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祈りつづける   

今日の午後2時40分過ぎ、私は地下鉄・大江戸線に乗っていた。「午後2時46分から地下鉄全線で訓練を行います」というアナウンスが何度も繰り返されている。電車が止まる…?三年前の記憶が心をよぎった。あの時、私は郊外の町の電車に乗っていたのだ…。そろそろ2時46分という頃、駅についた。誰もがそそくさと電車を降り、足早にエスカレーターに向かう。大江戸線は深い。いくら「安全です」と言われても、この暗い穴の底で揺れたら、さぞかし気味が悪いだろう。

三年目の3・11。昨年よりも、一昨年よりも、心にずっしりと重いものを感じているのは、私だけだろうか?被災地の現状に関する様々な報道に触れると、その困難さに、言葉が見つからない。忘れる?忘れられるはずがない。祈ろう。祈りつづけよう。あらためて、心に誓う。

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東日本大震災の後、世界各地で祈りが捧げられました。
スペイン南部の町、コリア・デル・リオの「ハポンさん」


ハポンとはJapón、つまり日本、のことです。
ハポンさん…?誰?何?と思われた方、歴史は400年前に遡ります。『日西交流400周年
日西交流400周年ブームのずっと前に、慶長遣欧使節団ととコリア・デル・リオの人々との歴史を、現地に乗り込んで調べた女性がいました。
『Japónさんと支倉さん~日本とスペイン400年の時と海を越えた出会い』

「私の苗字はハポン!」「私のおじいちゃんも、おばあちゃんもハポンよ!」


1613年9月15日、慶長遣欧使節団を乗せた船、サン・フアン・バウティスタ号が、月の浦(現在の宮城県石巻市)を出港しました。 『宮城県慶長使節船ミュージアム サン・フアン館』には、サン・フアン・バウティスタ号の復元船が係留展示されています。東日本大震災の影響で休館していましたが、2013年秋、再開館にこぎつけました。祝!

by Megumi_Tani | 2014-03-11 22:08 | 思い&想い | Comments(0)

日西交流400周年~ハポンさんがやって来た!   

仙台藩主・伊達正宗の命により、スペインに慶長使節団が派遣されてから400年。
スペインでの公式紹介ビデオです。


6月には、皇太子殿下がスペインをご訪問されました。
『皇太子殿下スペイン御訪問』
在スペイン佐藤大使がご訪問の様子を詳しく伝えて下さっています。
皇太子殿下のスペイン御訪問~日本スペイン交流400周年の開幕~

以前、このブログでもご紹介しましたが、400年前に支倉常長はじめ慶長使節団が上陸した町、コリア・デル・リオには、今も「ハポン」姓を名乗る人たちが住んでいます。

東日本大震災に寄せられたハポンさん達の想い。2011年春、あの混乱のさなか、私自身、この映像にとても驚き、えもいわれぬ感銘を受けました。


そのハポンさん達が8月に来日。慶長使節船サン・フアン・バウティスタ号の復元船を係留展示している「サン・フアン館」を訪問されたそうです。 『OBONとHAPON』
東日本大震災の影響によって休館中の「サン・フアン館」ですが、今秋の再開館に向けて着々と準備が進んでいます。

慶長遣欧使節団派遣は、400年前(1611年)に東北地方を襲った地震・津波からの復興事業のひとつだったと伝えられています。関東大震災からちょうど90年、そして東日本大震災からまもなく2年半を迎える今日、9月1日。心を引き締めつつも、平和で穏やかな日々を祈らずにはいられません。

by Megumi_Tani | 2013-09-01 12:42 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

皇太子さまスペインご訪問   

スペインをご訪問中の皇太子さまが、コリア・デル・リオの町で、大勢の「ハポンさん」とお会いになられました。町の人たちの歓迎の様子です。ハポン(Japón)さんとは、支倉常長率いる慶長遣欧使節団の末裔といわれる方々です。詳しくは先日のブログをご覧ください。四百年の時を越えて、日西交流の歴史が脈々とつながっています。

サラマンカご訪問。私の留学時代、当時の皇太子殿下と美智子妃殿下がスペインをご訪問されました。連日、美智子さまのファッションが写真入りで大きく紹介されていたことを思い出します。

最終日のサンティアゴ・デ・コンポステーラご訪問
雅子さまの話題にふれられた、ちょっぴり切ない記事です…。

『日本スペイン交流400周年』公式ビデオ
スペイン語ですが、内容は分かりやすい。ぜひご一覧を!

by Megumi_Tani | 2013-06-14 23:31 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

日本スペイン交流400周年   

皇太子様がスペインをご訪問されています。

1613年10月28日、支倉常長は藩主・伊達正宗の命を受け、Nueva Españaとの交易をスペイン国王Felipe三世に願い出るため、帆船サン・フアン・バウティスタ号に乗って、月の浦(現・石巻市)を出航しました。今年2013年は、ちょうど400年めの記念の年にあたります。

支倉常長一行が滞在したスペイン、コリア・デル・リオの町には、彼ら慶長使節団の末裔と言われるハポン(Japón=日本)姓を名乗る方々が今も暮らしています。私がスペイン語をご指導いただいている日西翻訳通訳研究塾の塾生、池田朋子さんは早くからこの事実について調査を重ね、実際にコリア・デル・リオに出かけて、ハポンさんと交流を深められました。以前、ご紹介させていただいた記事はこちら。Japónへの想い  ユネスコ世界遺産へ

2011年、東日本大震災の数日後、池田朋子さんのもとにコリア・デル・リオに住む日本スペイン支倉協会会長からメッセージが届きました。そして、大震災を悼むコリア・デル・リオの町の人々の様子です。日西交流400年の歴史が脈々と現在につながっていることに、あらためて、驚きと深い感慨を覚えます。

慶長遣欧使節船を忠実に復元した「サン・ファン・バウティスタ号」が、宮城県慶長使節団ミュージアム「サン・フアン館」に係留、展示されていました。2011年3月11日の東日本大震災、大津波…。サン・ファン・バウティスタ号はかろうじてその姿を留めましたが、ミュージアムは今なお閉館されたままです。「サン・フアン館」の一日も早い再開を願い、日西翻訳通訳研究塾を通じて、先日のリサイタルでのCD売り上げの一部を、東日本大震災復興「慶長使節400年記念事業」に寄付させていただきました。

2011年秋。タイトル通り、まさに渾身の祈りをこめて開催したリサイタルでした。日西交流400年の今年、この忘れられないCDが、ささやかでもお役にたつことを嬉しく思います。会場でお買い求めくださった方々、ありがとうございました。
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by Megumi_Tani | 2013-06-12 01:10 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

Japónへの想い 3   

スペインの人たちが大震災に寄せてくれる想いをこれまでも何度か紹介した。
http://megumitani.exblog.jp/14536630/
http://megumitani.exblog.jp/14598453/
今度は、スペイン最大の栄誉と言われる『アストゥリアス皇太子賞』が「フクシマの英雄たち」に贈られることになった。
http://www.fpa.es/premios/2011/heroes-de-fukushima/
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110908/erp11090809580001-n1.htm
世界中から温かい支援が寄せられている。そんな中でも、異色のニュースだ。団体での受賞。現実には「英雄たち」と言われても、いったい誰が?と、素朴な疑問が湧くが、それより何より、この心が嬉しいではないか!

ここぞ!という時に、これだ!という決定をする。熱い心と真っ直ぐな精神。
これぞ!!スペイン!!

by Megumi_Tani | 2011-10-01 08:21 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

連休ほのぼの三題   

その1
過日ブログでご紹介した「ハポンさん」http://megumitani.exblog.jp/14536630/
5月2日付朝日新聞夕刊に、仙台とのご縁、ゆかりの町のご支援、津波に耐えたサン・フアン・バウティスタ号etcが紹介された。時を経ても変わらぬ絆にあらためて感謝の思いでいっぱい。

その2
5月5日合唱団コール・シャンティの第44回定期演奏会を拝聴。私がソリストとしてご一緒させていただいたのは第27回(1994年/創立30周年記念)だから、なんと!17年ものお付き合い。当時からのメンバーが今も沢山歌っていらっしゃる。変わらぬ仲間!素敵だなぁ。熱血!野本先生の思い溢れる指揮と息のあった合唱。ヴィクトリアのミサ曲から日本の合唱曲、ゴスペル、そして心にしみるアンコールまで、ゆっくり楽しませていただいた。今回は最後に、「会場みんなでAgnus Dei」の合唱体験プレゼント付き。久々に私も客席でハモった V♪(^o^)♪V
大震災後、本番にこぎつけるまで、ご苦労、ご心労が多々おありだったことでしょう。お疲れ様でした。http://shantey.net/

その3
昼下がりの電車の駅。中学生1年生とおぼしき男の子三人。見るからに出来たてホヤホヤ、いや、刈りたてホヤホヤの坊主頭。それはそれはクリクリとかわいらしい。重そうなスポーツバッグを肩から斜めにかけている。部活に行くのだろうか。ワーワー大声で話しながら、ホームを駆け抜けていった。

風薫るさわやかな五月を期して。

by Megumi_Tani | 2011-05-08 07:11 | エトセトラ | Comments(0)

Japónへの想い 2   

4月11日、バルセロナ市で『東日本大震災の犠牲者追悼と被害者に対する支援の式典』が開かれたそうだ。美しいバラ園で14時46分に黙祷が捧げられ、ミニ・コンサートも開かれたという。日本への想いに感謝し、心慰められるとともに、未曾有の大災害の中にあることを改めて実感する。

原発事故がレベル7に引き上げられ、ますます世界に注視されることになってしまった。
<Fukushima原発事故の深刻さはチェルノブイリに匹敵>と題された記事
http://es.noticias.yahoo.com/12/20110412/twl-el-accidente-nuclear-de-fukushima-es-4c10a1a.html

7日夜の大余震でスイッチが入ったかのように、大きな余震が頻発している。少し前の気象庁の余震発生率見込みは約10%まで下がっていたのではなかったか?緊急地震警報のあの音にはアレルギー反応が起きているが、この重要な警報もしばしば外れる。予報というものは難しいのだな、と、理解するしかない。帰りの電車の中、三人の男性がグゥオーグゥオー大いびきをかきながら眠りこけていた。皆、余震が気になり、夜に熟睡できないのだ。東京でさえこれほど疲弊する。まして震源、そして原発に近い東北の方々のお心を思うと、言葉がみつからない。

by Megumi_Tani | 2011-04-13 09:14 | 思い&想い | Comments(0)

Japóへの想い   

東京は桜が満開だ。今年は花びらの柔らかいピンクがいっそう目にしみる。東北の被災地にも少しは暖かさが訪れただろうか?暖房が不要になるのはいつ頃だろう?JR水戸駅の大銀杏が大震災にもめげず新芽をつけた、と、明るい報道があった。被災地の過酷な現状が伝えられるなか、鉄道復旧や老舗商店再開のニュースに、ホッと胸をなでおろす。

桜は、日本を象徴する花として、スペインでもよく知られている。スペインの人たちは、尊敬と憧れをこめ、日本に親しみを寄せてくれていた。「世界に尊敬される美しい国」が「世界に尊敬される不屈の国」として、今、歩もうとしていることを、彼らは厳しくも温かい心できっと見守ってくれるだろう。

カタルーニャテレビ制作(2009年)、日本文化をテーマにした番組をご紹介する。最初に登場するHisako Mikiさんの父上は反核の市民運動家だった。続いて、陶芸家、画家、和菓子職人などカタルーニャで暮らす日本人、そして書道、盆栽、寿司、カタルーニャ語を話すドラえもん!まで登場する。トータルで30分弱。お時間のある時に、どうぞ。
http://www.tv3.cat/videos/1377899
ちなみに、本日のタイトルJapó(ジャポ)は、カタルーニャ語で"日本"の意。

by Megumi_Tani | 2011-04-07 08:34 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)

Japónさん   

スペインの南の方、セビリャにほど近いところに、宮城県・仙台市ゆかりの町Coria del Río(コリア・デル・リオ)がある。約四百年前、仙台藩主・伊達政宗の命で派遣された慶長遣欧使節が上陸したこの町には、Japón(ハポン~スペイン語で「日本」)姓を名乗る人が今も暮らしている。ハポンさん達はバル「SENDAI」に集い、「サムライの子孫」であることを誇りにしているという。父祖の地・仙台の甚大な被害を知り、コリア・デル・リオでは哀悼の祈りが捧げられた。下記動画で、その様子をご覧いただきたい。公園に立つ支倉常長の像、小さな鳥居、に驚く。そして何より哀しみに満ちたコリア・デル・リオの人々の表情が胸にしみる。



実は、ハポンさんの存在について、私も漠然とした知識しか持ち合わせなかった。長年ご指導・ご支援いただいている日西翻訳通訳研究塾発行の塾magaで始まった連載『Japónさんと支倉さん』を通じ、その詳細を知ることになった。
http://www.e-yakushiyo.net/Hasekura.htm
執筆者の池田朋子さんは、実際にコリア・デル・リオに足を運び、ハポンさん達にお会いになっている。下記ページには、コリア・デル・リオから贈られた温かいメッセージと励ましの言葉が掲載されている。http://www.e-yakushiyo.net/Hasekura-EP-11-M_01.htm

Japón~ハポン!スペインの人々のこの国への想いは温かく、深い。ありがとう。
時を経ても、遠くにいても、絆はつながっている。

by Megumi_Tani | 2011-04-02 15:59 | ビバ!エスパーニャ! | Comments(0)