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ス、といえば…   

今月初め、スペイン国王ご夫妻が来日された。
『宮中晩餐会、到着時
『来日中のスペイン国王、「フクシマの英雄」と再会』
『両陛下、スペイン国王夫妻と静岡訪問』

ご来日中のこと。とあるラジオ番組で、男性コメンテーターがスペインの車産業について話し始めた。すると、アシスタントの女性が間髪を入れずに突っ込んだ。「スペイン?車?アハハ!イメージ湧かないですよ。スペインって、とにかく朝から晩までずっとフラメンコを踊っている国って感じですよね」またこれか、と、ガッカリ (>_<) このアシスタントさん、なかなか好感度の高い女優さんだっただけに、ますますガッカリ (>_<) (>_<)

初対面の方に、「スペイン歌曲を歌っている…」と自己紹介しかけると、「あら!谷さんって歌う人かと思っていたら踊る人だったんですか?」と驚きの表情\(◎o◎)/!「いいえ、歌い手です」とあらためてお答えすると「エッ!その声であのド迫力の歌を歌うんですか?」と、ますます驚きの表情\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!

スペイン、スペインと人気があるようでも、日本での一般的な知られ方は、ラジオのアシスタント女優さんの言葉に代表されるものだろう。「脱スペイン版フジヤマ・ゲイシャ」を願うも、長い年月焼き付いてしまったイメージは、そう簡単には崩れない。スペインのス、と聞いただけでフラメンコ¡Ole! しかし、スペインの音楽はフラメンコだけではない。スペインの人々が朝から晩までフラメンコを踊っているはずもない。さらに言えば、フラメンコの歌-カンテ-は、ただ単に迫力だけのものではない。人の世に在り、人の世を生きる悲嘆、歓喜、慟哭、諦観…。熱く、感じやすく、切ない、魂の叫びだ。

熱く、感じやすく、切ない、魂の叫び。この独特の個性は、スペイン歌曲にも共通している。フラメンコで言われる「ドゥエンデ-魔力-」は、スペイン歌曲の根底にも深く息づいている。歌う者も聴く者も思わず心揺すぶられる不思議な力だ。

スペイン音楽のなかでも、日本人はもとよりスペイン人にさえあまり知られていないクラシック歌曲、そのご紹介、となると、もう至難の業(^^;; しかし、それでも、きっと何か道はある!6月開催のセミナー『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』は入門編。音と映像を楽しみながら、さっくり分かり易くお話ししてみたい。

ご参加をお待ちしています!
『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』
日時:2017年6月9日、23日(いずれも金曜日)19:00~20:30
会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
詳細・お申し込みはこちら ⇒ 『セルバンテス文化センター春期講座』

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by Megumi_Tani | 2017-04-15 22:27 | 講座/セミナー | Comments(0)

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