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マジすか?   

とあるお店で、初めてお目にかかった可愛いマドリード娘リタちゃんとの会話。


私「Soy cantante de las canciones españolas

リタちゃんEn serio~?!?!?」


思わず吹きだした。En serio?」⇒「本当に?」「真面目に言っているの?」

リタのような若い娘が言うと、まさに今の日本の若者言葉「マジすか?」そのものだ。

「スペイン歌曲の歌い手なの」「マジすか?」こんな具合になる。


「スペイン歌曲?スペインのどんな歌?」とリタ。「クラシック歌曲」と私。「たとえば、誰の歌?」「グラナドス、ファリャ、モンポウ…」「グラナドス?知らない。モンポウ?知らない。あ、ファリャって名前は聞いたことがあるかも…」「チェロのカザルスは?」「知らない」…。彼女はマドリ―ド娘だからカタルーニャの音楽家は知らないのかな?「じゃぁトゥリーナは?」「知らない」…。


2月のカタルーニャ友好親善協会のテルトゥーリアでは、講演終了後に、ひとりのカタルーニャ出身の青年がやって来た。「今日初めてペドレルの名前を聞いたよ。実は、話を聞きながら、ホントかな?と思って、こっそりスマホで検索してみたんだ。そしたら、貴女が説明した通りのことが出てきてビックリ!どこでそんなことを勉強したの?」と、目をまん丸くしている。こっそり検索とは何とまぁ失礼なことよ、と内心呆れつつ、グラナドスやカザルスは知っていても、もう一歩踏み込んでペドレルまでいくと、やはり知らないのかな?と、再確認。


リタやカタルーニャ青年に限ったことではない。留学時代の語学学校の先生アントニオは、私が「スペイン歌曲を勉強しに来た」と言うと「歌曲?クラシック?要は休暇ってこと?歌い手なら“Bésame mucho”は知ってる?」などと、いつも軽口を叩いていた。


日本でお目にかかる音楽家ではないスペイン人と話した際の反応は、概ね似たようなものだ。「スペイン歌曲の歌い手」に驚き、「クラシック歌曲」に困惑する。「音楽は好きだけれど、クラシックはあまり詳しくなくて…」と、口ごもる。


ことほど左様に、クラシックのスペイン歌曲は、スペイン人にも広く知られているとはいえない。が、考えてみれば、日本でも事情は似たようなものだろう。滝廉太郎、山田耕筰は知られているが、例えば、信時潔、草川信となると、ご存知ない方も多いのではないか。


セルバンテス文化センターのセミナーでは、そんな知られざるスペイン歌曲の世界に様々な角度からアプローチ。音と映像で分かり易くご紹介しています。6月開講『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』は、リクエストにお応えしての入門編。歴史、風土に根差したスペイン歌曲ならではの魅力をお楽しみください。

音楽家以外の方も大歓迎!ご参加をお待ちしています。

『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』
●6月9日、23日(いずれも金曜日)19:00~20:30
●参加費(2回セット):6,000円
詳細はこちらをどうぞ 
⇒ セルバンテス文化センター春期講座


「Bésame muchoは知ってる?」のアントニオ。今頃、どうしているかしら。。。
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by Megumi_Tani | 2017-05-27 22:17 | 講座/セミナー | Comments(0)

Amapola~♪Amapola~♪   

セルバンテス文化センター春期講座第一弾、『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』が終了しました。金曜夜7時開始。仕事を終えて、駆けつける受講生の皆さん。音楽、語学、サッカーetc。動機はいろいろでも、全員そろってスペイン大好き!やる気満々です。

前週第一回レッスンの記憶がまだ新しく、読み方は皆さん、イイ感じです。とろとろに甘い歌詞の中身には、「あらぁ!こんなこと、絶対に日本語じゃ言えないわね」と、ひとしきり恋歌談義に花。最後は恒例、オーディートリアムの舞台から客席に向かって熱唱!あっという間の楽しい90分でした。Muy bien!

春期講座第二弾は『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』
今回はリクエストにお応えしての入門編。歴史、ジャンル、作曲家etc。様々な角度から、スペイン歌曲の世界へご案内します。お話と併せて、Youtubeで、選りすぐりの音と映像をお楽しみください。
●6月9日、23日(いずれも金曜日)19:00~20:30
●参加費(2回セット):6,000円
詳細はこちらをどうぞ 
⇒ セルバンテス文化センター春期講座
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★Amapola受講生YさんがFacebookに投稿された文章とお写真をご紹介します。
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『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』@セルバンテス文化センター に参加してきました💕 はじめは堅苦しかったメンバーも最後は気持ちよーく歌い上げ、ご覧よのうにミニ合唱団(今日はじめてお目にかかった方もいます(笑))結成。 谷めぐみ先生、ありがとうございましたそしてスペイン語と歌を同時に学べるこんな素敵な機会、皆さんも是非!
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by Megumi_Tani | 2017-05-21 00:54 | 講座/セミナー | Comments(0)

渋谷駅とスーツケース   

午後のJR渋谷駅。ホームへの階段を三段ぐらい上ったところで、外国人旅行者と思しき女性が途方に暮れている。スーツケースが重くて、持って階段を上がれないのだ。いわゆる爆買いオーラは感じられない。いかにも素朴に困り果てている様子。エスカレーターもエレベーターも近くには無い。とにかくその階段を上るしかないのだ。思わず、助っ人を買って出た。私も大きなトートバッグを抱えていたが、それでも片手は空いている。一人より二人の方がマシだろう、と。ところが、このスーツケースが予想以上に重い。お腹にグッと力を入れて、二人で持ち上げる。ちょっと頭クラクラ。それでも何とか三、四段上ったところへ、横からサッと誰かが現れた。見ると、スーツ姿のダンディな外国人のおじ様だ。重いスーツケースをあっという間に一人で持ち上げ、階段を上り、ホームまで運んでくれた。「○△×~○△×~」何語かさっぱり分からないけれど、たぶん「ありがとう」らしき言葉を彼女が繰り返すうちに、ダンディおじ様は、もうさっさとホームの先へ向かっている。Thank you~~!! 遠ざかる背中に慌てて叫ぶと、ふり向き、ニッコリ笑って手を振った。


「渋谷駅とスーツケース」には、忘れられない思い出がある。スペイン留学を終えて帰国した時のことだ。まず、成田に着くと、私のスーツケースが消え失せていた(後日、モスクワの空港に放られていたことが判明)。一週間後、運よく、誠に運よく成田に届いた、今日の彼女に負けず劣らず重いスーツケースを引きずり、渋谷にたどり着いた。渋谷駅での移動、階段である。重い、とにかく重い。中には大切な楽譜が入っているのだ。一段持ち上げてはふぅ~、また一段持ち上げてはふぅ~という具合。それにしても…。まぁ見事なほど誰も助けてくれない。チラッと一瞥して通り過ぎる人は何人もいたが、皆、見なかったことにして?通り過ぎてしまう。スペインでは考えられないことだった。イヤ味な外国かぶれになる気は毛頭ないが、それでも、あぁここは日本よ…と、ちょっぴり情けない気がしたものだ。


今日の渋谷駅。広い階段には、もちろん大勢の人、人、人…。元気そうな、少なくとも私より力がありそうな若者も沢山、沢山いた。しかし、あの困り果てている外国人女性に手を貸そうとする人はいなかったし、必死な彼女と私を助けてくれたのは、外国人のおじ様だった。なんだかなぁ。。。


東京オリンピックに向けて、ボランティアをしましょう、とか、外国語を学びましょう、とか、声高らかに色々呼びかけられているけれど、日常の、ごく普通の場での相手への共感、気働きこそ、コミュニケーションの基本のキでは?

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by Megumi_Tani | 2017-05-16 22:19 | 思い&想い | Comments(0)

5月18日の粋?   

セルバンテス文化センター春期講座『“アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』第1回目が終了しました。受講生全員が昨年のクラスやセミナーからのリピーターさん。スペイン語の読み方、歌詞の載せ方、こぶしのコツetc。皆さん、それはそれは熱心に取り組まれ、あっという間に90分が過ぎました。2回目は今週19日。楽しみにしています♪
《セルバンテス文化センター春期講座》

講座会場のオーディトリアムでは、前夜、スペインの有名な歌手ルス・カサルのトーク&ミニ・コンサートが開かれていました。アントニオ・ヒル・デ=カラスコ館長のインタビューに答える形での長時間に亘るトーク、続いて〈Historia de un amor〉〈Negra sombra〉など4曲を熱唱。客席は満員で、最後はスタンディング・オベーションの盛り上がり。そのルス・カサルと同じ舞台で「アマポ~ラ♪アマポ~ラ♪」と、受講生さんも熱唱!何とも贅沢なクラスです。

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〈アマポーラ〉の作曲者ホセ・マリア・ガルシア・ラカージェは、1860年、カディスの生まれ。1860年といえば、イサーク・アルベニスが生まれた年です。ラカージェとアルベニスが同じ年齢だったとは!故国スペインの音楽を愛し、後輩達を可愛がり、誰からも兄のように慕われたアルベニス。彼は《5月》の作曲家です。1860529日に生まれ、1909518日に天に召されているのです。

さて今日、出先でふと手にした週刊誌。表紙に目が留まりました。和田誠さんによるスペインのタイルの絵。描かれている文字は
A Izaac Albeniz que vivió en la Alhambra Primavera 1882

1882年春、アルハンブラに暮らしたイサーク・アルベニスに寄せて
あら!こんな題材を表紙に使ってくれるなんて!と、それだけでもニンマリだったのですが、そこでまた、ふと気がつきました。これは5月18日号。つまり、上述の通り、ちょうどアルベニスの命日の号なのです。単なる偶然?いや、もしかしてもしかするとアルベニスへの敬意?文春さん、そこまで意図していらしたのかしら?もしかしてもしかしてそうだとすれば、粋。






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by Megumi_Tani | 2017-05-14 22:24 | スペイン音楽 | Comments(0)

11月19日です♪   

風薫る五月、のはずが、今日も夏日?真夏日?出現の気配。近年は、心地よい合いの季節が本当に短くなりました。

暑さとともに、「今年のリサイタルはいつですか?」のお問合せをいただいています。
昨年の開催が9月19日、まだ残暑厳しい頃だったので、皆様、あれ?と思い出してくださったようです。ありがとうございます。

今年のリサイタル《スペイン浪漫Ⅲ》は、11月19日(日曜日)です。午後2時開演、会場は、お馴染みの Hakuju Hall。このHakuju Hall 、都内でも有数の人気ホールです。お客様に快適にお出かけいただける土曜、日曜、祝日の昼間を確保するのは至難の業ですが、幸い今年も日曜日に開催できることになりました。

昨年の没後100年に続いて今年生誕150年を迎えたE.グラナドス、そして、没後30年を迎えたF.モンポウ。二人の偉大なマエストロに捧げ、19世紀から20世紀へ移りゆく時代の多彩な歌曲を集めました。26回目にして、念願叶い、初めて演奏する曲もございます。どうぞ皆様、ご来聴くださいませ。

チケット発売開始は、6月19日(月)を予定しています。
折々、このブログ&ホームページで、ご案内をお届けしてまいります。
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by Megumi_Tani | 2017-05-11 13:07 | リサイタル | Comments(0)

〈アマポーラ〉今週です♪   

ゴールデンウィークもも今日でおしまい。中には、9連休の方もいらしたようですが、明日から現実に戻るのがちょっぴり大変…かな(^^;;

『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう』@セルバンテス文化センター
今週と来週の金曜日、12日&19日に開講です。生徒さんからの情報によると、連休中は、受講申込受付もお休みだったようです。週明け、お申し込みをお忘れなく!
Amapola~♪ Amapola~♪
Vamos a cantar juntos!

詳細お申し込みはこちら
 ⇒ 
セルバンテス文化センター春期講座
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by Megumi_Tani | 2017-05-07 20:44 | 講座/セミナー | Comments(0)

競演〈アマポーラ〉その2   

世は連休真っただ中。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
競演〈アマポーラ〉その2をお届けします。昨日の男声編に続き、今日は女声+α編。


しっとりと歌い上げるナナ・ムスクーリ


ちょっと英語なまり?ナタリー・コール


メキシコの音楽大使マリア・デ・ルルデス


女性の歌い手による演奏は男性に較べて少なめです。カレラス、ドミンゴ、クラウスら、クラシックの名テナーがこぞって歌っているのに、女性の声楽家による演奏は見当たりません。男性が女性に歌いかけるラブソングだからかな?でもこんな素敵な曲を歌わないなんてもったいない!Amapola~♪Amapola~♪ 男性はもちろん、女性の方も、ぜひ5月の講座でマスターしましょう!


『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』

日時:2017512日、19日(いずれも金曜日)19:0020:30

会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』

日時:201769日、23日(いずれも金曜日)19:0020:30
会場:セルバンテス文化センター東京

詳細お申し込みはこちら ⇒ セルバンテス文化センター春期講座


競演〈アマポーラ〉CM・映画編 ⇒ 「”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪」
競演〈アマポーラ〉男性編 ⇒ 「競演〈アマポーラ〉その1」


締めは、カウンターテナー、ヌーノ・ゲレイロでどうぞ





                          

 









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by Megumi_Tani | 2017-05-02 21:39 | 講座/セミナー | Comments(0)

競演〈アマポーラ〉その1   

風薫る五月、やっとヒノキの花粉も収束の気配?気持ちのよい季節になりました。

セルバンテス文化センター春期講座「”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪」
5月12日&19日に開催です。地下オーディトリアムを貸し切り、グランドピアノ伴奏で歌う贅沢なクラス。スペイン語初心者の方も大歓迎。読み方から丁寧にご指導します。ぜひ皆様、ご参加ください。Vamos a cantar juntos!!

『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』

日時:2017512日、19日(いずれも金曜日)19:0020:30

会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』
日時:201769日、23日(いずれも金曜日)19:0020:30
会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
詳細・お申し込みはこちら ⇒ 『セルバンテス文化センター春期講座』

世界に名高いラブソング。クラシック、ポピュラーのジャンルを超えて、実に多くの歌い手が演奏しています。歌詞も各国語に翻訳されました。英語バージョン、イタリア語バージョン、日本語バージョンには、若き日の雪村いづみ、沢田研二の名も…。でもお忘れなく。この歌のオリジナルはスペイン語です。

アマポーラ講座を祝し、2回に分けて、名歌手名演をお届けします。
今回は男声編。スターそろい踏み。いずれ劣らぬ名演!






懐かしの3大テノール


こちらはまた端正で素晴らしい。


1925年にこの曲をレコーディングしたミゲル・フレータ


CM・映画競演はこちら ⇒ 『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』




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by Megumi_Tani | 2017-05-01 12:50 | 講座/セミナー | Comments(0)