カテゴリ:故郷( 38 )   

北海道での大地震   

9月6日朝6時ごろ、ふと目が覚めて枕元のラジオのスイッチを入れると、「生まれて初めての揺れでした」と、インタビューに答える声が流れてきた。あ、またどこかで地震があったんだ…。ぼんやり聞いていると、その男性の訥々とした語り口が北海道を思わせる。あれ?慌てて起き上がり、テレビをつけ、大地震発生を知った。
平成30年北海道胆振東部地震

その段階では北海道と携帯電話がつながり、家族の無事を確認できた。が、すでに北海道全域で停電。断水になっていない地域でもマンションでは水が止まっていた。東日本大震災の記憶が一気に蘇る。余震の恐怖、物資の不足、情報の混乱、離れていて何も出来ない無力感…。そんななか、NHKのアナウンサー氏がこんな呼びかけをした。
離れたところだからこそできるサポートを

そうか、出来ることがあるんだ。スマホは極めて便利なツールだが、停電下では充電が出来ない。予備の充電器があればよいが、無い場合は残っている電気を節約するしかない。となると、使い放題であれこれ検索することは出来ない。フェイスブックでこまめに情報発信されている方も「電力節約のため、しばらく投稿を止めます」と書き込んでいる。普段テレビで情報を得ている高齢者の方などはテレビが映らず、今、何が起きているのかも分からない。新しい情報、注意を喚起する情報が出ても、それを知る術がない。

幸いメールは通じていた。そこで、こちらで得た情報を随時、簡潔に、メールで伝えた。電力節約のため「返信不要」。細かい地域の情報は分からなくても、大きな流れだけでも伝わるだろう…。実際、早々に停電が復旧した地区でも、電波が微弱で電話は不可、テレビの受信も出来なかった。今何が起きているのか分からないことほど不安なことはない。

発災から3日め。少しずつ復旧が進んでいるが、全体が落ち着くには長い時間がかかるだろう。週明けには、もしかすると計画停電?の報道もある。東日本大震災時のあの大混乱…。思い出すだけで憂鬱になる。北海道の皆様、計画停電回避のため、どうぞ節電を!

ところで、東日本大震災の折も書いたが、今回も「ラジオ」をお薦めしたい。スマホ検索もダメ、テレビもダメ、ラジオもダメ。スマホでもラジオが聞けるが、これも充電が出来なければダメ。半日あるいは一日経てば、無料充電できる場所が開放されるだろうが、その情報を得る手段は?その無料開放所まで行く足が無い場合は?そんな時、手元に乾電池式ラジオがあれば、とりあえず情報を得られる。

ラジオには別の効用もある。東日本大震災の時に私自身が体験したことだが、テレビで繰り返し流される大災害の映像に心がやられてしまうのだ。そんな時は、テレビのスイッチを切り、ラジオに切り替え、最低限の情報はキャッチしながら、我に返って落ち着いた時間を過ごす。「被災地に雪が降る… 」「災害報道を見て苦しんでいるあなたへ

ラジオのみから、ライト付き、目覚まし付き、スリープ機能付き、防災機能付きetc、いろいろな種類があります。この機会に、一家に一台乾電池式ラジオ、いかがですか?

大きな余震が来ないことを、そして順調な復旧、復興を、心から、心から祈ります。
被災地への支援をお考えの方へ



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by Megumi_Tani | 2018-09-09 12:59 | 故郷 | Comments(0)

虹と雪のバラード   

冬季オリンピックが始まった。ピョンチャンというところは、とにかく寒いそうだ。昨夜開会式が行われた会場は屋根が無かった。いろいろ対策は取られていたようだが、それにしても…。選手も観客もどんなに寒いだろう、、、と、そのことばかりに頭が行ってしまった。

今、このブログを書いているのは、2月10日午後9時前。まもなく、レジェンド・葛西選手が出場するスキー・ジャンプ・ノーマルヒルが始まる。ノーマルヒルといえば、昔の70メートル級。70メートル級といえば、やはり札幌オリンピック・日の丸飛行隊!と、道産子の想いはめぐる。日本選手3人が表彰台を独占。なかでも金メダルの笠谷選手は偉大なヒーローだった。



札幌オリンピックが開かれたのが1972年。その72年に、葛西選手が生まれている。まさに、ジャンプの申し子か\(◎o◎)/!

こちらは、大人気だったフィギュア・スケート、ジャネット・リン選手


札幌から遠く離れた場所に住んでいた私には、ナマで観戦する機会はなかった。それでも連日テレビにかじり付き、応援したものだ。北海道の首都サッポロが国際都市になる、それは、子ども心にも大いなる夢を感じさせた。オリンピックめがけて地下鉄が開業し、ゴムの匂いのする車両が走った、当時の皇太子ご夫妻が試乗された、と、大々的に報道されていた記憶がある。1972年、昭和47年…。子どものことだから他愛もない印象かもしれないが、世界が、日本が、人々が、今よりも素直に、シンプルに、未来を信じていたような気がする。2018年冬季オリンピック……。各選手の悔いなき活躍を祈って!

札幌オリンピックといえば、この曲 169.png
作詞の河邨文一郎氏(医者・詩人)は小樽市出身。母校の大先輩です。



2018年3月2日3月16日開講 ハバネラの魅力全開の講座です。お申込み受付中!
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春期セミナー ときめきのハバネラ
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by Megumi_Tani | 2018-02-10 20:58 | 故郷 | Comments(0)

まだ冬です…   

飛騨の友人が寒の餅を送ってくれた。何年も前にいただいた時に、私が「美味しい!」を連発して以来、毎年忘れずに送ってくれる。義母様が山で採っていらしたヨモギがたっぷり入った蓬餅は本当に美味しい。ご馳走様です。『寒の餅

寒餅は冬の季語。暦では立春を過ぎても、北国はまだ冬だ。11月初めに初雪が降り、一度融けて、やがて根雪になる。1月末から2月半ばは寒さの底。3月半ばに締めの大吹雪がやって来て、やっと冬の出口が見えてくる…。そんな幼い頃の体感?が今も残っている。12月に入った頃、天気予報で「本格的な冬に備えて…」などと聞くと、「もう冬なのに」と、つい思ってしまう。

バルセロナに住んでいた冬、大雪が降った。40年ぶり、とかで、街中大パニック。雪の轍にハンドルを取られて、そこら中で車同士がボンボンぶつかっていた。公衆電話がツーツー言ってつながらない。「皆が一斉に暖房をつけたから電気が足りなくなったんだ。それで電話がつながらない」と、ポルテロのおじさんが真顔で言ったけど、そんなことあるのかしら???

厳しい寒さと途方もない雪との戦い。そんな冬の苦労を逆手にとって、小樽では18年前から『小樽雪あかりの路』が開催されています。大がかりな『札幌雪まつり』とは対照的に、手作り感いっぱいの心温まるイベントです。 『小樽雪あかりの路18

ある年の『小樽雪あかりの路』のひとコマ。
撮影は、柏野祐二さん。こんな素敵な写真集を出されています。『とっておきの空と海
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『小樽雪あかりの路』スペインのサイトでも紹介されていました。中に写真あり。クリックして、ぜひどうぞ。 『EL FESTIVAL YUKI AKARI NO MICHI DE OTARU, HOKKAIDO

こちらは、老舗の『札幌雪まつり』。スペインの新聞El País紙に紹介されています。
Festival de la Nieve de Sapporo

北海道で冬のイベントといえば、やはり決めはこれでしょう。
今日2月11日も北海道は吹雪。新千歳空港では沢山の欠航が出ているようです。。。
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by Megumi_Tani | 2016-02-11 00:43 | 故郷 | Comments(0)

2016 頌春   

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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by Megumi_Tani | 2016-01-01 23:52 | 故郷 | Comments(0)

ありがとう、マッサン!   

最終回から三日。『マッサン』の余韻まだ熱く漂う3月31日、NHK文化センター光が丘教室にて、一日講座『麦の唄を歌おう』が開催されました。

昨年暮れの「紅白歌合戦」の映像を皆でしみじみと鑑賞した後、まず、「余市町」「ニッカウヰスキー余市蒸留所」について、ご紹介させていただきました。余市という地名はよく知られるようになりましたが、その余市が北海道のどの辺にあるか?となると、他府県の方にはなかなか分からないものです。そんな基本のキから、町の歴史、名所、果物や海産物豊富な名産品、JR余市駅前の「赤い屋根のニッカ」、石造りの門をくぐると、まさにスコットランドを思わせる世界が広がっていること、竹鶴正孝さんとリタさんご夫妻について、正孝氏が町に多大な貢献をされたこと、とてもお料理上手だったリタさんのエピソードetc,etc。お二人の波乱万丈の、しかし決してぶれない真っ直ぐな生き方は、本当に素晴らしい。「マッサンとリタの物語」

講座の後半は、いよいよ『麦の唄』です。 懐かしい人々、懐かしい風景~♪ さすが毎朝聞いていただけあって、皆さん、いい感じで歌っています。曲の真ん中、テレビで流れなかった部分には、やや悪戦苦闘。転調が繰り返されていて、結構難しいのです。でも、ちゃあんと歌うコツがあります。歌詞を味わいながらあれこれ練習して、最後には全員しっかり歌えるようになりました。

講座終了後、受講生のお一人が「いやぁ!今日の講座で、私はもう余市を案内できる気分になりました」と仰るのを聞いて、「いやぁ!講座を開いてよかった」と、私も嬉しくなった次第です。

今回は余市町とニッカウヰスキー様にご協力いただき、地元ならではの沢山の資料を準備することが出来ました。心より感謝申し上げます。

以前もご紹介しましたが、ニッカとスペインには、こんなご縁があります。80年代、一世を風靡したCMにスペイン歌曲が使われているのです。
J.ロドリーゴ「ポプラの林に行ってきた」


ふと気づけば、マッサン、マッサン、と、地元が舞台のドラマに、私もすっかりハマった半年でした。ドラマを離れたところでは、私自身が留学時代にスペイン語で苦労した経験から、エリー役のシャーロット・ケイト・フォックス嬢の奮闘ぶりが他人事とは思えず、心中熱く応援し、その急成長にいたく感心していました。ドラマが放映されている間に、余市とニッカゆかりのお二人が急逝されたことも忘れられません。きっと今頃は、「竹鶴」のグラス片手に、マッサンの大成功を喜んでいらっしゃることでしょう。

余市の人が「ニッカ」と言う時、その響きの奥には、得も言われぬ親愛の情がこめられています。朝ドラの記憶とともに、今後、その想いはますます深まることでしょう。素敵な時間でした。ありがとう、マッサン!
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by Megumi_Tani | 2015-04-03 17:51 | 故郷 | Comments(0)

朝ドラの主題歌『麦の唄』を歌おう   

朝ドラ『マッサン』も、残すところ三週間。終盤に入ってドラマはどんどん盛り上がり、早くも「マッサンロス」なる言葉がささやかれるほどの人気です。Fantástico!

ブログをたどってみると、私が「マッサン」決定のニュースを知ったのは、2013年11月のようです。(こういう時に、ブログって便利ですね)
『朝ドラ』の舞台に!
それから、あれこれ、思いつくままに。。。
『マッサン』 『望郷』  2015年 頌春  追悼 竹鶴威氏 『マッサン』 in 北海道

そして、いよいよ締めです。放送終了直後の3月31日、NHK文化センター光が丘教室にて、一日講座「朝ドラの主題歌『麦の唄』を歌おう」を開催することになりました。
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「シリーズお酒講座」の中に組み込まれているのが、なんともニクいチラシです。余市町やニッカウヰスキー余市蒸留所について、地元ならではの資料でご紹介。つづいて、主題歌『麦の唄』をご指導します。この曲には、朝の放送では流れて来ない中間の部分があります。ちょっぴり難しいのですが、その部分を歌うことで、エリーの心情を詠んだはずの歌が、より大きく普遍的な人生の励ましの歌に姿を変えます。胸にぐんぐん迫るパワーは圧巻!さすが中島みゆき!当日の伴奏はカラオケではありません。私がピアノを弾きます(^^)
麦は泣き、麦は咲き…♪ ぜひマスターして、「マッサン」の記憶を心に刻んでください。

一日講座は、どなたでも参加できます。
お申し込み・お問い合わせは、お電話かメールで、NHK文化センター光が丘教室まで。
3/31朝ドラの主題歌『麦の唄』を歌おう

昨年末の竹鶴威氏につづいて、数日前、余市ゆかりの重鎮S氏が急逝されました。病床でも「マッサン」をご覧になっていたそうです。今頃は、お二人で、グラス片手に、くつろいでいらっしゃるでしょうか。。。


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by Megumi_Tani | 2015-03-07 23:56 | 故郷 | Comments(0)

『マッサン』 in 北海道   

明日21日放送「NHK土曜スタジオパーク」は、北海道・小樽市からの生放送です。ゲストは、マッサンとエリー。一馬君が余市をじっくりレポートしてくれるようです。
土曜スタジオパーク『マッサン』 in 北海道 午後1時50分~

ちなみに、会場の小樽市民会館は、1963年(昭和38年)開館の由緒ある、そして、ちょっぴり古めかしいホールです。私にとっては、高校時代、合唱部の定期演奏会で歌った懐かしい場所。薄暗い舞台裏の通路を、夢中で走り回った思い出が蘇ります。

合唱といえば、『マッサン』でエリーが歌い、前作の『花子とアン』ではスコット先生が窓辺で口ずさんだ、スコットランド民謡【The Water is Wide】をご記憶でしょうか。この曲に八木倫明氏が日本語詞をつけた【広い河の岸辺】が合唱にアレンジされ、中高年の間で秘かなブームになっているそうです。しみじみと胸にしみる歌詞、仲間とハモる喜び…。わかるなぁ。

こちらは、オリジナル英語版。懐かしいマッサンとエリーの映像とともに。


ドラマ最終盤に登場するキャストも発表されました。
連続テレビ小説「マッサン」北海道編 新キャスト発表!!

あらためて ⇒ 『マッサンとリタの物語』

麦は泣き、麦は咲き…♪ 放映終了間もない3月31日、一日講座『麦の唄を歌おう』を開催します。詳細は後日。お楽しみに!
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by Megumi_Tani | 2015-02-20 20:22 | 故郷 | Comments(0)

追悼 竹鶴威氏   

昨年の暮れ、竹鶴威氏が亡くなられました。『望郷』
威氏の息子さん、マッサンにとってはお孫さんにあたる竹鶴孝太郎氏へのインタビュー記事をご紹介します。とてもダンディな威さんのお写真が掲載されています。
『朝ドラとは違う…孫が見つめたマッサン夫婦とは』

数回お目にかかっただけなのに、なぜか、とても懐かしく思い出される竹鶴威さん。
今頃は、グラス片手に、天上でくつろがれているでしょうか。。。。
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by Megumi_Tani | 2015-01-11 13:50 | 故郷 | Comments(0)

雪国   

余市は穏やかなお正月でした。それなりにシバレたものの、吹雪もなく、晴天。ありがたいことです。近くのスーパーでは元旦から大勢の人がお買いもの。本当に、お正月も昔とは様変わりしましたね。今年は初雪がそのまま根雪になったそうです。あと約三ヶ月、大雪に見舞われないことを祈るばかりです。
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おかげさまで、新しいホームページがご好評をいただいています。060.gif
『谷めぐみの部屋』
まだご訪問になられていらっしゃらない方、ぜひどうぞ。
ホームページからも、このブログに入れます。
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by Megumi_Tani | 2015-01-04 23:05 | 故郷 | Comments(0)

2015年 頌春   

新年あけましておめでとうございます。2015年が明るく穏やかな一年でありますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。

雪の余市でお正月を迎えました。「マッサン」ブームで、昨年のニッカ工場見学者は、65パーセントも増加したそうです。年末年始、工場はお休み。夜の闇に、石造りの門がくっきりと浮かび上がっていました。いよいよ1月から、ドラマの舞台は余市に移ります。
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by Megumi_Tani | 2015-01-01 00:51 | 故郷 | Comments(0)