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秋講座@セルバンテス文化センター   

『スペイン語の歌のクラス』@セルバンテス文化センターの秋講座をご案内します。

大好評をいただいてる「スペイン語で歌おう!」のシリーズ。
2016年秋期は世界中で愛されている『太鼓をたたく少年~El tamborilero』をお稽古します。

(講座番号CUL-06) スペイン語で「太鼓をたたく少年」を歌おう!
•日程:9月30日、10月7日(金曜日19:00-20:30)
•参加費:6000円
•講師:谷めぐみ
•言語:日本語

「太鼓を叩く少年?知らない」と思われた方、この曲です。ロポポンポン、ロポポンポン…
どこかでお耳にされたことがあるのでは?スペイン語初めての方も大歓迎です。


こちらも大好評をいただいた「スペイン歌曲を視て聴いて味わう」セミナー。
秋期のテーマは、スペインを代表する作曲家のひとり、マヌエル・デ・ファリャ。グラナドス没後100年の陰に隠れてしまいましたが、ファリャも今年、没後70年、記念の年を迎えています。スペイン音楽の探求に己を捧げたその人生と作品を、音と映像でたどります。フィギュアスケート浅田真央選手の来季の曲がファリャの「火祭りの踊り」に決まりました。秘かに旬です…ファリャ。

(講座番号CUL-12) 魅惑のスペイン歌曲II
•日程:11月4日、18日(金曜日19:00-20:30)
•参加費:6000円
•講師:谷めぐみ
•言語:日本語

講座詳細は、下記リンクをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。
『スペイン語の歌のクラス』@セルバンテス文化センター
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by Megumi_Tani | 2016-07-30 21:16 | 講座/セミナー | Comments(0)

ラ・パロマ大盛況!   

「スペイン語でラ・パロマを歌おう!」@セルバンテス文化センター、第2回目が終了しました。春期講座の締めくくりです。第1回目欠席だった方も今回は駆けつけ、最前列に全員ずらりと着席。まずは発声練習で喉も心もウォーミングアップ。スペイン語の読み方を復習、歌詞の意味を確認して、さぁ歌います。いい調子です。歌詞がはみ出す?箇所や言いにくい箇所を何度も練習したり、テンポを変えて歌ったい…。あれやこれやで、あっという間に1時間半が過ぎました。最後は、オーディトリアムの舞台に上がって、発表会気分で演奏。ピアノ伴奏していた私も楽しくなるほど、皆さん、ハバネラのリズムに揺れて揺られて歌っていました。Muy bien!

スペイン語の名曲を2回レッスンでマスターしようというこのクラス。受講生の皆さんの「歌うぞ!」の意気込みが素晴らしい。また『秋講座』でご一緒しましょう。
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by Megumi_Tani | 2016-07-30 20:48 | 講座/セミナー | Comments(0)

ゴヤに恋して   

今年は9月リサイタルでグラナドス作品を歌うにあたり、必然的にゴヤに触れる機会が多くなった。資料を調べたり、手元にあった本を読みなおしたり…。ゴヤという人物は一筋縄ではいかない。生い立ち、画家としての歩み、俗世での在り様、精神の在り様…。複雑な変遷とともに、画風が何度も変わる。どこにこの人物の核心があるのか、それは、研究者の方々にも難問であるらしい。

グラナドスのゴヤへの心酔はただごとではない。まさに、我を忘れ、恋している。複雑怪奇なゴヤという画家のどの時代、どの作品、どのエッセンスにグラナドスが惹かれたのか。歌う私にとっては、そこが最も興味深い。マハ(粋な女)とマホ(伊達男)の戯れ、命がけの恋、出会い、別れ…。作品に描かれた様々な心模様の根底には、えもいわれぬ人間の寂しさ、哀しみがある。この世の儚さを知りつつ、この世を全肯定してしまう、その矛盾と虚しさがある。

本では、堀田善衛による大著『ゴヤ』が名高いが、ディープなゴヤ研究者ではない私は、同じ堀田氏が監修した『ゴヤ~スペインの栄光と悲劇』でも、かなり学べた。画家の人生が詳細にたどられ読み応え十分。収録された沢山の絵、デッサン、自筆の手紙等々を見るだけでも楽しい。

グラナドス作品を歌うと、「帰って来た」ような気分になる。30年も歌っているけれど、今だから歌える何かがあるのかもしれない、そんな気がしている。
第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
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今日は、グラナドスの音楽とともに、ゴヤの絵をどうぞ。

オペラ『ゴイエスカス』間奏曲


『嘆き、または、マハと夜鶯』

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by Megumi_Tani | 2016-07-22 22:58 | リサイタル | Comments(0)

「ラ・パロマ」歌うも他生の縁   

7月15日「スペイン語でラ・パロマを歌おう!」第1回が終了しました。午後7時、セルバンテス文化センター地下、オーディトリアムに受講生集合。『スペイン語でクラベリートスを歌おう!』とは設えが変わり、今回は全員、客席最前列にずらりと着席です。

音楽好きでよくコンサートに足を運ばれる方、合唱等で歌を楽しまれている方、フラメンコのカンテを得意とされるセニョール、普段はあまり歌ったりしないけれど今日のこの1曲が大好きで参加された方…。スペイン語堪能な方、ただ今勉強中の方、この講座で初めてチャレンジされる方…。
4月『毎日メディアカフェ』、5月、6月の『スペイン語の歌のクラス』に続いてご参加の方、今夜初めてお目にかかる方…。仲良くお揃いでご参加のご夫婦もいらっしゃいます。「袖触れ合うも他生の縁」ならぬ「ラ・パロマ歌うも他生の縁」?皆さん、大張り切りで集まられました。

スペイン語歌詞の読み方練習の後、さぁ!Vamos a cantar! 最初はちょっぴり遠慮がち。でも、だんだんリラックス。クラスが終わる頃には、ハバネラ独特のゆる~く揺れるリズムに乗って、ノリノリで歌っていらっしゃいました。Muy bien! 次回29日またご一緒しましょう!
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こちらも、み~んな歌っています♪



第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
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by Megumi_Tani | 2016-07-16 20:53 | 講座/セミナー | Comments(0)

カサ・ミラ 四景   

「夜ごと窓辺にやって来て、ため息だけで帰るマホ。恋する窓辺があたしは憎い」9月リサイタルで演奏する、グラナドス『内気なマホ』の一節だ。

今年のフライヤーのテーマは「恋する窓辺」。黄昏時、窓辺で思いにふけるマハの心が映されている。グラナドスの歌を知ってか知らぬか、デザイナーさんが、粋でエレガントな窓辺を演出してくれた。「窓から見えるのは、グラナドスも谷さんも歩いた、バルセロナの街です」なんて、お洒落なコメントも!ニクイなぁ。
第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
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さて、そのバルセロナには、サグラダ・ファミリア、グエル邸、グエル公園、カサ・バトリョ…ガウディの建築が溢れている。しかも、ごく普通に。カテドラルの向かい側、建築協会の壁のピカソの絵を見て、「あ!ピカソが雨ざらしになっている!」と叫んだ人がいたけれど、そんなもの凄い芸術作品がごく普通にゴロゴロ転がっている?のが、バルセロナという街の大きな魅力のひとつだ。

丹下敏明著『バルセロナのガウディ建築案内』 を、以前ご紹介した。丹下敏明氏は、バルセロナ在住40年を越える建築家、そして、ガウディ研究の大家。この本では、ガウディの生涯、業績、作品群、様々なエピソードが、美しい写真の数々とともに、詳しく解説されている。

今日ご紹介するのは、数日前に丹下敏明氏が撮影してくれた、カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)四景。時間帯を変えての撮影は、現地にお住まいの方ならでは!氏のお許しをいただいたので、ブログ読者の方にもぜひご覧いただきたい。

夕陽にわずかに染まる日没前
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日没寸前。
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夜明け前
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青空に映える。
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こんな不思議な建物が、ごく普通に、ゆったりと存在する街バルセロナ。大好きです。
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by Megumi_Tani | 2016-07-15 13:55 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

ファリャとロルカ   

ファリャという人は、彼の熱く濃く凝縮した作品群からは想像もつかないお人柄だ。謹厳実直、病弱、寡黙、痩せて小柄、黒づくめの服…己の熱い魂を音楽のみに昇華させ、己の信念ゆえにある意味頑固に生き抜いたファリャ。この世は生き難かったに違いない、そんな気がする。

1920年、ファリャはグラナダに居を移す。当時すでに作曲家として国際的名声を確立していたが、それに伴うマドリードやパリでの華やかな生活が苦手だった。前年には父母が相次いで急逝した。心身ともに疲れ果てたファリャは、静寂と安寧を求めて、グラナダに旅立った。

そのグラナダで、ファリャとロルカが出会う。若き詩人ロルカは音楽にも造詣が深く、二人はカンテ・ホンドのコンクールを開催したり、人形劇を創作したり、と、ともに楽しい時を過ごす。極めて神経質な人だったファリャは、人付き合いが苦手だった。そんな内に籠りがちなファリャの心も、ロルカの天来の純真な魂に触れると、自ずと温かく解きほぐされた。ファリャにとって、ロルカとのひとときは、かけがえのない安らぎの時間であったにちがいない。

そんな二人の幸せな時間は、1936年、ロルカが銃殺されたことにより、突然、終わりを告げた。若き友を守ってやれなかった悲しみに、ファリャは深く深く傷つく。

第25回リサイタル『スペイン浪漫Ⅱ』後半のテーマは「友よ、永遠なれ」。第3ステージでは、ファリャの「わが子を腕に抱く母たちの祈り」とともに、「ロルカ採譜のスペイン古謡」をお聴きいただく。ロルカが命を奪われたのが1936年、ファリャがアルゼンチンで客死したのは1946年。ともに、没後80年、没後70年の記念の年を迎えている。

ファリャは先輩グラナドスを深く敬愛していた。グラナドスが命を落としたのも、第一次世界大戦に巻き込まれてのことだ。リサイタルで初めて「わが子を腕に抱く母たちの祈り」を歌った2014年、「世の中が第一次世界大戦当時に似ている」と言われていたことを思い出す。2年経った今、どうなのだろう。より暗澹たるニュースが増えたような気がするのは、私だけだろうか。

第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
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by Megumi_Tani | 2016-07-09 23:36 | リサイタル | Comments(0)

ソフトクリームの日   

今日は暑かった。東京も35℃越えだ。2020年、東京オリンピックは大丈夫なのだろうか?選手たちはトレーニングを積んでいるから心配ない、と、誰かが言っていたが、それにしても、マラソンは?競歩は?はたまた、沿道の観客は…?素人ながら、本気で心配になる。

そんな猛暑の今日7月3日はソフトクリームの日とのこと。知らなかった。今のようなスタイルのソフトクリームに初めてお目にかかったのはいつ頃だろう?高校時代は、部活の帰りに、友達と食べるのが楽しみだった。あんなにシンプルな食べ物なのに、店によって、味や食感が大いに違う。

留学したバルセロナで、初めてひとりで外出して、初めてひとりで買った物はソフトクリームだった。75ペセタ!値段まで覚えている(笑)すっかり気をよくした私は、鳩でいっぱいのカタルーニャ広場のベンチに座り、楽しげに談笑するおじいさんやおばあさん達を眺め、いっぱしの気分で?ピソに帰ったものだった。可笑しくも懐かしい。 ¡Hola! バルセロナ(6)

カタルーニャ広場の鳩、ならぬ、ハバナの郷愁の鳩の曲「ラ・パロマ」を歌うセルバンテス文化センターでのクラスは、今月15日と29日に開講です。いずれも金曜日夜、7時~8時30分。行ってみようかな…とお迷いの方、行きたいけれどまだ申し込みが…という方、大丈夫です。今からでもお申込みOK。ぜひご参加ください。クラス詳細は、こちらをどうぞ ⇒ スペイン語の歌のクラス
すでにお申し込みの方、お待ちしています!
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9月19日はまだ暑いだろうなぁ。。。9月にリサイタルを開くのは、実に18年ぶり。1998年9月1日の時は台風が来た057.gif033.gif 暑さと戦いながら歌う夏。元気に乗り切りたい047.gif

第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
ご来聴をお待ちしています


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by Megumi_Tani | 2016-07-04 00:52 | エトセトラ | Comments(0)