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TOKIOおめでとう?!?   

9月7日、2020年夏のオリンピックの開催地が東京に決まりました。バルセロナの友人がレストランで食事をしていたら、「TOKIOおめでとう!」と、お店のオーナーがCAVAをご馳走してくれたそうです。さて、これ、なかなか意味深です。

日本のマスコミは万歳モード全開です。でも私は、未だ、どうなんだろう…の思いをぬぐいきれません。類は類を呼ぶのか、周りにも同じような意見の人が多いです。「やっぱり東京でよかったね!」7年後に心からそう言えることを願うばかりです。

さて、早朝から歓喜に湧いた東京の一方で、競争相手のひとつMadridのあの日の様子はどうだったのでしょう?マドリー在住42年の画家・ヤマダトミオさんがブログで詳しく実況してくださっています。地元Madridの事情に通じた日本人ならではの視点、鋭くもユーモラスな語り口!「マドリ―の恋人」 

オリンピック開催地決定の数日後、9月11日には、カタルーニャで全長400キロに及ぶ 『La Via Catalana<人間の鎖>』がつくられました。『9・11カタルーニャの日』は、長い長い歴史の経緯から、カタルーニャの人々にとって極めて重要な日なのです。

★9月11日~赤と黄色の布が掲げられたカサ・ミラ
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★La Via Catalana~9月11日バルセロナの街中の様子


以前、とあるコンサートに出かけた際、MCがカタルーニャ人を揶揄する小話で始まったことがありました。これから素敵なスペイン音楽の演奏が始まる、その前にこの話?我が耳を疑うとともに、延々と続く何とも品のないMCに腹が立ち、悲しくなりました。カタルーニャの悪口を言われたから腹が立った?もちろんそれもあります。でもそれ以上に、対象がどこの国であれ、どこの地方であれ、外国人である日本人がよその国のネタを笑い飛ばして人前に晒す、その感性が悲しいと思いました。

どんな国でも歴史には様々な経緯があります。スペインはその事情がより複雑です。長い時間と風土に形成された人々の心、魂を、外国人の我々が簡単に理解できるわけがない。その意味で、常に謙虚であることが大切だと思います。相手への深いrespeto、そして愛がなければ、決して本ものの絆は生まれない。あらためて、そう感じています。

by Megumi_Tani | 2013-09-16 14:56 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

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