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『ときめきのハバネラ』その2   

スペイン歌曲セミナー@セルバンテス文化センター『ときめきのハバネラ』第2回が終了した。今回はPCも絶好調(^^)V スペイン歌曲の歴史、時代背景を追いながら、スクリーンいっぱいに映しだされる動画とともに、多彩なハバネラの魅力をご堪能いただいた。
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スペイン歌曲を歌い始めたごく初期の頃から、ハバネラに心惹かれて来た。世界に冠たるソプラノ、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスが歌うチャーミングな「ラ・パロマ」を聴いた時の驚きは忘れられない。甘い郷愁、安らぎ、癒し…。しかし、ただ単に癒し系というだけではない。ハバネラは懐が深い。時に妖しい魔力、えもいわれぬスリルをも演出する。理屈、理論を越え、クラシックとポピュラーの境を越え、どこまでも自然に心揺らすリズム、ハバネラ。だからこそ、易きに流れない、上質の演奏が求められる。これはハバネラのみならず、スペイン歌曲全体に共通する重要なポイントだろう。

各々お忙しいなか時間を空け、熱心にご受講くださった皆さん。これを機にスペイン歌曲の世界により深い興味をお持ちいただければ、こんなに嬉しいことはない。



いまや「ハバネラ」と言えばこれ。
偶然!セミナー開講日の3月16日は、ベルガンサ83歳の誕生日。


ラヴェル「ハバネラ形式のボカリーズ」

モンサルバージェ「ピアノの中のキューバ」
4分20秒付近から~


上記Youtubeのほかにも、新旧取り混ぜた多種多様なハバネラを楽しみました。ハバネラ尽くしでもちっとも飽きないのが不思議!なかには「今夜はいい夢を見られそうです」と、お声をかけてくださった受講生さんも…!ときめきのハバネラ ⇒ ハバネラといえばイラディエール ⇒ イラディエールといえば「ラ・パロマ」。でも、カルメン「恋は野の鳥」の生みの親である「エル・アレグリート」や他の歌曲作品は、ほとんど知られていません。
今回まとめてご紹介させていただいて、天上のイラディエールさん、喜んでくれているかしら…?!
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by Megumi_Tani | 2018-03-17 16:41 | 講座/セミナー | Comments(0)

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