らないのかい?」
         画面左上の白い文字をクリック ⇒ フル画面でご覧になれます。


子ども達の熱演?歌入り。かわいい!


にぎわうバルセロナの街かど

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by Megumi_Tani | 2015-04-25 21:52 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

『6か国語音楽用語辞典』   

あらゆる事柄をネットで簡単に調べられる時代です。その価値を十二分に認め、日々、その手軽さ、便利さの恩恵に与りつつ、やはり根がアナログ人間の私は、「紙の本」が手放せません。スペイン語の辞書も、いまだに紙をペラペラめくっていますから。。。

その、紙で、音楽之友社から新しい音楽用語辞典が出版されました。
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楽譜に登場する様々な音楽用語。それが何語か分からなくても、とにかくアルファベットで引けば、何語なのか、どう発音するのか、何を意味するのか、、、、が分かる辞書です。スペイン語の音楽用語については、私が編集協力させていただきました。

6つの言語の特徴が簡潔にまとめられ、巻末にある音楽用語の言語に関する読み物は、なかなか興味深い内容です。音楽之友社のサイトで一部を「立ち読み」することが出来ます。紙の辞書をネットで立ち読み。これも時代の為せる業ですね。
『6か国語音楽用語辞典』
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by Megumi_Tani | 2015-04-22 00:11 | 本の窓 | Comments(0)

パコ・デ・ルシア没後一年   

昨年2月の突然の訃報から一年。早い。本当に早い。「魂の絵を描く~パコ・デ・ルシア」

ADIOS A PACO DE LUCIA - 26 FEB 2014


パコの人生


こちらは、ごく最近アップされた記事。中に入ると、聴き較べができます。
『Entre dos aguas』は、シナトラ『Fly me to the moon』からインスピレーションを受けた作品か?
¿Paco de Lucía se inspiró en Sinatra para componer 'Entre dos aguas'?
このような例は昔からいろいろあります。インスピレーションをキャッチする力、それを昇華し、創造する力。天才のインスピレーションは、独自の、まったく次元の異なる傑作を生みだします。

そして、没後一周年の特別企画。貴重な写真満載です。
El país~『パコ・デ・ルシア』スペシャル

ミーハーの、でも、熱烈なファンだった私は、やはりとても寂しい。

Video homenaje Paco de Lucía

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by Megumi_Tani | 2015-04-15 00:58 | スペイン音楽 | Comments(0)

三十周年   

先日、教え子ちゃんと結婚祝いの食事をしていた時のこと。ふと私が尋ねた。「ところで、Rちゃんはいくつになったの?」「30です」彼女が初めてレッスンに来たのは、15歳の時だ。まだ幼さが残る中学生だった。あのRちゃんがすっかり素敵なレディなって…と、秘かな感慨にふけっていると、彼女が続けた。「私、1985年生まれなんです」え?1985年?思わず反応してしまった。

1985年は、私がスペインから帰国した年だ。ということは、私が帰ってきた年に、Rちゃんはオギャアと生まれたのか。はぁ…。ちょっと待って。ということは、帰国記念リサイタルから数えて、今年は三十年目のリサイタルということか。三十年?自分にまつわる数字とはとても思えない。はぁ…。

1985年10月、帰国記念リサイタル@東京、京都

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こういう場合、やはり「三十周年記念」と銘打つものなのだろうか?何だかなぁ…。仰々しいのは嫌だなぁ…。と、とある方々に相談すると、「当然です!」「そりゃそうでしょう!」「29周年とか31周年とかいうのはありませんから」「そんな大事なこと、リサイタルの前に気がついてよかったわね」etc。異口同音に叱咤?激励?され、それでは、と、素直に、「三十周年記念」の冠を付けることにした。我ながら、こういうところは本当に間が抜けている。

では、「三十周年記念」で何をするか。それは、いつもと変わらない。今この時の私が組める最高のプログラムで、お客様にスペイン歌曲の魅力を存分に味わっていただきたい!ただそれだけだ。これもまた、我ながら呆れるほどシンプル。

Rちゃんとご飯を食べなければ、思いだすこともなかった…041.gif 
というわけで、節目の年のリサイタル、皆様ぜひお出かけください。チケット発売開始は6月後半の予定です060.gif
     
            谷めぐみ30周年記念リサイタル
        《スペイン わが心の歌》
         Canciones Españolas, tesoros de mi corazón
         Megumi Tani Soprano Recital- 30Aniversario

            Soprano 谷めぐみ Piano 浦壁信二
         2015年10月17日(土)午後2時開演@Hakuju Hall
                  
                   
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by Megumi_Tani | 2015-04-09 01:02 | リサイタル | Comments(0)

ありがとう、マッサン!   

最終回から三日。『マッサン』の余韻まだ熱く漂う3月31日、NHK文化センター光が丘教室にて、一日講座『麦の唄を歌おう』が開催されました。

昨年暮れの「紅白歌合戦」の映像を皆でしみじみと鑑賞した後、まず、「余市町」「ニッカウヰスキー余市蒸留所」について、ご紹介させていただきました。余市という地名はよく知られるようになりましたが、その余市が北海道のどの辺にあるか?となると、他府県の方にはなかなか分からないものです。そんな基本のキから、町の歴史、名所、果物や海産物豊富な名産品、JR余市駅前の「赤い屋根のニッカ」、石造りの門をくぐると、まさにスコットランドを思わせる世界が広がっていること、竹鶴正孝さんとリタさんご夫妻について、正孝氏が町に多大な貢献をされたこと、とてもお料理上手だったリタさんのエピソードetc,etc。お二人の波乱万丈の、しかし決してぶれない真っ直ぐな生き方は、本当に素晴らしい。「マッサンとリタの物語」

講座の後半は、いよいよ『麦の唄』です。 懐かしい人々、懐かしい風景~♪ さすが毎朝聞いていただけあって、皆さん、いい感じで歌っています。曲の真ん中、テレビで流れなかった部分には、やや悪戦苦闘。転調が繰り返されていて、結構難しいのです。でも、ちゃあんと歌うコツがあります。歌詞を味わいながらあれこれ練習して、最後には全員しっかり歌えるようになりました。

講座終了後、受講生のお一人が「いやぁ!今日の講座で、私はもう余市を案内できる気分になりました」と仰るのを聞いて、「いやぁ!講座を開いてよかった」と、私も嬉しくなった次第です。

今回は余市町とニッカウヰスキー様にご協力いただき、地元ならではの沢山の資料を準備することが出来ました。心より感謝申し上げます。

以前もご紹介しましたが、ニッカとスペインには、こんなご縁があります。80年代、一世を風靡したCMにスペイン歌曲が使われているのです。
J.ロドリーゴ「ポプラの林に行ってきた」


ふと気づけば、マッサン、マッサン、と、地元が舞台のドラマに、私もすっかりハマった半年でした。ドラマを離れたところでは、私自身が留学時代にスペイン語で苦労した経験から、エリー役のシャーロット・ケイト・フォックス嬢の奮闘ぶりが他人事とは思えず、心中熱く応援し、その急成長にいたく感心していました。ドラマが放映されている間に、余市とニッカゆかりのお二人が急逝されたことも忘れられません。きっと今頃は、「竹鶴」のグラス片手に、マッサンの大成功を喜んでいらっしゃることでしょう。

余市の人が「ニッカ」と言う時、その響きの奥には、得も言われぬ親愛の情がこめられています。朝ドラの記憶とともに、今後、その想いはますます深まることでしょう。素敵な時間でした。ありがとう、マッサン!
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by Megumi_Tani | 2015-04-03 17:51 | 故郷 | Comments(0)