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来週です♪『ときめきのハバネラ』   

ハバネラはカルメンだけじゃない!世界で、日本で愛されるハバネラの魅力、歴史、名歌の数々をたっぷり味わいましょう。3月2日&16日(金曜日)夜7時~8時30分開講です。
詳細、お申し込みは、HPからどうぞ。ご参加をお待ちしています169.png

★こちらは、Facebookにアップされたセルバンテス文化センターのご案内です。

『3月2日と16日、谷めぐみ先生が「ラ・パロマ」「すみれの花売り娘」「エル・アレグリート」などのとても有名な歌曲で「ハバネラ」の世界にお連れします。ご参加お待ちしています!』

『El 2 y 16 de marzo Megumi Tani nos acercará a las habaneras con un curso dedicado a canciones tan hermosas como La paloma, la violetera o el arreglito. ¡Reserva tu plaza!』

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by Megumi_Tani | 2018-02-24 23:36 | 講座/セミナー | Comments(0)

これもハバネラ(2)   

昨日は午後から歌のレッスン。2時半過ぎにやって来た生徒さんに、ふと尋ねた。「男子フィギュア、どうなったか知ってる?」彼女はじっと私の目を見つめ、厳かな顔で答えた。「先生、言ってもいいですか?」えっ?何かアクシデントでも?一瞬よぎる不安…。
羽生選手が金!宇野選手が銀!ワンツーフィニッシュです!」やった!すごい!しばし二人で、オリンピック話に花が咲いた。
連覇と止まらぬ涙の真実」「僕はアイドルじゃない
小柄な体で練習黙々、宇野翔真たどり着いた銀の栄冠

日本のみならず、世界中の人々から愛される羽生選手。彼が幼い頃から憧れていたエフゲニー・プルシェンコ氏も熱い賛辞を寄せた。「なんて王者なんだ!

そのプルシェンコ氏が現役時代に『カルメン』を舞った映像が残されている。
2分35秒あたりから、ハバネラ「恋は野の鳥」スタート


ロシアでも人気のオペラ『カルメン』
こちらは、ロシア語版\(◎o◎)/!ハバネラ「恋は野の鳥」

こちらは、英語版\(◎o◎)/!


こちらは、ある意味、何故無いのだろう…?という、スペイン語版


そして、こちらは日本語版、しかも初音ミク(^^;;


お耳直しに、ギター・カルテット版


1875年『カルメン』パリ初演の際、その評判は決して芳しいものではなかった。「もっと素敵な歌を書いて」と、ヒロインに要求され、ビゼーは耳に残っていたスペインの歌「エル・アレグリート」を基に「恋は野の鳥」を書いた。いわば苦肉の策として生まれたハバネラのアリアが、これほど広く後世の人々に愛されるとは!ビゼー本人も天上で驚いているに違いない。


2018年3月2日3月16日開講 ハバネラの魅力全開の講座です。お申込み受付中!
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春期セミナー ときめきのハバネラ
@セルバンテス文化センター

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by Megumi_Tani | 2018-02-18 00:06 | 講座/セミナー | Comments(0)

これもハバネラ(1)   

3月2日&16日開講のセミナー《ときめきのハバネラ》に向けて、あれこれハバネラを探索している。これがなかなか面白い。

折も折、今日は偶然フェイスブックで、名メゾ・ソプラノ、エリーナ・ガランチャの投稿を見つけた。「これが私の大好きなカルメンです!」とのコメント付きで、映画《カルメン》をアップしている。

1984年映画《カルメン》よりハバネラ〈恋は野の鳥〉


カルメンを歌っているのは、ミュージカル出身のソプラノ、ジュリア・ミゲネス=ジョンソン。映画ならではの臨場感で、カルメンという女のリアリティーが際立つ作品だった。フィナーレ、赤の晴れ着でおめかししたカルメンがいかにも野暮ったい。晴れ着など似合わない、その滑稽なほど哀しい本質を暗示していたような気がする。



こちらは、エリーナ・ガランチャが歌うハバネラ〈恋は野の鳥〉


それにしても、あのどこか長閑なハバネラ〈エル・アレグリート〉を、こんな鋭利なナイフのごとき妖艶なハバネラに変身させてしまうのだから……ビゼーはすごい!

見方を変えれば、ハバネラは、それだけキャパが広い、ともいえる。ターンタタッタッ♪と揺れるリズムは変幻自在。長閑にも、妖艶にも、優しくも、哀しくも、気怠くも、もの憂げにもなれるのだ。

さて、本日ご紹介するハバネラは、こちら。
この曲がハバネラだってこと、皆さん、気付いていらっしゃいましたか?




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こちらは、今日のオマケ。
ジャニス・イアンといえば、この曲です。



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by Megumi_Tani | 2018-02-12 00:24 | 講座/セミナー | Comments(0)

虹と雪のバラード   

冬季オリンピックが始まった。ピョンチャンというところは、とにかく寒いそうだ。昨夜開会式が行われた会場は屋根が無かった。いろいろ対策は取られていたようだが、それにしても…。選手も観客もどんなに寒いだろう、、、と、そのことばかりに頭が行ってしまった。

今、このブログを書いているのは、2月10日午後9時前。まもなく、レジェンド・葛西選手が出場するスキー・ジャンプ・ノーマルヒルが始まる。ノーマルヒルといえば、昔の70メートル級。70メートル級といえば、やはり札幌オリンピック・日の丸飛行隊!と、道産子の想いはめぐる。日本選手3人が表彰台を独占。なかでも金メダルの笠谷選手は偉大なヒーローだった。



札幌オリンピックが開かれたのが1972年。その72年に、葛西選手が生まれている。まさに、ジャンプの申し子か\(◎o◎)/!

こちらは、大人気だったフィギュア・スケート、ジャネット・リン選手


札幌から遠く離れた場所に住んでいた私には、ナマで観戦する機会はなかった。それでも連日テレビにかじり付き、応援したものだ。北海道の首都サッポロが国際都市になる、それは、子ども心にも大いなる夢を感じさせた。オリンピックめがけて地下鉄が開業し、ゴムの匂いのする車両が走った、当時の皇太子ご夫妻が試乗された、と、大々的に報道されていた記憶がある。1972年、昭和47年…。子どものことだから他愛もない印象かもしれないが、世界が、日本が、人々が、今よりも素直に、シンプルに、未来を信じていたような気がする。2018年冬季オリンピック……。各選手の悔いなき活躍を祈って!

札幌オリンピックといえば、この曲 169.png
作詞の河邨文一郎氏(医者・詩人)は小樽市出身。母校の大先輩です。



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by Megumi_Tani | 2018-02-10 20:58 | 故郷 | Comments(0)

19世紀の華   

オペラ・キュレーター井内美香さんが主催される勉強会:みんなでオペラ《ホフマン物語》に参加させていただいた。一昨年暮れの《カルメン》同様、オペラファン&井内ファンの方々が集まり、和気あいあい。皆さん、メモを取りながら、熱心に耳を傾けられていた。推薦図書として、以前このブログでも採り上げた岸純信著『オペラは手ごわい』が紹介され、井内さんセレクトのDVDを視聴。おかげ様で私も、この構成が少々ややこしいオペラの全体像や、そもそも何故ややこしくなったか、という理由等々を学ばせていただいた。



カステラ一番、電話は2番~♪で有名な?《天国と地獄》をはじめ、オッフェンバックが作曲した沢山のオペレッタには、かなり鋭い風刺やブラックユーモアの類が散りばめられていたという。お芝居と歌とダンス、そして最後はお約束の大団円。人々は肩の凝らない、それでいて思わずニヤリとする捻りのきいた陽気な作品を楽しんだ。その辺りは、スペインのサルスエラと事情が似ているかもしれない。同じ歌い手でも、オペラや歌曲の歌い手とオペレッタやサルスエラの歌い手では、基本的に求められるスキルの内容、質が違う。

オッフェンバックのオペレッタ《パリの生活》


それにしても、あらためて感じるのは、19世紀パリの文化的成熟度の高さだ。今回のテーマのオッフェンバックのほかにも、キラ星のごとき作曲家達が我こそは!と腕を競い、名作オペラを生み出した。では、オペレッタとサルスエラの例同様、この時期のスペインで名作オペラが生まれたか?というと…残念ながら、答えはNOだ。名作オペラどころか、この時代、スペインの音楽は得意の?シエスタに入っていたのかもしれない。ヨーロッパ各国の音楽家がエキゾチックなスペインに憧れ、その魅力を盛り込んだ作品を次々と発表していたのに、肝腎のスペインでは為す術もなく時が過ぎていた。ペドレル先生が現れ、アルベニスやグラナドスやファリャがスペイン音楽のために奔走するのは、19世紀もいよいよ終ろうとする頃だ。そんな彼らも、若き日は芸術の都パリに憧れ、パリで学んだ。

さてさて、19世紀スペイン音楽は寂しいわねぇ…などとションボリしている場合ではない。19世紀半ば、ちょうどこの寂しい時期に、スペインから生まれた世界的大ヒット曲、それがイラディエール 作曲〈ラ・パロマ〉だ。陽気なくせにどこかもの憂げ、酸いも甘いもかみ分けたような気怠くゆる~いハバネラのリズムが人々を魅了した。思えば、長調の曲なのにどこか漂う哀愁は、当時の、そして今も変わらぬ、スペインの ”寂しさ” なのかもしれない。


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今日の〈ラ・パロマ〉

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by Megumi_Tani | 2018-02-07 00:32 | Musica あれこれ | Comments(0)

平成30年「寒の餅」   

飛騨に住む友人が、今年も寒の餅を送ってくれた。

なかでも深緑色の蓬餅は絶品だ。春にお義母様がひとりで摘んで来た蓬をきれいに洗って干し、煮て、冷凍。寒の時期に、その蓬をたっぷり入れて、ご主人が杵と臼で餅をつく。そんなお家の伝統をずっと守って来られた。「義母は90歳になり、餅のつき手の夫も蓬餅をつくのはきつくなってきました」と、同封のお便りに記されている。蓬餅は手間がかかるので、餅屋さんも搗くのを嫌がるのだそうだ。

お目にかかったことのないお義母様、そして貴重なお餅を毎年送ってくれる友人に、いっぱいの感謝を捧げたい。
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by Megumi_Tani | 2018-02-05 14:42 | エトセトラ | Comments(0)

1月31日の記憶に寄せて   

東京は寒い日が続いている。今週金曜日はまた雪の予報 (>_<) 北国育ちの私だが、東京の雪にはほとほと閉口している。1月31日は皆既月食、しかも265年に一度の「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」だったそうな。皆様は、冬の夜空をご覧になられただろうか…。



「1994年の今日1月31日、バルセロナのリセウ大劇場が二度目の大火事で焼失した」ことを、いつもながらマメなフェイスブックが知らせてくれた。二度の大火、爆弾テロに見舞われながら、そのたびに美しく再建されたリセウ大劇場。芸術の街バルセロナの誇りだ。
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この話題で真っ先に私の脳裏に浮かぶのは、再建支援チャリティーコンサートでのビクトリア・デ・ロス・アンへレスの姿だ。この時、実に71歳。凛とした黒い瞳、深く響く声、粋な鉄火肌のビクトリア:カルメンは、リセウ大劇場再生への強い決意に満ちている。

ビゼー《カルメン》よりハバネラ〈恋は野の鳥〉


人間性豊か、知性に溢れ、その上で、歌うことが生きることだったビクトリア・デ・ロス・アンへレス。Brava!!

こちらは、消失する前、1992年のリセウ大劇場でのリサイタルから
シューベルト〈鱒〉



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by Megumi_Tani | 2018-02-01 00:44 | Musica あれこれ | Comments(0)