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1119♪ 永遠の別れの歌   

第26回リサイタル《スペイン浪漫Ⅲ~E.グラナドス生誕150年、F.モンポウ没後30年まで、今日でちょうど3カ月になりました。早々にチケットをお求めくださった皆様、「行きますよ~!」「前半だけしか聴けないかもしれないけれど…楽しみにしています!」「友達、誘います」etc.のメッセージをお送りくださった皆様、ありがとうございます。

正直なところ、バルセロナ・ショックが続いています。
Visca! Barcelona!
こんな時だからこそ、バルセロナゆかりの歌を、より大切に歌いたい、と思います。

さて、3か月前の節目の今日から、当日演奏曲目についてあれこれ綴ってまいります。
本日ご紹介の作品:
グラナドス〈悲しみにくれるマハⅡ・Ⅲ〉
モンポウ〈君の上にはただ花ばかり〉

この両作品、いずれも恋人との永遠の別れを歌った、スペイン歌曲の中でも屈指の名曲です。グラナドス〈悲しみにくれるマハⅡ・Ⅲ〉では、下町の粋な女マハが恋人マホの死を嘆き、モンポウ〈君の上にはただ花ばかり〉では、恋人を喪った青年が彼女の胸の上で枯れていく百合の花になりたい、と、切々と語ります。モンポウの柔らかく流れるメロディーに対して、グラナドスのスタイリッシュな激情型メロディー。恋人の死を儚み、夢か現か、心が虚空に溶けていくようなモンポウの世界に対して、グラナドスのヒロイン、マハは、恋人の死を受け入れられず、葛藤し、苦しみ、最後には、この世に自分の恋人マホほど素敵な男はいない、と、凛と歌い切ります。ゴヤが描くマハとマホの世界に憧れた、グラナドスの面目躍如というところでしょうか。同じバルセロナが生んだ作曲家、同じ恋人との永遠の別れの歌でもこんなに違う!その妙味をお楽しみください。

〈君の上にはただ花ばかり〉


〈悲しみにくれるマハⅡ〉


〈悲しみにくれるマハⅢ〉


第26回リサイタル
スペイン浪漫Ⅲ~グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年に捧ぐ
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています!

入場無料。要お申込み。
ご来場をお待ちしています!


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by Megumi_Tani | 2017-08-19 21:09 | リサイタル | Comments(0)

グラナドス150回めの誕生日   

今日7月27日は、エンリケ・グラナドス150回目の誕生日にあたる。
エンリケ・グラナドス讃

エンリケ・グラナドス・イ・カンピーニャは、1867年7月27日、カタルーニャ地方レイダで生まれた。父はキューバ生まれの軍人、母はサンタンデールの人。エンリケが3歳の頃、父の新しい赴任地、サンタ・クルス・デ・テネリフェ(カナリヤ諸島)に移る。後にグラナドスは、彼の地での思い出を「まさに天国のようだった」と述懐している。しかし、3年ほど過ぎた頃、父の落馬事故、健康上の問題等により、一家はバルセロナへの転居を余儀なくされた。

息子の音楽の才能を感じ取っていた両親は、早くから音楽教育を受けさせた。グラナドスは、バルセロナで、当時もっとも偉大な音楽家だったプジョールに師事。みるみる頭角を現す。将来有望、順風満帆に見えたが、16歳の頃、父が亡くなり、生活は一変。母とともに残された家族を養うため、彼はしばしば自分のレッスンを犠牲にして、いくつかのカフェでピアニストとして働かなければならなかった。酔客の前で、時には客の歌に合わせて、ピアノを弾くグラナドス…。彼が書き残した当時の言うに言われぬストレスは、まさに我ら凡人と同じ。いたく共感、ニンマリしてしまう。彼はカフェでも人気者だった。

自ら働いて学資を貯め、才能を高く買ってくれた篤志家の援助もあり、グラナドスは20歳でパリへ渡る。シャルル・ベリオに師事し、個人レッスンを受けながら、アルベニス、フォーレ、ドュビッシー、ラベル、ドュカス、サン・サーンスら音楽仲間と親交を結んだ。絵画にも興味を示し、画家達とも交流。芸術の都で、同郷の友人、ビーニェス、マラッツらと青春を謳歌した。

約2年間のパリ滞在を経て帰国。以後は、故郷バルセロナを舞台に、ピアニスト、作曲家、教育者として大活躍した。カザルス、ニン、ファリャら、今日私達がよく知るスペインの音楽家達も、グラナドスを深く敬愛していた。

渾身のオペラ《ゴイエスカス》ニューヨーク初演大成功を見届け、数々の栄誉を手にし、人々の称賛を受け、安堵して故郷バルセロナへ帰る途中、第一次世界大戦の犠牲となり、妻とともに英仏海峡の露と消えたグラナドス。
そのあまりにもドラマティックな最期ゆえか、彼の青春時代が語られる機会は少ない。
しかしピアノに夢中になり、カフェでのアルバイトに溜息をつきながらも夢を諦めず、パリで鋭意レッスンに励み、師や友人と深く心を結び、時にはお洒落して街を闊歩する…。そんな若き日のグラナドスの姿もまた私を魅了してやまない。

昨年は没後100年、そして今年は生誕150年。グラナドス記念の年に、現役の歌い手でいられたことを幸せに思う。11月のリサイタルでは、ぜひ佳き演奏をお届けしたい。

第26回リサイタル
スペイン浪漫Ⅲ~グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年に捧ぐ
2017年11月19日午後2時開演@Hakuju Hall(代々木八幡)
ご来聴をおまちしています♪

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by Megumi_Tani | 2017-07-27 13:06 | スペイン音楽 | Comments(0)

《スペイン浪漫Ⅲ》チケット発売開始です♪   

お待たせしました!
第26回谷めぐみリサイタル《スペイン浪漫Ⅲ~E.グラナドス生誕150年、F.モンポウ没後30年に捧ぐ》チケット発売開始になりました。

20171119日(日)1400開演
会場Hakuju Hall(代々木八幡)  
チケット:5,000円(全席自由)
チケットご購入【チケットぴあ】
         Pコード:334-347 電話予約:0570-02-9999
店頭取扱:ぴあ/セブンイレブン/サークルKサンクス
お問合せ:テンプリント(鈴木)03-3263-7728

ホームページに詳細をアップしました。どうぞご訪問ください。
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スペイン浪漫Ⅲ ご来聴をお待ちしています♪




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by Megumi_Tani | 2017-06-20 00:26 | リサイタル | Comments(0)

11月19日です♪   

風薫る五月、のはずが、今日も夏日?真夏日?出現の気配。近年は、心地よい合いの季節が本当に短くなりました。

暑さとともに、「今年のリサイタルはいつですか?」のお問合せをいただいています。
昨年の開催が9月19日、まだ残暑厳しい頃だったので、皆様、あれ?と思い出してくださったようです。ありがとうございます。

今年のリサイタル《スペイン浪漫Ⅲ》は、11月19日(日曜日)です。午後2時開演、会場は、お馴染みの Hakuju Hall。このHakuju Hall 、都内でも有数の人気ホールです。お客様に快適にお出かけいただける土曜、日曜、祝日の昼間を確保するのは至難の業ですが、幸い今年も日曜日に開催できることになりました。

昨年の没後100年に続いて今年生誕150年を迎えたE.グラナドス、そして、没後30年を迎えたF.モンポウ。二人の偉大なマエストロに捧げ、19世紀から20世紀へ移りゆく時代の多彩な歌曲を集めました。26回目にして、念願叶い、初めて演奏する曲もございます。どうぞ皆様、ご来聴くださいませ。

チケット発売開始は、6月19日(月)を予定しています。
折々、このブログ&ホームページで、ご案内をお届けしてまいります。
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by Megumi_Tani | 2017-05-11 13:07 | リサイタル | Comments(0)