カテゴリ:Musica あれこれ( 25 )   

歌は語るように♪   

指揮者の山田和樹氏が実行委員長を務められる『山田和樹アンセム・プロジェクト』。
2020年を目指し、国際文化交流への持続的、継続的貢献を目的に、世界の国歌、愛唱歌を広く集め、記録する、大がかりなプロジェクトだ。

歌うは、東京混声合唱団。プログラムにスペイン語の歌登場ということで、原語指導に伺った。2016年、ロドリーゴ作品でご一緒して以来のご縁だ。「東混ロドリーゴを歌う

会場に着くと、練習室のドアの向こうから混声四部のハモりが聴こえて来た。高校時代、合唱に明け暮れていた私は、この「ハモり」を聴くだけで、どこか血が騒ぐ。

さて、スペイン語の練習。2016年練習時にお伝えしたコツを皆さん、よく覚えておられ、反応、修正が速い。さすが!百戦錬磨の東混さん。ポンポン質問も出て、頼もしい限り。前回の超早口「ア・ラ・チリビリブエラ」を思えば、何も怖くない!(^_-)-☆

日本人である私達がスペイン語で歌うこと。これには、当然のことながら日本人ならではの課題がある。基本的な発音そのものに加えて、スペイン語圏の人達が当たり前に出来ることが我々日本人には当たり前ではない部分、その違いを克服するための工夫、リズムとメロディーがある「歌」ならではのポイント、隠れたコツetc。一度出来ても、油断するとすぐにどこか緩くなる。練習しても、練習しても終わりがない。これはスペイン語に限らず、外国語で歌う者にとっての永遠の課題だろう。しかも、ただ格闘するだけではない。その外国語を使って、歌詞の繊細な味わい、人情の機微、男女の恋模様、はたまた神への祈りまで歌い上げようというのだから…。

「歌は語るように、語りは歌うように」~森繁久彌が残した言葉だ。たとえそれが外国語の歌であっても心は同じ。ご縁があったスペイン語を大切に、語るような歌を、と、いつも願っている。

こちらは、日本語の歌。
山田和樹氏&東京混声合唱団「心の瞳」



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by Megumi_Tani | 2018-04-05 23:10 | Musica あれこれ | Comments(0)

日本の歌@バルセロナ   

今日3月7日は花粉症記念日。バルセロナから帰って数年後の3月7日、いきなりクシャン!クシャン!くしゃみの連発に見舞われた。発症後数年は悪化の一途をたどり、どこかの時点で下げ止まり。以降、花粉感知度高め安定をキープしている。そして、もうひとつ、3月7日はフェイスブック記念日。こちらはまだほんの数年のキャリアだが、折々の旬の情報に加えて、時々、思いもがけない記事に遭遇できるのがありがたいというところか。
本日、記念日

さて、そのフェイスブックに流れてくる情報の中に、見慣れた楽譜の写真を見つけた。
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3月8日バルセロナで、コンサート『Del Oriente Lejano...(遥かなる東方から)』が開かれる、会場はグラナドスゆかりのマーシャル音楽院内アリシア・デ・ラローチャ・ホール。そこで『日本民謡集』の中から数曲が演奏されるのだ。これは嬉しいニュース♪

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さっそく投稿者の歌い手さん、Monicaに、初めまして&お祝いのメッセージを送った。
(これがFBの便利なところ)
すぐに返事が届いた。「ありがとう!メグミ!マエストロからメグミと一緒にこの楽譜集を作った時の話を聞きました。表紙題字はメグミのパパが書いてくれた、ということも」「そうそう。バルセロナ市庁舎『百人会議の間』で、マエストロと私が初演しました」「メグミ、ぜひ会いたい。明日インタビューを受けることになっているから、そこでその初演の時の話をしてくれませんか?」「素敵ね!お邪魔したいのは山々だけれど…私は東京在住。ちょっと遠いかなぁ…」「それは、ちょっとじゃなくて、かなり遠い…」
(これがFBの愉快なところ。世界中どこにいても、気分はご近所)
「De Tokio lejano(遥かなる東京から)ご成功をお祈りしています」
「ありがとう!」

こんな出来事があると、あの時、頑張ってよかったなぁ、と思う。ひょんなことから恩師の『日本民謡集』出版をお手伝いすることになり、1985年の今頃は、まさに東奔西走していた。「Hola! バルセロナ(31)
楽譜集が完成したのは、出版記念特別演奏会のギリギリ前日!「Hola! バルセロナ(42)
由緒ある「百人会議の間」に日本の歌が響いた、忘れられない思い出だ。

第1曲「さくら」は特に繊細で美しい。ビクトリア・デ・ロス・アンへレスも気に入り、歌ってくれた。まもなく丸七年を迎える東日本大震災の年のリサイタルでは、万感の祈りをこめて私も歌わせていただいた。恩師はもとより、スペインの人々の日本への憧憬の念は深い。「楽譜」という形があれば、これからもささやかに歌われる機会があるだろう。

Mi querida Barcelona。愛おしい日々に感謝を込めて。
歌修業日記『hola! バルセロナ』
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by Megumi_Tani | 2018-03-07 13:25 | Musica あれこれ | Comments(0)

19世紀の華   

オペラ・キュレーター井内美香さんが主催される勉強会:みんなでオペラ《ホフマン物語》に参加させていただいた。一昨年暮れの《カルメン》同様、オペラファン&井内ファンの方々が集まり、和気あいあい。皆さん、メモを取りながら、熱心に耳を傾けられていた。推薦図書として、以前このブログでも採り上げた岸純信著『オペラは手ごわい』が紹介され、井内さんセレクトのDVDを視聴。おかげ様で私も、この構成が少々ややこしいオペラの全体像や、そもそも何故ややこしくなったか、という理由等々を学ばせていただいた。



カステラ一番、電話は2番~♪で有名な?《天国と地獄》をはじめ、オッフェンバックが作曲した沢山のオペレッタには、かなり鋭い風刺やブラックユーモアの類が散りばめられていたという。お芝居と歌とダンス、そして最後はお約束の大団円。人々は肩の凝らない、それでいて思わずニヤリとする捻りのきいた陽気な作品を楽しんだ。その辺りは、スペインのサルスエラと事情が似ているかもしれない。同じ歌い手でも、オペラや歌曲の歌い手とオペレッタやサルスエラの歌い手では、基本的に求められるスキルの内容、質が違う。

オッフェンバックのオペレッタ《パリの生活》


それにしても、あらためて感じるのは、19世紀パリの文化的成熟度の高さだ。今回のテーマのオッフェンバックのほかにも、キラ星のごとき作曲家達が我こそは!と腕を競い、名作オペラを生み出した。では、オペレッタとサルスエラの例同様、この時期のスペインで名作オペラが生まれたか?というと…残念ながら、答えはNOだ。名作オペラどころか、この時代、スペインの音楽は得意の?シエスタに入っていたのかもしれない。ヨーロッパ各国の音楽家がエキゾチックなスペインに憧れ、その魅力を盛り込んだ作品を次々と発表していたのに、肝腎のスペインでは為す術もなく時が過ぎていた。ペドレル先生が現れ、アルベニスやグラナドスやファリャがスペイン音楽のために奔走するのは、19世紀もいよいよ終ろうとする頃だ。そんな彼らも、若き日は芸術の都パリに憧れ、パリで学んだ。

さてさて、19世紀スペイン音楽は寂しいわねぇ…などとションボリしている場合ではない。19世紀半ば、ちょうどこの寂しい時期に、スペインから生まれた世界的大ヒット曲、それがイラディエール 作曲〈ラ・パロマ〉だ。陽気なくせにどこかもの憂げ、酸いも甘いもかみ分けたような気怠くゆる~いハバネラのリズムが人々を魅了した。思えば、長調の曲なのにどこか漂う哀愁は、当時の、そして今も変わらぬ、スペインの ”寂しさ” なのかもしれない。


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今日の〈ラ・パロマ〉

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by Megumi_Tani | 2018-02-07 00:32 | Musica あれこれ | Comments(0)

1月31日の記憶に寄せて   

東京は寒い日が続いている。今週金曜日はまた雪の予報 (>_<) 北国育ちの私だが、東京の雪にはほとほと閉口している。1月31日は皆既月食、しかも265年に一度の「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」だったそうな。皆様は、冬の夜空をご覧になられただろうか…。



「1994年の今日1月31日、バルセロナのリセウ大劇場が二度目の大火事で焼失した」ことを、いつもながらマメなフェイスブックが知らせてくれた。二度の大火、爆弾テロに見舞われながら、そのたびに美しく再建されたリセウ大劇場。芸術の街バルセロナの誇りだ。
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この話題で真っ先に私の脳裏に浮かぶのは、再建支援チャリティーコンサートでのビクトリア・デ・ロス・アンへレスの姿だ。この時、実に71歳。凛とした黒い瞳、深く響く声、粋な鉄火肌のビクトリア:カルメンは、リセウ大劇場再生への強い決意に満ちている。

ビゼー《カルメン》よりハバネラ〈恋は野の鳥〉


人間性豊か、知性に溢れ、その上で、歌うことが生きることだったビクトリア・デ・ロス・アンへレス。Brava!!

こちらは、消失する前、1992年のリセウ大劇場でのリサイタルから
シューベルト〈鱒〉



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by Megumi_Tani | 2018-02-01 00:44 | Musica あれこれ | Comments(0)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレス《カルメン》新譜   

ビクトリア・デ・ロス・アンへレスが歌うカルメンの新譜が発売された。1958年録音、トーマス・ビーチャム指揮の名盤を最新のSACDで楽しめる。

歌劇《カルメン》(全曲)
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ブックレット冒頭、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスならではのカルメンの魅力について、オペラ研究家岸純信氏が非常に興味深い文章を寄せられている。私が通訳させていただいた折の体験談もご紹介くださった。

国を超え、時代を超え、絶大な人気を誇るオペラ《カルメン》。世界中の名だたるソプラノ、メゾ・ソプラノが名演、名録音を残している。ビクトリア・デ・ロス・アンへレスにとっても、この役は格別だったに違いない。1980年代後半、来日の折にも、ハバネラ〈恋は野の鳥〉、セギディーリャ〈セビーリャの砦近くで〉は、本プロ、あるいはアンコールの定番だった。そして、1994年、バルセロナのリセウ歌劇場焼失の際の演奏会でも、彼女はカルメンを歌っている。

1978年、55歳


1994年、71歳 リセウ歌劇場焼失にニュース映像とともに


今回発売SACDの音源は1958年の録音。ビクトリア・デ・ロス・アンへレス、35歳の名唱をご堪能いただきたい。

今秋リサイタルでは、上述のハバネラ〈恋は野の鳥〉の生みの親?生みの歌?〈エル・アレグリート〉を歌う。蒸し暑さと戦いながら(^^;; 準備に奔走する今、この新譜が発売されたことは嬉しい偶然!「ありがとうございます!」と、思わず、天に叫びたくなる。

第26回リサイタル
スペイン浪漫Ⅲ~グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年に捧ぐ
2017年11月19日午後2時開演@Hakuju Hall(代々木八幡)
ご来聴をおまちしています♪


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by Megumi_Tani | 2017-07-06 20:21 | Musica あれこれ | Comments(0)

ラ・ノビア   

412日、ペギー葉山さんの突然の訃報が伝えられた。生涯現役、直前までお元気に活動されていた。ご冥福をお祈りします。


私が子どもの頃、既に大歌手だったペギー葉山さん。真っ先に思い浮かぶ曲は〈ドレミの歌〉〈学生時代〉だろうか。当時は、〈ドレミの歌〉がミュージカル〈サウンド・オブ・ミュージック〉の中の1曲などと知る由もなく、〈学生時代〉に描かれている都会のキャンパスライフがひどくお洒落に感じられたものだ。


ペギー葉山さんの数ある大ヒット曲の中のひとつに〈ラ・ノビア〉がある。日本ではカンツォーネとして紹介されているが、元々は、チリ人のホアキン・プリエト作曲による、れっきとしたスペイン語の歌だ。1961年、映画で大ヒットした。



日本では、ちょっとお洒落な洋楽は、シャンソン、またはカンツォーネと紹介されることが多い。しかし、〈ラ・ノビア〉しかり、〈ラ・パロマ〉しかり、チャップリンの映画で有名な〈すみれの花売り娘〉しかり、往年のヒット曲〈時計〉しかり、5月にセルバンテス文化センターのクラスで採り上げる〈アマポーラ〉しかり、み~んな元々はスペイン語の歌だ。そうとは知られないまま、皆さんのお耳に届き、お馴染みの曲になっている。スペイン語圏の歌がもつ懐かしさ、温かさ、癒し感のようなものが、どこか日本人の心にフィットするのかもしれない。実はスペイン語だった!人気曲をきっかけに、スペインの歌やスペイン歌曲に興味をもっていただければ、これもまた嬉しい。


ペギー葉山さんが歌う〈ラ・ノビア〉

大ベテランお二人の名映像〈ラ・ノビア(泣きぬれて)〉

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ご参加をお待ちしています!

『”アマポーラ”をスペイン語で歌おう♪』
日時:2017年5月12日、19日(いずれも金曜日)19:00~20:30
会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
『魅惑のスペイン歌曲Ⅲ』
日時:2017年6月9日、23日(いずれも金曜日)19:00~20:30
会場:セルバンテス文化センター東京
受講料:6,000円(2回セット)
詳細・お申し込みはこちら ⇒ 『セルバンテス文化センター春期講座』


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by Megumi_Tani | 2017-04-23 14:36 | Musica あれこれ | Comments(0)

『いい音楽、届けようプロジェクト』その2   

昨年12月の『Plegaria』につづいて、拙CD『谷めぐみが歌う 魅惑のスペイン』が東日本大震災復興支援プロジェクトに参加させていただくことになった。福島、宮城、岩手、各県のエフエム局にCDが送られる。
『いい音楽、届けようプロジェクト』

冷たい風が吹きすさぶ寒い日だった。都内の電車がすべてストップ。知らない町の知らないバスを乗り継ぎ、乗り継ぎ、ほぼ6時間後に帰宅した。大渋滞で立ち往生したバスの車内から見た光景、オレンジ色の街灯に照らされた夜道を、おびただしい数の人がただ黙々と歩いていた、あの光景は忘れられない。

大震災からもうすぐ六年。今、拙CDをお役に立てていただけることに感謝している。
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by Megumi_Tani | 2017-03-02 22:12 | Musica あれこれ | Comments(0)

『音楽は言語と心の架け橋』   

楽しみにしていた、1月31日開催毎日メディアカフェ「『脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性』~スズキ・メソードと東京大学の共同研究、狙いと意義~」に出かけてきた。
『脳と言語と。。。』

講師は、東京大学教授、公益社団法人才能教育研究会会長、早野龍五先生と、同じく東京大学教授、言語脳科学者の酒井邦嘉先生。早野先生が会長を務められる才能教育研究会は、あのスズキ・メソードでよく知られている。酒井先生からのお声がけで、この度、共同研究を開始。5年をかけて、音楽の普遍性と脳機能の関係解明を目指されるそうだ。オンガクノフヘンセイトノウキノウノカンケイカイメイ??一見難しそうなプロジェクトの内容を、お二人の先生がユーモアを交えて、楽しく、興味深く、お話しくださった。

以下、備忘録を兼ねて、要点をほんの少し。

★エキスパートは、脳の必要箇所だけをピンポイントで使っている⇒疲れない。習熟度の低い人は、脳のあちらこちらを無駄に不効率に使っている⇒疲れる。
★「言語」は自分が思考するためにある。「音楽」もまず自分の中で解釈、運営する意思がある。音楽と言語はとてもよく似ている。
★人間には普遍文法が備わっているように、普遍音楽というものも備わっているのではないか。
★限界的練習⇒自分の限界ギリギリのところで、計画的、意識的に、練習する」ことの重要性。
★いわゆる「氏か素性か」

「音楽は言語と心の架け橋。言語の研究を通して、最終的には人間を理解したいと考えています」と結ばれた酒井先生。母語ではない言語:スペイン語で、歌う:音楽に関わる者として、思わず膝をポーンと打ちたくなるお話、そして、勇気づけられるお話が沢山あった。感謝。

「『脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性』
          ~スズキ・メソードと東京大学の共同研究、狙いと意義~」   
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毎日メディアカフェでは、様々なイベントが開催されています。 ⇒ 『毎日メディアカフェ』
昨年、一昨年、谷めぐみも登壇させていただきました。
『魅惑のスペイン歌曲』
『漱石とグラナドスの時代~スペイン歌曲浪漫』

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by Megumi_Tani | 2017-02-01 21:09 | Musica あれこれ | Comments(0)

脳と言語と音楽と。。。   

世に言う文系人間の私は、〇〇科学と聞くだけで思考回路がストップしてしまうところがある。なぜそんな事を考えなきゃいけないのかしら…?と、頭が勝手にシャッターを下ろしてしまうのだ。

ところが、ある時、知人の紹介で、東大教授・酒井邦嘉先生の講演を聞かせていただく機会があった。テーマは「脳と外国語習得の関係」である。

実は、このテーマには積年の疑問と興味があった。昔々バルセロナに留学して間もない頃、来る日も来る日もスペイン語と格闘していたら、ある日突然天からスペイン語が降って?きた。スペイン語に対して、脳がいきなり全開になったような感覚だった。    『¡Hola! バルセロナ(10)』
あの出来事は一体何だったのだろう?どんなカラクリであんな事が起きたのだろう?それを知りたいとずっと思っていた。ソフトでな語り口で、我々素人にも分かりやすくお話しくださる酒井先生。
脳と言語?脳と心?そして、脳と音楽?…。〇〇科学アレルギーなどすっかり忘れて、お話を興味深く拝聴した。

その酒井先生が今月末、毎日メディアカフェに登壇される。テーマは「脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性」 。言語と音楽。深~いつながりがありそうです。。。
1月31日(火)午後6時30分~@毎日ホール(毎日新聞東京本社・地下)入場無料。
お申し込みは、こちらのサイトから↓↓
「脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性」
~スズキ・メソードと東京大学の共同研究、狙いと意義~


少し前のものですが、爆笑問題が酒井先生を訪ねた番組の動画がありました。
爆問学問 FILE060:「おしゃべりな脳」

一昨年「谷めぐみが語る魅惑のスペイン歌曲」、昨年「漱石とグラナドスの時代~スペイン歌曲浪漫」と、お世話になり、スペイン歌曲の魅力をたっぷりご紹介させていただいた毎日メディアカフェ。そのお馴染み毎日メディアカフェに、酒井先生登場とは!楽しみです。
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by Megumi_Tani | 2017-01-23 00:00 | Musica あれこれ | Comments(0)

『いい音楽、届けようプロジェクト』   

東日本大震災復興支援プロジェクトのひとつに参加させていただくことになった。2011年リサイタル・ライブ『Plegaria~祈り』が、被災地のコミュニティFM等々に届けられる。
『いい音楽、届けようプロジェクト』

今回きっかけを作ってくれたのはS氏。初めてお目にかかったのは、ほぼ三十年前。今年、思わぬところで再会した。猛烈にお忙しいなか、毎日メディアカフェにもリサイタルにも駆けつけてくださった。Sさん、ありがとうございます。

3月11日のあの大地震の後、歌い手として何が出来るのか、悩みに悩み、やっとの思いで開催を決めたリサイタルだった。事前の打ち合わせ事項の中には、演奏会の途中で大きな地震が起きた場合の対策も含まれていた。どのタイミングで演奏を止め、どんな手順でお客様を避難誘導するか…。11月だというのに、当日は台風のような暴風雨。それでも会場にはいっぱいのお客様が集まられた。「さくら」を歌い、全員で「ふるさと」を大合唱したことは忘れられない。

「もう二度とこんな大災害が起きませんように」「もう二度と演奏会がこんな異様な緊張に包まれることがありませんように」祈らずにはいられなかった。そして、この祈りを込めて、リサイタル音源を残そう、と、思った。それが「Plegaria~祈り」だ。

これまでもささやかながら売り上げの寄付等はさせていただいて来たが、CDそのものをお役に立てていただけることは、感慨がひとしお募る。あの時、リサイタルを中止せず、思い切ってCD制作を実行してよかった、と、思う。
年が明ければ、大震災からまもなく六年。被災地の復興をあらためて心から祈る。
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by Megumi_Tani | 2016-12-24 22:27 | Musica あれこれ | Comments(0)