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職人さん   

メガネの度数が合わなくなってきた。フレームもネジがすぐゆるむ。作って何年経っただろう?そろそろ替え時?

最寄り駅の近くにも、通りすがりの道にも、仕事先の駅ビルにも、メガネ屋は沢山あるのだが、私はわざわざ電車に乗って出かける。目指すはFメガネさん。かの松下幸之助氏や司馬遼太郎氏が太鼓判を押したお店だ。

高校時代にメガネ人生が始まり、その後、大学時代からコンタクトレンズに。かれこれ二十年使い続けたが、いつの頃からか、眼がとても疲れるようになった。肩こり、頭痛もひどい。困ったなぁ…と思って歩いているとき、たまたまFメガネさんの前を通りかかった。「今のメガネって、どんな感じ…?」と眺めていたら、「何かお探しですか?」と店長さんがやって来た。私が症状を説明すると、「検査だけでも、どうぞ」と薦める。「でも、今すぐ作る気はないので」と断ると、「それならそれで結構ですよ。眼が疲れる原因だけでも探ってみましょう」とのこと。「じゃ、本当に作りませんけど…」と、厚かましく検査してもらうことにした。

その検査に驚いた。とにかく種類が多い。それまでコンタクトレンズの補助にメガネを作っていた街角の安売り店とは大違い。そして検査の意味、私の眼のタイプ、癖、反応の仕方等を詳しく説明してくれる。プロフェッショナル、職人さん、の仕事だ。質問には、素人にも分かりやすいように丁寧に答えてくれる。メガネってこういう風に作るものだったのか…。感銘を受けた。結局、最初の固い決意はどこへやら。脱コンタクトレンズを期し、新しくメガネを作ることになった。以来、何度も作り替え、時々はメンテナンスに通い、ずっとお世話になっている。店長さんは何代も変わったが、お店の姿勢は一貫して変わらない。

私は職人さんに弱い。Fメガネさんに限らず、徹底した仕事をする人を本当に素晴らしいと思う。目指せ!歌う職人!というところか。

by Megumi_Tani | 2011-07-10 07:51 | エトセトラ | Comments(0)

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