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毎日メディアカフェ『歌曲でめぐる芸術の街バルセロナ』   

毎日メディアカフェ『歌曲でめぐる芸術の街バルセロナ』大盛況で終了しました。
会場の毎日新聞東京本社内、MOTTAINAI STATIONには、いっぱいのお客様。「Mi querida Barcelona~愛しのバルセロナ」について、音と写真を交えて、たっぷり語らせていただきました。こんなに大好きな街に出会えたことを幸せに思います。
ご来場の皆様、スタッフの皆様、ご支援くださった皆様、ありがとうございました !

当日の様子をHPにまとめました。ぜひご訪問ください。
毎日メディアカフェ『歌曲でめぐる芸術の街バルセロナ』
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第26回リサイタル
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています!


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by Megumi_Tani | 2017-08-31 23:27 | 講座/セミナー | Comments(0)

満員御礼『毎日メディアカフェ』   

毎日メディアカフェ『歌曲でめぐる芸術の街バルセロナ』応募の受け付けを締め切りました。お申し込みの皆様、お目にかかるのを楽しみにしています♫♫

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by Megumi_Tani | 2017-08-29 21:23 | 講座/セミナー | Comments(0)

1119♪ カルメン〈恋は野の鳥〉の元歌です   

先日、第26回リサイタル《スペイン浪漫Ⅲ》のプログラム解説を始めたところ、「未知の分野なので、こうして書いていただけると助かります」と、さっそくメッセージをいただきました。この方はオペラ通、音楽通、劇場にもよく通い、音楽関連の本にも精通されていらっしゃいます。そんな通の方でもスペイン歌曲についてはあまりご存知ない…。いかにスペイン歌曲が日本で知られていないか、を、あらためて痛感するとともに、ふとした出会いをきっかけに、こうして興味を持っていただけることをとても嬉しく思います。Iさん、ありがとうございます。

さて、本日ご紹介の曲目は〈エル・アレグリート〉です。

1875年春、ビゼー作曲オペラ《カルメン》は紆余曲折の末、パリのオペラ=コミック座で初演されました。大成功!とはすんなり言えない状況だったようです。ヒロイン・カルメンを歌ったセレスティーヌ・ガリ=マリエは、自身が歌うアリアが気に入らず、ビゼーに別の曲を書くよう求めました。突然そんなことを言われても…。困惑するビゼー。そこで、ふと、とあるメロディーが脳裏をかすめます。あれは何の歌だった…?いつどこで聞いたんだ…?誰が歌っていたのか…?そう、あれはたしかスペインの民謡だ…。民謡ならば…そうだ!あのメロディーを使おう!こうして大急ぎで作曲されたのが、カルメンの名ハバネラ〈恋は野の鳥〉でした。


このハバネラ、ビゼー自身も満足の出来だったようです。ところが後日、民謡だと思い込んでいたメロディーが、実は民謡ではなかったことが判明します。セバスティアン・イラディエールが書いた〈エル・アレグリート〉というれっきとした作品でした。そ、そ、そんな!知らなかった、てっきり民謡だと思っていた…。驚愕するビゼー…。そして《カルメン》の楽譜出版の際、「これはスペインの歌に拠る曲です」と、きちんと但し書きを入れたのでした。ビゼーのお人柄が偲ばれます。《カルメン》初演のわずか三か月後、ビゼーは世を去りました。難産の末世に出た《カルメン》の後世、現在に至るまでの人気ぶりを、ビゼーは予想していたでしょうか。。。

さて、その話題の元歌、イラディエール作曲〈エル・アレグリート〉です。
 
                    
驚くほど!同じメロディー!まさに、まさに、です。しかし、よく聴くと、たとえ基は同じでも、〈恋は野の鳥〉は〈エル・アレグリート〉がより凝縮され、より洗練され、ひとつ上の次元に昇華された作品であることが分かります。〈エル・アレグリート〉のままであれば、この歌が今のように世界中に愛され続けることはなかったでしょう。ビゼーの才能に敬意を!

とはいえ、スペイン歌曲の歌い手としては、この偶然のエピソードとともに、元歌〈エル・アレグリート〉の存在をお知らせしたい!と願うのです。〈エル・アレグリート〉のおかげで、遠い親戚?だったカルメンが親しい従妹のお姉さん?のような存在になりました。本番を私も楽しみにしています。

第26回リサイタル
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています!


キューバの風に吹かれて…



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by Megumi_Tani | 2017-08-27 00:01 | リサイタル | Comments(0)

もう大丈夫   

バルセロナの友人からメールが入った。「恐ろしい出来事でした。でも世界中に励ましてもらって、私達、すっかり元気になりました。みんな、いつも通り。街もバルもにぎやかよ。もう大丈夫。メグミ、安心してね」

そう、この前を向く強さ、今を生きる逞しさ、そして、どこか底抜けの解放性…。
大好きなバルセロナがますます好きになりました。
Visca! Barcelona!No tinc por - 私は恐れない!
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こうなると、私もションボリしてはいられません。
8月30日(水)開催、毎日メディアカフェ『歌曲でめぐる芸術の街バルセロナ』
ゆかりの歌曲とともに、魅惑の街を存分にご紹介させていただきます。
入場無料。要お申込み。
ご来場をお待ちしています!

8月26日に行われたテロに反対するデモ「No tinc por - 私は恐れない」
最後に舞台で「鳥の歌」が演奏されています。

2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています!


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by Megumi_Tani | 2017-08-24 23:22 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

No tinc por! - 私は恐れない!!   

ランブラス通りを襲ったテロから4日。もっと大きな計画が立てられていたらしい、とか、犯行の背景は何か、など、様々な報道がされている。世界有数の観光地で起きた大惨事。しかし、バルセロナは強い。理不尽な暴力に屈したりはしない。


事件当日、旧市街に戻れなくなった人達のために五つ星ホテルが開放されたこと、街中にのタクシーが大奮闘、大活躍していることを、いち早く親友が伝えてくれた。

Visca! Barcelona!

行き場が無くなった人、閉じ込められた人、パニックに陥った人…。困っている人達のためにレストランも一般市民もこぞって宿や食料を提供したらしい。多くのボランティア、警察の対応が素晴らしかった、との記事もある。いざという時の人の絆、助け合いの輪。ふと東日本大震災直後の記憶が蘇る。

こんな素敵なエピソードもあった。ハンガリー・ブタペストで開かれたマスターズ水泳大会。カディス水泳クラブから出場した選手が、バルセロナのために
1分間の黙祷を提案するも、大会側は拒否。そこで何と!その選手はスタートの合図が鳴ってもプールに飛び込まず、ひとり黙祷を捧げたのだ。

Le niegan el minuto de silencio por los atentados enCatalunya,

pero él lo hace


聖家族教会では追悼ミサが開かれ、現場には花を捧げる人が絶えない。26日には、テロに抗議する大規模デモが予定されている、とのこと。「No tinc por (私は恐れない)!」の声が街中に響き渡るのだろう。


愛しのバルセロナ。頑張れバルセロナ。


No tinc por!」@カタルーニャ広場



バルセロナに捧げられた祈り


クラクションを鳴らして行くタクシー



追悼「鳥の歌」と「No tinc por!」@カンプ・ノウ



バルセロナ市役所では、今回のテロで犠牲になった方々に対し、

お悔やみのメッセージを受け付けるサイトを開設しています。

Libro de condolencias por las víctimas de los atentados



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by Megumi_Tani | 2017-08-22 00:38 | Comments(0)

1119♪ 永遠の別れの歌   

第26回リサイタル《スペイン浪漫Ⅲまで、今日でちょうど3カ月になりました。早々にチケットをお求めくださった皆様、「行きますよ~!」「前半だけしか聴けないかもしれないけれど…楽しみにしています!」「友達、誘います」etc.のメッセージをお送りくださった皆様、ありがとうございます。

正直なところ、バルセロナ・ショックが続いています。
Visca! Barcelona!
こんな時だからこそ、バルセロナゆかりの歌を、より大切に歌いたい、と思います。

さて、3か月前の節目の今日から、当日演奏曲目についてあれこれ綴ってまいります。
本日ご紹介の作品:
グラナドス〈悲しみにくれるマハⅡ・Ⅲ〉
モンポウ〈君の上にはただ花ばかり〉

この両作品、いずれも恋人との永遠の別れを歌った、スペイン歌曲の中でも屈指の名曲です。グラナドス〈悲しみにくれるマハⅡ・Ⅲ〉では、下町の粋な女マハが恋人マホの死を嘆き、モンポウ〈君の上にはただ花ばかり〉では、恋人を喪った青年が彼女の胸の上で枯れていく百合の花になりたい、と、切々と語ります。モンポウの柔らかく流れるメロディーに対して、グラナドスのスタイリッシュな激情型メロディー。恋人の死を儚み、夢か現か、心が虚空に溶けていくようなモンポウの世界に対して、グラナドスのヒロイン、マハは、恋人の死を受け入れられず、葛藤し、苦しみ、最後には、この世に自分の恋人マホほど素敵な男はいない、と、凛と歌い切ります。ゴヤが描くマハとマホの世界に憧れた、グラナドスの面目躍如というところでしょうか。同じバルセロナが生んだ作曲家、同じ恋人との永遠の別れの歌でもこんなに違う!その妙味をお楽しみください。

〈君の上にはただ花ばかり〉


〈悲しみにくれるマハⅡ〉


〈悲しみにくれるマハⅢ〉


第26回リサイタル
スペイン浪漫Ⅲ~グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年に捧ぐ
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています!

入場無料。要お申込み。
ご来場をお待ちしています!


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by Megumi_Tani | 2017-08-19 21:09 | リサイタル | Comments(0)

Visca! Barcelona!   

8月17日深夜、ふとフェイスブックを開くと、いきなり緊迫したライブ映像が目に飛び込んできた。スペイン、しかもバルセロナ、しかもあの見慣れたランブラス通り…。異様な静寂、建物の陰に隠れる人々、キャスターが引きつった顔で「ミニバンが突っ込んだ」と、伝えている。

翌朝、起きると、「スペイン第二の都市バルセロナでテロ」のニュースが一斉に流れていた。繰り返し映し出されるランブラス通り。親しく懐かしい街をこんなニュースで何度も何度も視なければならない悲しさ。

「バルセロナがやられた」夜中のうちに、現地の友人からメールが入っていた。親友からは「大丈夫!みんな無事です!」の知らせ。よかった。カタルーニャ広場から真っ直ぐに続くランブラス通り。いつも観光客であふれているが、地元の人も、いつだれが歩いていてもおかしくない場所なのだ。

しばらくすると、親友から2通目のメールが入った。「安心してください。少し落ち着いてきた今、心温まる話が続々と伝えられています。五つ星のホテルの会長がランブラス通りのホテルに帰れなくなった旅行者たちに無料で自分のホテルを提供したり、タクシー協会が無料で怪我人を運んだり…。以前にも増して、私はバルセロナが好きです!」ふいに涙が溢れた。

18日、カタルーニャ広場で開かれた追悼集会では、長い黙祷のあと、広場を埋め尽くした人々が「私達は恐れない!」と高く声をあげていた。一斉に手拍子をしながら、ランブラス通りを歩く人々の姿もあった。愛しいバルセロナ。頑張れバルセロナ。

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by Megumi_Tani | 2017-08-19 00:04 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

Barcelona バルセロナ Barcelona   

「智恵子は東京に空が無いという」…。
ふとそんな詩が心に浮かぶほど、今夏の東京には「青空が無い」。8月になって連続17日の雨。こんなお天気は実に40年ぶりだそうだ。「今年の夏は暑い!スーパー猛暑!」たしか季節前にはそんな予報が出ていたような…。

夏になると思い出す、さかさまの想い出がある。昔、バルセロナの夏の音楽祭『Grec』に招かれて歌いに行った時のこと。会場はゴシック地区の野外舞台。周りが石造りの建物に囲まれているから、私の歌も師のピアノもよく響く。しかし野外舞台ゆえ、当然のことながらステージにも客席にも屋根は無い。リハーサル後、ふと師に聞いてみた。「もしも雨が降ったら、演奏会はどうなるの?」「何の心配もない。裏手に屋根がついた舞台があるから」ふ~ん、と、その裏手に行ってみると、屋根のついた舞台?は完全に物置と化し、蜘蛛の巣がはっていた。とても演奏会を開けるような場所ではない。ニコニコと何のくったくもなく微笑んでいる師。そうか…。8月のバルセロナで雨が降る、なんてことは、そもそもありえないことなのだ…。

そんな愉快、痛快、時にはほっこり涙の想い出も交えつつ、芸術の街バルセロナをご案内する『毎日メディアカフェ』。歌い手の私がナビゲーターを務めるからには、よくある巷の観光案内ではございません(^_-)-☆ 歴史あふれる街ゆかりの、そして今年のテーマ人、グラナドスとモンポウゆかりの音楽と写真をたっぷりご用意して、皆様をお待ちしております。お申し込みは下記サイトから、どうぞ!

入場無料。要お申込み。
ご来場をお待ちしています!
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今年はバルセロナが生んだ偉大な作曲家、グラナドスとモンポウの記念の年です。
毎日メディアカフェで二人が生きた街並みに触れ、11月リサイタルで、二人とその周辺の音楽家による多彩な歌曲をご堪能ください。

第26回リサイタル
スペイン浪漫Ⅲ~グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年に捧ぐ
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています♪

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by Megumi_Tani | 2017-08-17 13:27 | 講座/セミナー | Comments(0)

愛しのバルセロナ2017   

台風が長逗留して、あちらこちらに大きな被害をもたらしている。東京は梅雨の戻りのような蒸し暑さ。今年の梅雨はあまり雨が降らなかった。晴天が続き猛暑襲来。遅ればせながら…の態で梅雨明け宣言が出た途端、曇天、雨天、うっとうしい空模様が続くようになった。どんなに人知を尽くしても、やはり自然には敵わない。予測不能なお天気。

確実に言えることは、「昔より、そして年々、暑くなっている」ことだろう。今さらながら、だが、2020年のオリンピックは本当に大丈夫なのだろうか???バルセロナでオリンピックが開かれたのはちょうど四半世紀前、1992年の夏だが、同じ夏でも、当時は世界中、こんなに暑くはなかったはず。。。。。

バルセロナオリンピックに先立つ1988年、こんなビックリ\(◎o◎)/!の曲が発表されました。モンジュイックの丘でのライブ映像。


バルセロナの名所満載!第22回リサイタル『愛しのバルセロナ』のパンフレット。
上のライブ映像のなかのカタルーニャ美術館、見つけられますか?
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今回の『毎日メディアカフェ』は、まさに『愛しのバルセロナ2017』162.png
バルセロナ通の方も、バルセロナ未経験の方も!ご一緒するのを楽しみにしています。
入場無料。要お申込み。

ご来場をお待ちしています!

先日のブログ毎日メディアカフェのお知らせでご紹介したとおり、今年はバルセロナが生んだ偉大な作曲家、グラナドスとモンポウの記念の年です。毎日メディアカフェで二人が生きた街並みに触れ、11月リサイタルでは、ぜひ二人の音楽をご堪能ください。
第26回リサイタル
スペイン浪漫Ⅲ~グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年に捧ぐ
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています♪

バルセロナご案内


もう少しゆっくり時間がある方は、こちらもどうぞ!




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by Megumi_Tani | 2017-08-06 00:16 | 講座/セミナー | Comments(0)