スペイン語で〈アマポーラ〉を歌おう♪   

セルバンテス文化センター春期講座、5月はスペイン語を「歌って楽しむ」クラス。レッスン曲は、人気の〈アマポーラ〉です。この曲、数あるスペイン・ラテンの歌のなかでも、日本での知名度はナンバーワンかもしれません。旅行、住宅、書籍、車etc、いつもどこかの何かのCMに使われています。





作曲者ラカージェは、カディス生まれのスペイン人。若い頃にキューバに渡り、後に、アメリカで音楽活動を展開したようです。〈アマポーラ〉が発表された年は、1922年?1924年? いずれにせよ、日本では大正時代の終わり頃です。英語ではポピー、日本語では、雛罌粟 (ひなげし)、雛芥子(ひなげし)、虞美人草(ぐびじんそう)。そういえば、夏目漱石の〈虞美人草〉という小説がありました。大正浪漫の香りが漂いますね。



「アマポーラ、とびきり美しいアマポーラ…」と、恋人にささやく甘い歌。
5月のクラスで、ぜひ!マスターしてください。ご参加をお待ちしています!

『スペイン語でアマポーラを歌おう♪』
日時:2017年5月12日、19日(金)19:00~20:30
会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
詳細・お申し込みはこちら ⇒ セルバンテス文化センター春期講座

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# by Megumi_Tani | 2017-04-09 12:21 | 講座/セミナー | Comments(0)

セルバンテス文化センター春講座のお知らせ   

セルバンテス文化センターにて、2017年春期の歌クラスを開講します。

5月12日、19日(金19:00~20:30)『アマポーラをスペイン語で歌おう♪』
6月9日、23日(金19:00~20:30)『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』
いずれも2回セット 受講料6,000円

詳細HPをご覧ください。ご参加をお待ちしています!
スペイン語の歌のクラス』@セルバンテス文化センター
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# by Megumi_Tani | 2017-04-05 13:51 | 講座/セミナー | Comments(0)

ディアギレフとファリャ   

3月31日「今日はセルゲイ・ディアギレフ生誕145年ですよ」と、Googleが教えてくれた。Googleだけではない。YAHOOといい、Facebookといい、本当にマメで親切?だ。「今日は〇〇の日です」「こんな事件がありました」「これはいかがですか?」「あなたにお薦めは△△です」etc。あえてこちらから訊かなくても、ああでもない、こでもないと勝手に伝えて来る。時に便利、時に煩雑、時に厄介、時に危険…。

e0172134_16312565.jpgさて、そのディアギレフといえば、思い浮かぶのは、
ファリャのバレエ音楽『三角帽子』だ。

1916年、ロシア貴族の末裔にしてロシア・バレエ界の大立者、ディアギレフがマドリードを訪れ、ファリャに『スペインの庭の夜』のバレエ化を依頼した。ファリャは、この作品はバレエには不向き、と断り、代わりに、パントマイム版『お代官様と粉屋の女房』を提案。第一次世界大戦下の様々な混乱の後、一旦完成した『お代官様と粉屋の女房』を大幅に改作、改編。出来上がった作品が『三角帽子』だ。1919年、ロンドンのアランブラ劇場にて、指揮:エルネスト・アンセルメ、振付:レオニード・マシーン、舞台・衣装:パブロ・ピカソで初演された。

『三角帽子』フィナーレ 1997年マドリードでの公演より


黒づくめの服で厳めしい印象のファリャが、こんなファンタスティックな作品を書いたことは興味深い。『お代官様と粉屋の女房』から『三角帽子』への改作の課程で、ディアギレフは大いに口を出し、影響力を発揮した。敏腕芸術プロデューサーとして大ヒットを飛ばしたいディアギレフと、内向的、質素、清貧の人生を貫いたファリャ。おそらく二人は正反対の性格の持ち主だったことだろう。どちらの存在なくしても、バレエ音楽『三角帽子』は生まれなかった。

ロンドンでの初演当日、リハーサルの途中にファリャは電報を受け取る。「ママキトク、スグカエレ」晴れの本番、幕が上がる前に、彼は列車で出発した。出演者一同が舞台衣装のまま駅まで送ってくれたという。しかし彼は間に合わなかった。移動中の列車の中で、母の死を知る。

もうひとつ、哀しいエピソードが残されている。振付を担当したマシーンは、踊りの構想を練るためにグラナダを旅し、ひとりの青年と出会った。素晴らしいバイラオール:フラメンコの踊り手である。『三角帽子』のプランを聞いた青年は、マシーンに全面協力、熱心にフラメンコの技法を伝授する。この間、二人の間でどんな会話が交わされたのか…。
青年は、『三角帽子』完成の暁には、自分が主役を踊れるものと思い込んでいた。しかし晴れの初演舞台に、青年の出番は用意されていなかった。それどころか、彼が心待ちにしていた主役を踊るのは、ほかならぬマシーン、その人だった。青年はショックのあまり広場で踊り続け、そのまま気がふれてしまったという。

マシーン振付のダンス@パリ・オペラ座

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# by Megumi_Tani | 2017-04-02 17:15 | スペイン音楽 | Comments(0)

祝!Hanyu選手   

昨41月1日、ヘルシンキで開催された『フィギュアスケート世界選手権』で、羽生結弦選手が優勝した。ショート5位からの大逆転。

愉快だったのは、スペイン国営放送が日本より速く動画をアップ公開したこと。
スペイン人解説者のスペイン語の感嘆の声(当たり前ですが(^^;)とともに、視られます。以下のリンクから、どうぞ。
Mundial de Patinaje El japonés Hanyu se lleva la corona mundial y Javier Fernández se queda sin medalla

Hanyu ⇒ はにゅう、は、ともかく、Yuzuru は、ゆす~る、はたまた、じゅす~る。
しかも、zu は舌を噛む。スペイン語的には、発音しにくいだろうなぁ。。。

2位宇野昌磨選手、3位ボーヤン・ジン選手、4位ハビエル・フェルナンデス選手。
誰もが4回転をクルクル回る時代 !\(◎o◎)/!
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# by Megumi_Tani | 2017-04-02 12:18 | エトセトラ | Comments(0)

ミツバチのささやき / エル・スール   

ビクトル・エリセ監督『ミツバチのささやき』『 エル・スール』のデジタルリマスター版が劇場初公開されている。

ミツバチのささやき』は、とある小さな村で暮らす幼い姉妹と両親の物語。主人公の少女をはじめ、登場人物ひとりひとりの心の迷宮が、静かに、丁寧に描かれていく。原題は『El espíritu de la colmena~ミツバチの精霊』。フランコ政権下で制作、沈黙のメッセージが込められた、といわれる作品だ。



エル・スール』の「スール~sur」とは「南」の意。心に秘密を潜めた家族の年月が、娘の語りで明かされていく。家族が住む「北」と父のルーツであるらしい「南」、父と父を大好きな娘の葛藤、母の苦しみ、父の乳母が語る内戦前と内戦後の矛盾、相克…。

音楽も耳を惹きつける。「南」のテーマとして、グラナドス『スペイン舞曲第5番アンダルーサ』が繰り返し流れ、父がカフェで秘密の手紙を書く場面では、同じくグラナドス『オリエンタル』が響く。カフェの店名が「オリエンタル」という設定だ。初聖体拝受式後の宴で、父と娘がパソ・ドブレを踊る。同じパソ・ドブレが父と娘の最後の別れの場面でも象徴的に使われている。そうそう、ホテルの結婚式では、「ラ・クンパルシータ」も聞こえていた。

そして、主人公エストレリャの小さな星形の指輪。「エストレリャ~Estrella」とは「星」の意。「私はエストレリャよ」星形の指輪は、そんな少女の強い意思にも感じられる。

初聖体拝受式の後、父と娘がパソ・ドブレを踊る場面


「南」のテーマ「スペイン舞曲第5番アンダルーサ」


とにかく映像が美しい。ひとつひとつの場面があたかも柔らかく繊細な絵画のよう。全体を深く支配する漆黒の闇、沈黙、秘密、哀しみ、悼み…。いつの間にか、こちらも迷宮に誘い込まれてしまいます。

3月25日に公開されたばかり。昔ご覧になった方も、もう一度いかがですか?
ユーロスペース
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# by Megumi_Tani | 2017-03-31 00:00 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)