『魅惑のスペイン歌曲~ファリャ』その2
2016年 11月 19日
小柄で痩せっぽち、頭は禿げ、歯は抜け、いつも黒づくめの服、まるでどこかの用務員さんのようだったというファリャ。そんなファリャが、厳格な自己規制を課し、沈黙と祈りの生活を続け、命をかけて追求した、より本質的な、より根源的なスペイン音楽。その音世界が放つ妖艶な熱!鮮やかな色彩!「ファリャの前にファリャ無し、ファリャの後にファリャ無し」いつかどこかで読んだ言葉があらためて蘇りました。
「背景を知って曲を聴くとまるで違います」「もしも今、ファリャが生きていたら、どんな曲を書くのでしょう…?」「ギター伴奏とピアノ伴奏の違いは?」etc。セミナー終了後も、会話が弾みました。熱心に受講された皆さん、1回しか受講できないけれどそれでも!と駆けつけてくださった皆さん、ありがとうございました。¡Hasta la próxima!