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タグ:浦壁信二 ( 7 ) タグの人気記事   

519♪ピアニスト浦壁信二さん   

リサイタル開催を知った方から、さっそくエール&チケットのお申し込みをいただいています。ありがとうございます。第27回リサイタルスペイン浪漫

今年もピアノは浦壁信二さん。7回目の共演です。初めて組んだのは、東日本大震災の年、2011年のリサイタル でした。11月半ばというのに猛烈な台風が…。寄せられたご感想のひとつ「代々木の森に雨が降りましたね…」は忘れられません。ステージ前半は追悼の祈りの歌を、後半は、この年に生誕110年を迎えたロドリーゴの作品を演奏しました。超ロマンティックな「アランフェス」、典雅な歌曲の数々から愛嬌たっぷりな民謡調の小品まで、ロドリーゴ三昧のプログラム。この本番を収録したのがCD「Plegaria~祈り」です。

今年2019年は、ロドリーゴ没後20年にあたります。ということで、第4ステージには、久しぶりの「アランフェス」ほか、ロドリーゴの珍しい歌曲がプログラム入りしました。

浦壁さん。知る人ぞ知る名手です。確固たるテクニック、深い音楽性に加えて、こちらのインタビューにある通り、「共演」というものを知っている稀有なピアニストでもあります。「アーティストインタビュー”浦壁信二”

昨秋リリースしたCD「スペイン浪漫」を聴いたバルセロナの恩師マヌエル・ガルシア・モランテから「メグミとピアニスト、二人におめでとう!」とメッセージが届きました。名伴奏者として、ビクトリア・デ・ロス・アンへレスと長く共演した師からのこの言葉は、私達にとって何よりの喜び、そして励みです。

素晴らしいピアノ、飄々としたお人柄。共演を重ねるごとにファン急上昇!
歌好き、スペイン好きの方のみならず、ピアノ好きの方も、ぜひお楽しみください。
ご来聴をお待ちしています。

チケットお申込み等、詳細はHPをどうぞ。




by Megumi_Tani | 2019-02-04 11:49 | リサイタル | Comments(0)

1119♪ ピアニスト浦壁信二さん   

《スペイン浪漫Ⅲ》今年もピアノは浦壁信二さん。スーパー・テクニックと深く柔らかい音色、繊細かつ自由な感性、さらに飄々としたお人柄を併せ持つ、稀有なピアニストだ。初めてご一緒したのは2011年リサイタル。今年で6回目の共演になる。
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スペイン歌曲に限らず、歌曲演奏における伴奏者の力は、とてつもなく大きい。慣習通り「伴奏者」と書いたが、実のところ、伴奏とはとても呼べない。共演者であり、保護者であり、牽引役であり、助っ人であり…。ソリストというのはある意味おめでたい存在なので、共演者にのせられると、百万倍!上手く演奏してしまう。逆の場合は、そう、ちょうど長袴の裾を踏ん付けられているような状態になる。前へ進もうにも進めない、ジャンプしようにも重くて飛び上がれない(>_<)  何故そこでそう弾くの~!と、心中絶叫するハメになる。

しかし、ソリストの方もおめでたく(笑)のぼせているばかりではない。プログラム曲の中で、ピアニストの音色、個性、魅力がいかんなく発揮されることを願う。ピアノの聴かせどころは思いっ切り自由に弾いてほしい。演奏は、共に創るものなのだ。

どういうものか、私は昔から「共演」「共創」に興味があった。舞台の二人の阿吽の呼吸から繰り出される演奏の魅力。初めてそれを実感したのは、大学時代、大阪で聴いたガリーナ・ヴィシネフスカヤのリサイタルだ。夫君、ロストロポーヴィッチのピアノで歌う彼女の姿、舞台から伝わる信頼感。今でも忘れられない。まさか後年、ロストロポーヴィッチと共演した浦壁さんとご縁がつながるとは!

ビクトリア・デ・ロス・アンへレスと師マヌエル・ガルシア・モランテのコンビは、「共演」「共創」の在り方を、まさに目の前で教えてくれた。アルベニス生誕の町カンプロドンで見た演奏会リハーサルの光景は、私の生涯の宝だ。

スペイン歌曲は多彩だ。南スペイン、アンダルシアのオレ!みたいな曲もあれば、ガリシアやカタルーニャのメロディアスな歌もある。クリスマスの歌もあれば、お国自慢の歌もある。グラナドス生誕150年、モンポウ没後30年の今年は、二人のマエストロの有名、無名作品をまとめて歌う。多彩さにますます拍車がかかった。ピアノもひと筋縄ではいかない。先日リハーサルの後、「いやぁ!しっかり濃いプログラムですね」と浦壁さん。
そう!まさにしっかり濃いプログラムです。どうぞ皆様、お聴き逃しなく!

第26回リサイタル
2017年11月19日(日)14:00開演@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています!

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2016年リサイタル《スペイン浪漫Ⅱ》ⓒ藤本史昭






by Megumi_Tani | 2017-10-09 15:10 | リサイタル | Comments(0)

ピアニスト浦壁信二さんご紹介   

9月19日(祝)開催、第25回リサイタル『スペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ』共演ピアニストは、浦壁信二さん。早いもので、浦壁さんとのコンビも5回目になる。

確固たるテクニック、深く柔らかい音色、繊細なタッチ等々、ピアニストとして一流の腕前はもちろん、共演者としての感性~作曲者の意図、ソリストの意思をキャッチし、共に音楽を創る~が素晴らしい。これだけ弾ける人なのに、どうだ!的な感性がない。いつも自然体。飄々としている。それでいて、ソリストを察し、しっかり支えてくれる。共演した多くの音楽家から信頼を集めていることも、なるほど、だ。『浦壁信二インタビュー』

オペラ研究家、岸純信先生が、2013年開催第22回リサイタル『愛しのバルセロナ』への批評の中で、彼のピアノに触れてくださった。

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第22回谷めぐみソプラノリサイタル≪愛しのバルセロナ≫評                              『音楽の友』2013年8月号より抜粋
極上の歌声に浸った一日。前半での〈五月〉(トルドラ)の透明感ある響き、歌曲集《夢のたたかい》(モンポウ)での言葉の繊細な扱い、カザルスの〈鳥の歌〉(コール・シャンティーとの共演)での抑えた憂色の美学、ガルシア・モランテ編のカタルーニャ民謡で醸し出された哀感ある抒情性などどれも特筆すべきもの。グラナドス〈内気なマホ〉でのコケティッシュな表現力、〈ゴンドラの舟歌〉(アルベニス)の優美さ、モンサルバージェ〈黒人の子守歌〉での声の精妙な絞り方など傑出。浦壁信二のピアノも粒揃いのタッチが光り、〈パーニョ・ムルシアーノ〉(ニン)の飄々とした感など印象に深い。 (6月1日 Hakuju Hall)
                                      岸 純信
                           (『音楽の友』編集部の了解を得て掲載)

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本番の成否の鍵は、ある意味、共演者が握っている。歌い手は、乗せられれば、百万倍上手に歌います(笑)

ビクトリア・デ・ロス・アンへレスと師マヌエル・ガルシア・モランテのコンビが無言のうちに教えてくれた、伴奏、ではなく、共演の心、共演の舞台。今年も静かにチャレンジしてみたい。

第25回リサイタルスペイン浪漫Ⅱ~エンリケ・グラナドス没後100年に捧ぐ
ご来聴をお待ちしています060.gif

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by Megumi_Tani | 2016-08-03 12:37 | リサイタル | Comments(0)

歌の国、ピアノの国   

「スペインは歌の国だと思っていましたが、実はピアノの国でもあったんですね」
10月4日『スペイン浪漫』のピアニスト、浦壁信二さんが呟いた。

ビクトリア・デ・ロスアンへレス、プラシド・ドミンゴ、テレサ・ベルガンサ、ホセ・カレラス、モンセラ・カバリェetc。スペインは世界に名だたる声楽家を輩出している。あの三大テノールのうち、二人がスペイン人だ。ピアニストでは何といってもアリシア・デ・ラローチャが有名だが、歴史を一世紀さかのぼれば、アルベニスもグラナドスもファリャも皆、傑出したピアニストだった。テクニックがある作曲家は、テクニックが必要な曲を書く。自分が弾けるから、他の人が弾けるかどうかなんて考えたりしない。自らの音楽の境地が深まり、演奏の腕前が上がれば上がるほど、作品に必要なテクニックも高度になっていく。アルベニスの初期の作品は指なじみの良い曲が多いが、晩年の組曲『イベリア』は、浦壁さんによると、「おそろしく難しい」そうだ。おそろしくおそろしく難しいピアノ曲を楽々と弾きこなす浦壁さんが言うのだから、これはもう、おそろしくおそろしくおそろしく難しいのだろう。

そんな「歌」と「ピアノ」が創りだす小宇宙、それが「スペイン歌曲」だ。スペイン独特のリズム、スペイン独特の抒情、スペイン独特の人生観…。この「独特」だらけが溶け合い、ぶつかり合い、「独特の味わい」を醸し出す。その妙味!歌曲の伴奏というのは、なかなか難しい。なかでも、スペイン歌曲の伴奏というのは、かなり難しい。まさに、伴奏、ではなく、共演、だ。

オリジナルのピアノ曲に歌詞が後で付けられた「グラナダ」のほか、抒情あふれるトルドラの歌曲、これぞスペイン!の連打が迫る「エル・ビート」など、今回のプログラムでも、ピアノが大活躍する。ご来聴の方々、ぜひ歌とピアノ両方に耳を澄ませて、スペイン独特の小宇宙をお楽しみください。

第23回谷めぐみリサイタル《スペイン浪漫》
2014年10月4日(土)午後2時@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています。 詳しい情報は、上をクリック
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今日は、アルベニス「グラナダ」を、セゴビアのギターで、どうぞ。
(画面左上の白文字をクリック⇒フル画面)

by Megumi_Tani | 2014-08-27 23:01 | リサイタル | Comments(0)

共演ピアニストご紹介   

第23回リサイタル『スペイン浪漫』ピアニストは浦壁信二さん。『インタビュー記事』
今回で三度目の共演です

安定した超絶テクニック、深く穏やかな音色、柔らかい抒情で歌うかと思うと、ここぞ!という場面では圧倒的なパワーを発揮する。いや、発揮する、というよりも、作品の核に、妥協なく、どこまでもどこまでも迫る。煽る演奏ではなく、内奥を見つめる演奏。浦壁さんが弾くラベルを聴いて、私のラベル感が変わりました。
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明日6月15日、大阪で、浦壁さんのコンサートがあります。関西方面の方、いかがですか?
『グレイスフル・ピアノコンサート』

あんなにスゴイ演奏をするのに、いつも飄々としている。このお人柄が、お客様にまた人気!カタルーニャの歌曲から、グラナドス、ファリャ、アルベニスetc.の作品、ギターの名曲のヴォカリーズ版「わが心のアランフェス」「アルハンブラの想い出」、懐メロ「すみれの花売り娘」、お久しぶりの「エル・ビート」…。色とりどりのスペインを鮮やかに弾いていただきます。お楽しみに♪

第23回リサイタル《スペイン浪漫》
2014年10月4日(土)午後2時@Hakuju Hall
ご来聴をお待ちしています。 詳しい情報はクリック↑↑060.gif

by Megumi_Tani | 2014-06-14 20:31 | リサイタル | Comments(0)

ピアニストご紹介~浦壁信二さん   

第22回リサイタル『愛しのバルセロナ~Barcelona querida』では、ピアノの浦壁信二さん、合唱コール・シャンティーと共演します。今日はまず、ピアノの浦壁さんをご紹介させていただきます。

共演?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。一般には「伴奏」という言葉が使われますが、もうこれは絶対にありえません。ともに音楽を作る「共演者」、あるいは、時に保護者?時にナビゲーター?…。ソリストを生かすも殺すも、組む人次第。腕前と相性が良ければ、そりゃもう百倍も千倍も(笑)上手く歌えます。逆の場合は、、、、、撃沈。

浦壁信二さん。超絶テクニック、繊細なタッチ、深く優しい音色、柔らかい感性…素晴らしいピアニストです。ものすごい実力とキャリアの持ち主なのに、どこまでも自然体、そして何より!しっかりとソリストを支えてくれます。柔軟かつ頼もしい。これまで共演された方々がそのあたりを語っているインタビュー記事があります。
アンサンブルが素晴らしい一方で、ソロが、また聴かせます。
昨年リリースしたCD『Ravel~水の戯れ』
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5月には川崎でコンサートがあります。お近くの方は、どうぞ!

初めてのリハーサルの時に、ふとバルセロナの恩師のピアノの音色を思い出したものでした。6月1日、Granados「ゴヤのマハ」をはじめ、ピアノの聴かせどころもたっぷりのプログラムです。独特のリズム、色彩感、熱く深い抒情…。歌とピアノの共演、スペイン歌曲の粋をお楽しみください。

by Megumi_Tani | 2013-03-21 00:08 | リサイタル | Comments(0)

ガリーナ・ヴィシネフスカヤ   

バルセロナの私の恩師は、世界的名歌手ビクトリア・デ・ロス・アンへレスをはじめ、多くの歌い手の伴奏を務めたピアニストだった。日々彼のピアノでレッスンを受けていた私は、知らず知らずのうちに「伴奏」の存在の大きさを骨の髄まで叩き込まれた。

伴奏者次第で、歌い手は自分でも信じられないほど(笑)うまく歌える。まぁ悲しいかな、その逆もある。伴奏⇒「伴い奏でる」と書くけれど、本当のところは、共に奏でる⇒「共奏」だ。練習もリハーサルも本番も、その区別なく、二人でひとつの音楽を創りあげていく。「共創」ともいえる楽しみ。

歌い手とピアニストの「共創」に初めて鮮烈な印象を受けたのは、時を遡ることン十年、大学時代のことだ。大阪で開かれた、ソ連(当時)のソプラノ、ガリーナ・ヴィシネフスカヤのリサイタル。ピアノ伴奏は夫君、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ。大変申し訳なく恥ずかしことだが、私はガリーナの名前も、チェロの世界的巨匠ロストロポーヴィッチのピアノの腕前も知らなかった。「へぇ~。ロストロポーヴィッチって、ピアノも弾くの?!」くらいの、軽い気持ちで出かけたのだ。しかし…素晴らしかった。二人が阿吽の呼吸で創りだす音楽。音を楽しむ姿。その豊かな空気に包まれ、会場中が幸せになった。ラメ入りのシンプルな黒いドレスに身を包んだ美しいガリーナ。大らかにピアノを奏でるマエストロ。二人の姿が今もはっきりと目に浮かぶ。「共に創る音楽の魅力」を初めて知った、忘れられないコンサートだ。

今年のピアニスト、浦壁信二さんは、ジュニア時代に、ロストロポーヴィッチ指揮ワシントン・ナショナル交響楽団と共演している。年代をたどってみると、ちょうど彼の共演と、私がマエストロ夫妻の演奏に感激したのが同じ時期ではないか、ということになった(つまり、浦壁さんは、私よりず~っとお若いのデス)。日本ではほとんど知られていないガリーナの話が通じるのは嬉しい驚きだった。

音楽の絆が時空を超えて人と人を繋いでいく。演奏する私達も、客席の皆様も、遠くから思いを寄せてくれる人達も、共に感じ合い、ひとつになる。そんなコンサートが憧れ!

ラフマニノフ「乙女よ、歌わないでおくれ」
Soprano:ガリーナ・ヴィシネフスカヤ
Piano:ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ


by Megumi_Tani | 2011-11-10 08:12 | リサイタル | Comments(0)