カテゴリ:スペイン歌曲( 66 )   

追悼 モンセラート・カバリェ   

スペインが生んだ世界的名ソプラノのひとり、モンセラート・カバリェが天に召された。
世界的なソプラノ歌手モンセラート・カバリエさん死去85歳



私が大学生の頃、すでに彼女は20世紀を代表する大ソプラノのひとりだった。学生定番のプッチーニ「私のお父さん」から数々の有名オペラ・アリアまで、ソプラノと称する歌い手であれば、誰もが一度は彼女の名唱を耳にしたことがあるだろう。

バルセロナ留学時代、リセウ大劇場で彼女が『トスカ』を歌うというので勇んでチケットを買った。しかし体調不良を理由に公演は中止になった。当時からしばしば健康面での不安が囁かれることがあったように記憶している。今回は胆のうの病ということで、先月から入院情報が流れていた。

カバリェといえば、もうひとつ忘れられないのがフレディ・マーキュリーとの共演による「Barcelona」だ。昨夜のスペインの報道のなかでも、あるサイトは、心に残る彼女の業績のトップにこの曲を挙げていた。フレディからのたっての希望で実現したというこのデュエットは、1992年のオリンピックとともに、「バルセロナ」の名をあらためて世界に知らしめた。フレディの死後、カバリェが長くこの曲を封印していたというエピソードにも心打たれる。

昨年の毎日メディアカフェ「歌曲でめぐる芸術の街バルセロナ」の直前、バルセロナでテロが起きた。衝撃さめやらぬまま迎えたメディアカフェ本番、光り輝くモンジュイックの丘で「バルセロナ」を讃える二人のデュエットに胸が熱くなった。

稀有なる美声、稀有なる高音、揺るがぬテクニック、揺るがぬ歌唱。不世出の歌い手ながら、どこか気の良い笑顔の似合う女性だった。名アリアの名唱は数々あれど、ここでは、いくつかの珍しい動画をご紹介したい。

若きカバリエが歌う「マハと夜鶯」~グラナドス『ゴイエスカス』より


グラナドス「永遠の哀歌」

カレラスとの共演


ドミンゴとの共演


娘さんとの「猫の二重唱」


そして、「バルセロナ」


昨日「二つの鳥の歌 」のブログを書き終え、アップしようとしたところで、カバリェの訃報を知った。しかもそのニュースには、彼女がカタルーニャ音楽堂で「鳥の歌」を歌う動画が添えられていた。共時性?ふと不思議な気がする。

★こちらのサイトで、数々のオペラ舞台からプライベートまで、彼女の生涯を短くまとめた動画が見られます。「Montserrat Caballe

どうぞ安らかに。たくさんの歌をありがとうございました。



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by Megumi_Tani | 2018-10-07 12:29 | スペイン歌曲 | Comments(0)

〈エル・アレグリート〉考   

このブログでも何度か登場した、セバスティアン・イラディエール作曲〈El arreglito~エル・アレグリート〉という作品がある。ジョルジュ・ビゼー作曲オペラ《カルメン》の有名なハバネラの元歌とされる歌曲だ。
Programa ご案内「エル・アレグリート」
1119♪ カルメン〈恋は野の鳥〉の元歌です

昨日放送されたNHK-FM『オペラ・ファンタスティカ』のなかで、《カルメン》と〈エル・アレグリート〉について、オペラ研究家の岸純信先生が詳しくご紹介くださった。
世界的大人気オペラ《カルメン》に関する情報は溢れているが、併せて〈エル・アレグリート〉が採り上げられる機会は極めて少ない。貴重な番組だった。

《カルメン》やビゼーについては、岸先生のご著書「オペラは手ごわい」もぜひどうぞ。

作曲家、ピアニストとして名を成したイラディエールはパリへ行き、ナポレオン三世皇后の音楽教師にまで昇りつめた。スペインからやってきた人気音楽家ということで、社交界にも出入りし、ロッシーニやメリメとも交流があった。よもや後に、メリメ原作のオペラにイラディエール作曲の旋律が使われることになろうとは!

ビゼーはピレネーを越えたスペインの、それもフランスにほど近いバルセロナや首都マドリードではなく、ずっと南のセビーリャに思いを馳せて《カルメン》を作曲した。イラディエールは旅したキューバが忘れられず、かの地のリズム:ハバネラによる歌曲を山ほど書いた。そういえば、メキシコ人作曲家アウグスティン・ララが一度もスペインへ渡ったことがないまま〈グラナダ〉を作曲した話は有名だ。グラナダ!我が夢の大地よ!と声高らかに歌い上げるあの曲は、ララ本人の夢そのものだったというわけだ。

遥かなる地への憧れ。それは、人の心を突き動かす大いなるエネルギーのひとつなのかもしれない。

〈エル・アレグリート〉素朴なかけあい版

〈エル・アレグリート〉子ども用版 歌詞無し

三大テノールとなっていますが、なぜかドミンゴがひとりで歌っています。

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by Megumi_Tani | 2018-06-23 23:11 | スペイン歌曲 | Comments(0)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレス没後13年   

2005年1月15日にビクトリア・デ・ロス・アンへレスが天に召され、早や13年が過ぎた。寒い冬、最期は肺炎だったと聞いた記憶がある。訃報を知ったバルセロナの親友が記帳に行ってくれた。「もちろん、メグミさんの名前も書いて来たわ。大丈夫、貴女の想いは通じている」と、電話で伝えてくれた。


20世紀を代表する大歌手、名ソプラノのひとり。しかしマリア・カラスのように、ある種威圧するがごとき圧倒的存在感で周囲をひれ伏させるタイプの歌い手ではない。人間味に溢れ、いつも自然体。「気さくで親しみやすい人柄」と、大抵の文章で紹介されている。しかし、その親しみやすさの根底に、ゆるがぬ気品と誇りがあった。分かる人だけ分かればいい、そんな達観も感じられた。80年代後半から90年代初めにかけて何度も来日。日本にいながらにして彼女のナマの演奏に触れ、ひょんなことから通訳まで務めさせていただいたことは本当に幸せだった。

ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの想い出

24年前のサルスエラ公演


くたびれた時、ふと迷った時、どこからか気配を顕し、見えないエールを送ってくれる。まさに、偉大なる私の Ángel~天使だ。


彼女のドキュメンタリー番組Imprescindibles-Brava Victoria

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1994年リセウ大劇場でのリサイタル



御身を愛す



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by Megumi_Tani | 2018-01-17 00:50 | スペイン歌曲 | Comments(0)

101回めの命日   

昨日3月24日は、エンリケ・グラナドス101回目の命日だった。

ニューヨークでオペラ『ゴイエスカス』初演の大成功に立ち会い、数々の賛辞を受け、ホワイトハウスにも招かれ、安堵と喜びに満たされてバルセロナへ帰る、その途中、グラナドス夫妻が乗った船は英仏海峡でドイツ潜航艇の無差別攻撃を受け、沈没した。いったん救助されかかったグラナドスだったが、波間でもがく妻アンパロを見つけ、彼女を助けようと、再び海へ…。二人の姿が戻ることはなかった。

グラナドスは泳げなかった。そもそも海が嫌いだった。ニューヨークへの船旅も渋っていたが、第一次世界大戦勃発のために、いつまでたっても日の目を見ない『ゴイエスカス』の初演を、メトロポリタン歌劇場が引き受けてくれたのだ。行かないわけにはいかない。いや、何が何でも行きたかっただろう。『ゴイエスカス』は、グラナドスが愛したマハとマホの世界そのものの物語だったのだから。しかし、意を決して敢行したその船旅で命を落とすことになった。哀しい戦争の犠牲だ。

後日談が残されている。グラナドスの息子のひとりは、水泳100メートル自由形のスペイン・チャンピオンになった!彼の妻も水泳のチャンピオンであり、彼らの息子達-グラナドスの孫にあたる-も、長距離と短距離の選手になった。突然の海での悲劇に襲われたグラナドス一家。しかし子ども達は「水」に負けなかった。それどころか、水に親しみ、水を制覇してみせたのだ。「おじいちゃんとおばあちゃんは船の事故で亡くなった。でも、もしも泳げれば、助かっていたかもしれない。そう思って、パパは一生懸命水泳のトレーニングに励んだんだ。お前達も頑張るんだよ」と、グラナドスの息子さんがそのまた二人の息子さんに語ったのでは…。などと思いを巡らすと、ふと心が和む。

昨年は没後100年、そして今年は生誕150年。グラナドスの記念の年に現役の歌い手でいられたことを心から幸せに思う。秋11月のリサイタルでは、人気の作品に加えて、日本ではほとんど知られていない隠れた名歌を捧げたい。

グラナドス夫妻、最後の写真
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by Megumi_Tani | 2017-03-25 23:31 | スペイン歌曲 | Comments(0)

天使の応援?   

秋リサイタルに向けて、選曲も佳境。今年のタイトルは《スペイン浪漫Ⅲ~E.エンリケ・グラナドス生誕150年、F.モンポウ没後30年に捧ぐ》。浮かび上がるイメージ、ストーリー、伝えたいこと、声、ピアノの響き…。それらを、どんな形でこの世に具現化するか。わずか2時間のあの時空を目指して、エネルギーのすべてを注ぎ込む。楽しいけれど大変、大変だけれど楽しい作業だ。

どんなに好きでも、人間、たまにはくたびれる(笑)。そんな時、いつも心に浮かぶ光景がある。1986年夏、アルベニス生誕の町カンプロドンで聴いたビクトリア・デ・ロス・アンへレスと師マヌエル・ガルシア・モランテの演奏会、そのリハーサルだ。
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バルセロナから車で2時間ほどのところにあるカタルーニャの鄙びた町カンプロドン。中世の面影をそのまま残す町の修道院で演奏会は開かれた。私は弟子特権?で、二人のリハーサルを最初から最後まで、ずっと聴かせてもらった。客席には私ひとり。美しく、贅沢な時間だった。スペインでも日本でも二人の演奏会を何度も聴いたが、このリハーサルは格別で、あたかも一幅の絵のごとく鮮明に心に焼き付いている。この時に聴いたアルベニスの『Barcarola』は、後に私の大切なレパートリーになった。Youtubeでも見つからない、ほぼ無名の曲だが、歌えば、心は一瞬であのカンプロドンに飛んで行く。歌の原点に立ち返らせてくれる。 『ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの想い出

ここ数日ボンヤリとそんなことを考えていたら、なんと!FBで、バルセロナ在住の建築家丹下敏明氏が自ら撮影したカンプロドンの写真をアップしてくださった。嬉しい偶然!
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シエスタの時間にホテルを抜け出し、町を歩き回ったことを思い出す。懐かしい…。こういう時は、ちょっと厚かましいけれど、天使(Àngel ~アンヘル)が空の上から応援?してくれている気がする。ありがとうございます。頑張ろうっと!

カタルーニャ音楽堂での記念リサイタル。1:01:30あたりから『Barcarola』です。

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by Megumi_Tani | 2017-03-20 00:04 | スペイン歌曲 | Comments(0)

「Neu - 雪」   

「Neu」というタイトルのモンポウの歌曲がある。「Neu」とは、カタルーニャ語で「雪」の意。単調に刻まれる和音、ゆっくりと漂うメロディー…。どこまでも簡素なピアノと歌がひとつの宇宙を創りだす。2分にも満たない小曲だ。

先日の日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア『カタルーニャから生まれた名歌曲』で、この「Neu」をご紹介した。といっても、当日は盛り沢山のプログラムに加えて、懇親パーティー会場への移動時間を確保してください、とのことで、かなり押せ押せの進行。講師の私本人が、タイムキーパーよろしく、手元のパソコンに表示される時刻を睨みながら進めていく。予定の曲を諦め、お聴きいただいている曲を泣く泣く途中でカットし、ご披露するエピソードを少々短縮…。頭の中で分数を計算しながらの、なかなかスリリングな?展開だ。

講演も中盤、話題が今年没後30年を迎えたモンポウに及び、カタルーニャを、そしてスペインを代表する名歌「君の上にはただ花ばかり」をお聴きいただく。あえて、日本では知られていないカルメン・ブスタマンテの演奏。この曲はカットするわけにはいかない。皆さんと一緒にCDを聴きながら、時間調整のために次の「Neu」は取り止めにしよう、と、考えていた。モンポウの歌曲の中でもほとんど無名に近い作品だ。まぁ仕方がない、と。ところが、「君の上にはただ花ばかり」の余韻に浸っている間に、CDデッキから「Neu」が流れ始めてしまった。アララ!これは止められない。途中でカットするほどの長さもない曲なのだ。「「Neu」という作品です。演奏は、谷めぐみ。とても短い曲で…」と大慌てで解説。Ai!, quina tristesa fa~あぁ!なんという寂しさだろう…。印象的なこのフレーズが繰り返され、静かに、本当に静かに曲が終わった。会場に、えもいわれぬ溜息があふれた。

懇親パーティーでの一番人気は「Neu」。これには驚いた。最後の歌詞「Ai!, quina tristesa fa」に、皆さん、深く感銘を受けていらっしゃる。研ぎ澄まされた音、あらゆるものをギリギリまで削ぎ落とした美、無の中の無限…。モンポウが求め、追求した世界は、我々日本人の魂と響き合うものがあるのかもしれない。と同時に、佳き出会いがあれば、原語が分かる分からない云々の壁を軽々と飛び越えて、深く共感、共鳴し合えることを、あらためて実感。

拙CD「谷めぐみが歌う魅惑のスペイン」をお持ちの方、第2曲に「Neu」収録されています。どうぞお聴きになってみてください。

モンポウ:哀歌~「内なる印象」より

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by Megumi_Tani | 2017-02-18 23:48 | スペイン歌曲 | Comments(0)

カザルスはこんな人   

2月3日(金)開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリアにて、カタルーニャから生まれた名歌曲の数々をご紹介する。

言わずと知れたチェロの巨匠パウ・カザルス。平和を祈り、理想を掲げ、強く真っ直ぐに生きた信念の人。あのあまりにも有名な国連でのコンサートをご記憶の方は多いと思う。明日1月20日はアメリカ大統領就任式。もしもカザルスが生きていたら、今の世界に、何を語るのだろう。。。
RTVE制作ドキュメント「Pau Casals y la paz - 2011 (Imprescindibles)」

カザルスは偉大なチェロ奏者であるとともに、指揮者、作曲家でもあった。ピアノの腕前もなかなかだったらしく、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの伴奏をしたライブ録音が残されている。



歌曲作品の中から「Adios…!」を昨年の第25回リサイタルで演奏した。日本初演!嬉しいことに大好評をいただいた。作品に触れると、強靱な精神の持ち主カザルスが、実は、極めてナイーブな、超のつくロマンティストだったことが分かる。強いから弱くもなれる、弱さを知るから強さの意味も分かるのだ、きっと。合唱曲では、モンセラート修道院の聖歌隊に贈られた作品が美しい。
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日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア 2月3日(金)18時30分開演
会場、お申し込み方法など、詳細はこちら ⇒ 『カタルーニャから生まれた名歌曲』


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by Megumi_Tani | 2017-01-19 23:32 | スペイン歌曲 | Comments(0)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレス没後12年   

今日1月15日、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの12回目の命日を迎えた。もう12年?まだ12年?そのどちらでもない。懐かしい思い出は遠い日の記憶のような気がするけれど、彼女の歌はいつも共に在り、力を与えてくれる。生きることは歌うこと。そんなメッセージを、さりげなく、でも力強く、伝えてくれる。 『ビクトリア・デ・ロス・アンへレスの想い出』
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2月3日開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア『カタルーニャから生まれた名歌曲』 でも、彼女の歌をお楽しみいただきたい。 

69歳のコンサート@サン・クガット修道院


貴重!モンポウを讃えるコンサート
アリシア・デ・ラローチャとともに。二人は同じ年生まれの仲良しでした。


最後の演奏会@リセウ劇場

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by Megumi_Tani | 2017-01-15 22:33 | スペイン歌曲 | Comments(0)

トルドラはこんな人   

2月3日(金)開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリアにて、カタルーニャから生まれた名歌曲の数々をご紹介する。あえて「カタルーニャ」にフォーカスすれば、最も重要な音楽家のひとりがエドアルド・トルドラだろう。バルセロナのリセウ音楽院で学び、バイオリニストとして活躍した後、バルセロナで教鞭をとり、カザルス・オーケストラのコンサートマスターも務めた。作曲家として、バイオリン、オーケストラ等の作品のほか、沢山の歌曲も残している。ファリャの未完の遺作『アトランティダ』を弟子ハルフテルが完成させ、1961年にバルセロナで初演した際、リセウ劇場で指揮したのもトルドラだった。

トルドラの作品は日本ではほとんど知られていない。原因は、おそらく大半の歌詞がカタルーニャ語だからだろう。カスティリャーノ(スペイン語)の作品も多少あるが、トルドラ独特の柔らかく優美な音楽には、私見ながら、カタルーニャ語の方がよく合う。パステル画のような淡い色彩、伸びやかなメロディー、軽やかなリズム…。トルドラの音楽には、地中海の街バルセロナの薫りがする。

ビクトリア・デ・ロス・アンへレスが歌う名歌「五月」

同じ曲を、ホセ・カレラスで。


こんな小粋な曲も。歌は、グラナドスの愛弟子だったコンチータ・バディア


こちらは、カスティリャーノ(スペイン語)の歌詞による作品


★日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア 2月3日(金)18時30分開演
会場、お申し込み方法など、詳細はこちら ⇒ 『カタルーニャから生まれた名歌曲』

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by Megumi_Tani | 2017-01-14 23:41 | スペイン歌曲 | Comments(0)

モンポウはこんな人   

2月3日(金)開催、日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリアにて、カタルーニャから生まれた名歌曲の数々をご紹介する。カタルーニャ語の歌詞による、という部分も含めて、最も重要で、最も忘れがたい作品は、モンポウ作曲『夢のたたかい』だろうか。どこまでも素直で透明な悲しみ、あたかも空気にとけ込むようなメロディーは、一度耳にすれば忘れられない。音楽は、人、だ。内気で繊細、見えないものをじっと視つめるマエストロ・モンポウの横顔が垣間見える気がする。
『モンポウの歌曲』  『君の上にはただ花ばかり』   『夢のたたかい』

さて、その『夢のたたかい』の珍しい動画を発見しました。プライベート・ビデオとのことで、画質、音質とも悪いですが、歌/ホセ・カレラス、ピアノ/ アリシア・デ・ラローチャ、演奏終了後、舞台袖からなんと!モンポウ本人が登場し、ピアノを演奏しています。小柄なラローチャと並ぶと、モンポウの背の高さがよく分かりますね。それにしても、こんな貴重な録画をアップしてくださる方がよくいらっしゃったものです。 (画面上部の白い文字をクリックして、ご覧になることをお薦めします)



日本・カタルーニャ友好親善協会テルトゥーリア 2月3日(金)18時30分開演
会場、お申し込み方法など、詳細はこちら ⇒ 『カタルーニャから生まれた名歌曲』

モンポウはこんな人

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by Megumi_Tani | 2017-01-11 00:06 | スペイン歌曲 | Comments(0)