Woo!
2010年 10月 26日
髙橋大輔 2010 NHK trophy SP
「暑苦しく、ウザく、演じたい」彼のこの言葉がラテンの魅力をよく表している。いかに覆い隠しても、また、その温度に個人差こそあれ、人の心の奥には熱い情念が潜んでいる。それを、正直に、心の底から切々と歌い上げるのがラテンの世界だ。甘いものはどこまでも甘く、哀しいものはどこまでも哀しく、可愛いものは食べてしまいたいほど可愛く、泣いて笑ってまた泣いて…。今風に言えば、ウザったく暑苦しい感情。しかし、その悪びれない素朴さが共感を呼ぶ。
このジャンルは、どちらかといえば中高年の方々に人気がある。髙橋選手のような若者が魅力いっぱいに表現してくれることは、意外な驚きだった。時代はラテン?!?!
本日のタイトル「Woo!」これだけでピンと来る人は、ラテン通、かな?